長野県の諏訪湖で「御神渡り(おみわたり)」の出現を判定する湖面観察が6日、始まった。担当する八剣神社(諏訪市)の宮坂清宮司(68)と
総代15人が同日午前6時半に集まり、水温と気温を測った。宮坂宮司は「きょうは小寒で、いよいよ本格的な寒さを感じる時期を迎えた。
御神渡りの出現を期待し、しっかりと観察していきたい」と語った。
御神渡りは、全面結氷した湖面の氷が寒暖差で膨張・収縮を繰り返し、山脈状にせり上がる現象。諏訪地方では、
諏訪大社上社の男神が対岸の下社の女神の元へ渡った道筋との言い伝えがある。
御神渡り出現を期待する八剣神社の宮坂宮司(右)宮坂大総代(左)=6日午前、長野県諏訪市
前回は2018年2月2日、5年ぶりに出現した。宮坂宮司によると、マイナス10度以下の気温が3日続くと、湖面は全面結氷するという。
この日の気温はマイナス2度、水温はプラス3.3度。「寒の入りにしては暖かい気もするが、(1月20日の)大寒に向け、寒気は強まる」と、
2年連続の御神渡り出現を見込んでいた。(2019/01/08-10:35)
総代15人が同日午前6時半に集まり、水温と気温を測った。宮坂宮司は「きょうは小寒で、いよいよ本格的な寒さを感じる時期を迎えた。
御神渡りの出現を期待し、しっかりと観察していきたい」と語った。
御神渡りは、全面結氷した湖面の氷が寒暖差で膨張・収縮を繰り返し、山脈状にせり上がる現象。諏訪地方では、
諏訪大社上社の男神が対岸の下社の女神の元へ渡った道筋との言い伝えがある。
御神渡り出現を期待する八剣神社の宮坂宮司(右)宮坂大総代(左)=6日午前、長野県諏訪市
前回は2018年2月2日、5年ぶりに出現した。宮坂宮司によると、マイナス10度以下の気温が3日続くと、湖面は全面結氷するという。
この日の気温はマイナス2度、水温はプラス3.3度。「寒の入りにしては暖かい気もするが、(1月20日の)大寒に向け、寒気は強まる」と、
2年連続の御神渡り出現を見込んでいた。(2019/01/08-10:35)