日本男道記

ある日本男子の生き様

道標(岡山県岡山市吉備津)

2005年08月07日 | 道標
道標は古くより旅人の道しるべとして、石等に里程や方向を示し、三叉路の路傍に立てられたものです。現在は全国画一化され道路標識にとって代わられ、道端に忘れられた様な存在になっています。散歩・ドライブの途中気をつけてみると、今なお大切に残されている道標を見かけます。私はなぜか風雪にたえ人々の往来を見守り続ける道しるべにひかれます。道標シリーズ第三十一段。
・所在地  岡山県岡山市市吉備津 宮内
・建立年  不詳
・建立者  不詳
・導(しるべ)正面 右 きびつ駅いなり駅      
          左 にわせ駅 
・撮影日   2005/08/07
・メモ    旧道の三叉路にひっそりとある。この宮内周辺は吉備津神社の門前町として江戸時代には料理屋や妓桜が軒を並べて繁盛したらしい。近所の方の話によれば以前はこの道標の反対側に頼山陽の筆と評判されていた道標があったらしいが、盗難にあった後ダンプが引っ掛けた為、別の所に保管されているらしい。
位置図

近くにある、現在五十年に一回行われる屋根を葺きかえ中の吉備津神社。

吉備津神社HPはこちら




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2 コメント

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さりげないものですけど.. (地理佐渡・かんりにん)
2005-08-09 06:47:34
街の財産ですねぇ..。



管理人様 おはようございます。



今回で三十一号とのこと。

近辺の道標を記録して、この回数は

大変なものですね。



見るたびに思いますが、よくこれだけ

あるもんだなぁ..なんて感心します。



読者としては四十号・五十号と期待し

ますが..。楽しみにしています。



これだけ揃いますと、すでに街の隠れ

た財産であると思います。
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道標 (4126nk)
2005-08-09 17:02:13
コメントありがとうございます。

現在は自宅周辺の旧山陽道沿いに残存している道標を中心に集めています。

残念ながら岡山県内にはこの旧山陽道沿い以外にはあまり残っていないようです。

しかし出来うる限り探していきたいと思っています。百号を目指して!!
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