ここから3分の場所にあるスーパーマーケットのすぐ隣に「サンワローラン」というパンの工場がある。
工場に付随して小さな販売店がある。
パンを買うとコーヒーは無料だ
パンの耳も希望者には無料で提供される。私は初めて訪ねて パンの耳のことを知らない人だと店員さんがわかってくれたようで
「耳は無料ですがどうされますか」と聞いてくれた。持って帰った厚いパンの耳は切ってピザ風のベースになり
買って帰ったパンと同様皆に大好評だった。
外のテラスでサンドイッチとコーヒーを楽しんだ。
好評だったメロンパンはこの日は一個しか残っていなかったので歩いて15分のこのパン工場にはまた行こう。
この町のいろんな店の店員さんは辺りに住む住人のパートさんが多いと思うが、殆どの人が節度あるふるまいと言葉で人に接している。
一見冷たいようにも見えるが過剰な「おもてなし」ではない、自然な 近所の人に対するようなさりげない気配りが私には気持ちがいい。
パンと内部の写真はこちらのブログから引用
このパン屋さんがここにあることを知ったのは小野寺史宜さんの小説「ライフ」だったか「ひと」だったかの登場人物が勤めたいなあという
感じで当地が舞台の小説の中に出ていた会社だからだ。工場は☆印の場所にあり準工業地区の周辺は集合住宅も多くぼちぼち切れ目なくお客さんが来ていた。
ちなみに半藤一利さんがアメリカ空軍のB29大編隊による東京下町大空襲により逃げまどい最後に飛び込んだ旧中川の橋が
マップの中にある「平井橋」です。半藤さんは辛うじて助かりましたが、アメリカが日本の首都の下町の民間人皆殺しを目指した焼夷弾による
絨毯爆撃のあと(10万人の民間日本人が2時間で焼殺された)、旧中川には多くの老若男女問わず沢山の屍が水に漬いて漂っていたそうです。
江戸川区公式サイトから・・「東京大空襲(昭和20年)での小松川平井地区の罹災者は約40,000人、旧中川での死者は約3,000人と伝えられています。」
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