日本男道記

ある日本男子の生き様

道標(岡山県岡山市吉備津)

2005年08月28日 | 道標
道標は古くより旅人の道しるべとして、石等に里程や方向を示し、三叉路の路傍に立てられたものです。現在は全国画一化され道路標識にとって代わられ、道端に忘れられた様な存在になっています。散歩・ドライブの途中気をつけてみると、今なお大切に残されている道標を見かけます。私はなぜか風雪にたえ人々の往来を見守り続ける道しるべにひかれます。道標シリーズ第三十八段。
・所在地  岡山県岡山市吉備津 板倉
・建立年  文化三年(1806)
・建立者  不詳
・導(しるべ)正面 右 松山江八里足守二里
       右面 西 井山寶福寺江二里半
       左面 南 庭瀬江三十丁 右のぼり道左くだり道
       裏面 牛の鼻ぐり塚 九字の庭 ふくでんかい境内にあり
          文化三年山陽道板倉宿東三丁大橋 追昭和六十年四月復元
・撮影日   2005/08/07
・メモ   「真金十字路」は明治22年に板倉村と宮内村が合併して真金村になった時につけられた。この道標も戦後国道180号線に改修された時、福田海本部に移されていたが、再び真金十字路に立てたのであろう。(「岡山の道しるべ」より」
位置図





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2 コメント

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元あった場所に.. (地理佐渡・かんりにん)
2005-08-29 07:09:23
管理人様 おはようございます。



>この道標も戦後国道180号線に改修された時、福田海本部に移されていたが、再び真金十字路に立てたのであろう。



これが一番ですね。
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同感です。 (4126nk )
2005-08-29 17:44:03
こんにちは!



道路の拡張、改修の時に、少し配慮していただいて残していただけたらと思っています。



現実に以前あった道標が無くなったケースもありました、道路管理者に聞いてみようかと思っていますが・・・・。

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