阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

ふれあい橋からスカイツリーと水鳥と河津桜を楽しむ

2023年03月08日 | 東京あちこち

23-03-05スカイツリーと水鳥と河津桜1

ふれあい橋からスカイツリーと水鳥と河津桜を楽しむ2

 

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神戸旧居留地の「道麺ータオメン」で坦々麺を。 そして映画【東京家族】      10年前の今日 2013年3月8日の本ブログに掲載

2023年03月08日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

山田洋次監督が「東京物語」をリメイクした映画「東京家族」を国際松竹で観た。上映時間が一日一回10時からだけになったのでそろそろ打ち切りかと思い腰を上げた。

リメイクは難しいが、世界の監督が世界の映画史の第一位に推した小津安二郎の「東京物語」のリメイクだから山田洋次監督でなければ、とても手が出ない企画だ。

言いたい文句はいろいろあるが 観て良かったとは思った。

 12時半ごろ終わってから、先日ネットであいかたが見つけた【坦々麺ランキング】のトップにあった旧居留地にある『道麺』に行った。

店は国際松竹のある国際会館から市役所に向かい、一号館の横を西に歩いてすぐのビルの西側にあるので映画館からは10分ほどだ。


坦々麺は三ノ宮の阪急西口ガード下の「悦記」に次いで旨かった。一時前に入ると女性客が9人で男子は自分一人だったので驚いた。

このあたりのビル街のワーキングウーマンは坦々麺好きが多いらしい。  →『悦記』  最近の「東京家族

 以下は東京家族関連。










世界一の映画に「東京物語」 英誌、各国の監督投票
2012/8/2 22:27 日本経済新聞

 【ロンドン=共同】英国放送協会(BBC)によると、英国映画協会発行の「サイト・アンド・サウンド」誌が2日までに発表した、

世界の映画監督358人が投票で決める最も優れた映画に、小津安二郎監督の「東京物語」(1953年)が選ばれた。批評家ら846人による投票でも同作品は3位だった。

 批評家部門では過去50年間にわたり首位を保ってきたオーソン・ウェルズ監督・脚本・主演の「市民ケーン」(41年)が2位に転落。

アルフレド・ヒチコック監督の「めまい」(58年)が首位となった。

 同誌は10年ごとに映画50選を発表。批評家部門で「東京物語」は前回2002年には5位、92年は3位だった。

同誌は小津監督が同作品で「その技術を完璧の域に高め、家族と時間と喪失に関する非常に普遍的な映画をつくり上げた」と評価した。

 「東京物語」は笠智衆、原節子らが出演。広島から子どもたちに会うために上京するが、つれなくされる老夫婦の姿を通して家族の現実を描いた。

 邦画では批評家部門で小津監督の「晩春」(49年)が15位、黒澤明監督「七人の侍」(54年)が17位、同「羅生門」(50年)が26位、

溝口健二監督「雨月物語」(53年)が50位となった。

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映画「ロビン・フッド」を観ました

2023年03月08日 | 音楽・絵画・映画・文芸
2011年01月06日(木)「阿智胡地亭の非日乗」掲載

日本で言えば鎌倉時代、十字軍の遠征からフランス経由で英国へ戻るイングランド王の軍勢の中に、ロビン・ロングストライドという弓の名手がいた。

映画の中でこの名前は典型的なサクソン人の名前だというセリフがあった。(Robin Longstride)

後に彼はシャーウッドの森に自由人として住み着き、時の法でアウトローとしてお尋ね者になる。彼はくにたみにロビンフッドという名前で呼ばれ、

英国王の圧政に苦しむくにたみの支えとなり、彼と彼の仲間の物語は伝説となって今に伝わる。

   この映画は、ロビンフッドがロビン・ロングストライドであった時期の物語である。

攻城のための装甲台車から、革袋に満たした石油を城の柵にくくりつけ、火矢で燃え上がらせる。

その後の騎士と射手と歩兵の白兵戦。自分がその場にいる臨場感。

スクリーンに光と影が投影されてすぐに、自分の中に既視感が生じた。これは黒沢明の映画で   白戸三平の劇画だと。

シンプルで面白い。そして作中にちりばめられたユーモアがいい。

剣が響き、矢音が鳴り、蹄の音が轟く。

大集団の騎馬軍団が走る走る。射手隊から放たれる矢は切れ目なく空を飛び、フランス騎士団をめがけて落ちていく。

現時点で最新最高のコンピューターグラフィック技術を使っているのだろうが、ドーバー海峡に面した海岸の長く広く続く戦闘画面に何の破綻もない。

(終わりに流れるスタッフの名前を見ていくと、デジタルカラー技術のところにKent Nakamuraの名前があった。

ハリウッド映画を観るときは必ず 最後のスタッフ名まで見るが、どの映画にも日系人と思われる名前がある。

クリント・イーストウッドの映画では美術監督に同じ日系人が継続して起用されている)

 アラフォーの主演の男女の役者には惚れた。

脇役にマックス・フォン・シドーがいるのにも驚いた。

騎士と夜は耳で聞くと同じ発音だが、「素晴らしいナイト」を誤解して聞いてしまったヒロインの恥じらいの表情も良かった。

金と人と技術を十分にかけたこの映画は、映画製作に携わる各国のどんな映画人にも、嫉妬と称賛の気持ちを起こさせるのではないか。

この「西洋中世大時代活劇」は2010年だからこそ、出来た映画だろう。

エンドロールを見ていると、クロサワが自分の作品の脚本段階で必ず描いていた「絵コンテ」様のバックが流れた。

そして原案に3人の名前が挙がっていた。

彼らもまた黒沢組のようにどこか宿屋に3人でこもり、一人ひとりの役のキャラクター作りから筋書まで合作で作った・・ような気がする。

 三船敏郎に配した敵役、仲代達矢のような、ロビンに最後に射(い)殺される悪役の面魂も見る価値がある。

そして全編に流れる音楽もやはり黒沢映画を思い起こさせる要因の一つだと思った。

あちこちで映画評が出ているだけを知り、それ以外に何の予備知識もなく映画館のシートに座った。

シニア料金1000円でこんなに楽しませてもらって申し訳ないと思った。

お勧めの映画です。click→リドリー・スコット監督、『ロビン・フッド』について大いに語る インタビュー1

 
画「ロビンフッド」予告編
公式HPはこちら

 

 
 
 
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03月07日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年03月08日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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