メディアに多い欠陥商品 2006年08月29日(火) 「ブログ阿智胡地亭の非日乗」から掲載
自動車から瞬間湯沸器など、欠陥商品の記事は新聞や週間誌、テレビなどに出ない日がないくらいよく目につきます。
それらの記事が掲載される新聞や雑誌、また報道するテレビ番組も実は全部「商品」なのですが、以前に比べてもこの「商品」が
殆ど全部欠陥品に近いという事がなかなか表に出ません。
小学校の教科書から活字になじむせいか「活字になったものは正しい」となんとなく自分は思い込んでいる。
どうもそれにつけこまれているような気がします。
欠陥の原因は次のようなことかと思っているのですが。
*どのマスコミもブランド大学出の25,6歳くらいからの“チョー優秀な連中”がノートパソコンを駆使して記事を作る。
前の同じような記事をコピー&ペーストして・・・。
同じ業界の中で、他社の記事のパクリをやるのがちょいちょい出て、最近表沙汰になるのが多いのは「コピー&ペースト」に
学生時代から馴れているから?
*直接取材しなくても警察もお役所も懇切丁寧な書き物を配布してくれる。勿論それには、かれらに都合の悪いことは
一切書かれていませんが。
*そして正社員はクーラーの効いたオフィスで編集。
取材現場は下請けの記者とカメラマン。彼らが被害者の自宅へ突撃取材をして、事件や事故で傷ついた家族をもっと傷つけても、
大手新聞や大テレビ局の経営者は、「以後気をつけるよう取材担当者に注意します」で終わり。
ブツの欠陥で怪我人や死人が出れば、髪の毛のあるなし色んな頭が下がるのをよく見かけるが、人の心を傷つけたり、
迷惑をかけたり、誤報をしてもマスコミの経営者が頭を下げるのを見たことはない。それらは本来大きな欠陥商品なのに。
誤報などの「お詫び」も時にはあるが、目に付かない場所に小さな記事ですまされることが殆んどだ。
☆印刷されていない白い紙面は一枚も出せない
何も映っていない白い画面を一秒も出せない
「特殊な商品」。
それが新聞、雑誌、テレビです。
何かを印刷せざるを得ない、
何かを電波に乗せざるを得ない。
そのためには「手段を選ばない」と言う前提がこの業界には昔から常にある。・・・・それが欠陥を常に内包している。
そういう思いで新聞やテレビと付き合って自己防衛しないと、いろんなアホなことを吹きこまれてワヤにされそうです。
一部引用・・・
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東京都での自宅療養を余儀なくされている感染者数は、入院調整中を含めて約2万5000人を超える。容態が急変して、亡くなる悲劇も相次いでいる。 医療を受けられずに重症化している感染者を救う手立てはないものか。自宅療養の患者を診療する在宅医からの「もう限界だ!」との悲痛な叫びに突き動かされて、東京都医師会の尾﨑治夫会長が提案するのが“野戦病院”だ。 感染者を一堂に集めれば症状を見守ることができる。医療側にとっても効率的だ。だが、行政の腰は重い。「都は現場をわかっていない」と怒りの声を上げる尾﨑会長のいら立ちは、頂点に達している。
「国も東京都も、やる気がないんだからムリだね。かつて安倍(晋三首相)さんは民主党政権を『悪夢』と言ったけど、今の状態こそ悪夢だよ」 感染者の急増が収まらない8月18日のことだ。筆者と電話で話す尾﨑会長の声は、明らかにいら立っていた。 ■「野戦病院を作らなければ乗り切れない」 自民党員である尾﨑会長が、本心から「悪夢」と思っているのかは、うかがい知れない。だが、憤懣やるかたない思いを抱いていることだけは確かだ。
尾﨑会長がFacebookに、突然“野戦病院”構想を打ち上げるメッセージを投稿したのは、その3日前の8月15日の深夜だった。画像クリックで全文に飛びます。
東京に「野戦病院」が絶対必要なのに進まない事情(東洋経済オンライン)#Yahooニュースhttps://t.co/hibdXmOeCR
— achikochitei (@achikochitei1) September 2, 2021