葉桜を探して遠出しました。
足を痛めて半年ほど家を一歩も出ることが出来なかった相方が、気温が上がったこの一か月ほど前から、
少しづつ外へ歩くことが出来るようになりました。天候が良ければリハビリで散歩の距離を日々増やしています。
葉桜を見ながら山手幹線まで歩いてカトマンズカレーの店に入りました。
カトマンドゥランチをオーダー。
スープとラッシー
店はバス停のすぐ近くにあります。
1時半に入っても、それから7席あるテーブルが空くことなく客が来ました。ファミリー向けのやや日本ナイズした味付けがいいのでしょう。よく流行っています。(後でネットで見ると、ネパールカレーはインドカレーと違って全般的にマイルドだそうです。ということで日本化しているのかどうかはわかりません)
カレーの味は可もなく不可もなし。ココナッツミルクがベースのカレーかなと思いました。プレーンナンは卵が入っているような、甘さが感じられました。
食べたあと相方と同じ言葉が同時に出ました。カレーはやはり『デリーキッチン』だねと。
西宮北口にある店なので、半年以上足が遠のいていますが、日本人の舌に合わす気のないあの北インドそのままの味が懐かしい。足が良くなってきたので、もうしばらくしたら行けそうです。帰り道も葉桜がきれいでした。
カナメも若葉が美しい。
足を痛めて半年ほど家を一歩も出ることが出来なかった相方が、気温が上がったこの一か月ほど前から、
少しづつ外へ歩くことが出来るようになりました。天候が良ければリハビリで散歩の距離を日々増やしています。
葉桜を見ながら山手幹線まで歩いてカトマンズカレーの店に入りました。
カトマンドゥランチをオーダー。
スープとラッシー
店はバス停のすぐ近くにあります。
1時半に入っても、それから7席あるテーブルが空くことなく客が来ました。ファミリー向けのやや日本ナイズした味付けがいいのでしょう。よく流行っています。(後でネットで見ると、ネパールカレーはインドカレーと違って全般的にマイルドだそうです。ということで日本化しているのかどうかはわかりません)
カレーの味は可もなく不可もなし。ココナッツミルクがベースのカレーかなと思いました。プレーンナンは卵が入っているような、甘さが感じられました。
食べたあと相方と同じ言葉が同時に出ました。カレーはやはり『デリーキッチン』だねと。
西宮北口にある店なので、半年以上足が遠のいていますが、日本人の舌に合わす気のないあの北インドそのままの味が懐かしい。足が良くなってきたので、もうしばらくしたら行けそうです。帰り道も葉桜がきれいでした。
カナメも若葉が美しい。
4月某日、阪神新在家駅歩いて1分の居酒屋「大学」で4M会がありました。しばらく西の故郷に帰っていて、ひさしぶりに参加したメンバーを囲んで、ゆっくりした時間を過ごしました。前回のエントリーに書いた通り、この店は板さんが二人いるので、オーダーすると、打てば響く間合いで料理が出てきます。それは食べて飲むタイプの呑み助には嬉しいことです。しめイワシは旨くて追加でもう一皿ーダー。
鮎の南蛮漬けがいける。
和風酢豚もなかなかだ。
〆は日本蕎麦の坦々麺。前回李欧さんに教えてもらったが旨い。
鮎の南蛮漬けがいける。
和風酢豚もなかなかだ。
〆は日本蕎麦の坦々麺。前回李欧さんに教えてもらったが旨い。
鳥小屋やケージではなく、放し飼いにされているニワトリの卵を頂きました。一つ一つが大切に容器に入れられていました。
殻も固くて割るのにも力がいるほどです。生の卵を普通に家庭で食べるのは、世界広しと言えども日本だけです。衛生管理が行き届かないととても無理なことと、食感が受け入れられないのが理由のようです。地鶏の卵、熱々のご飯、紀州「湯浅」の醤油。この三つが揃えば、こんな幸せなことはありません。Yさん有難うございました。
◎阿智胡地亭便り#52 コウベローカル噺④インド料理を・・ 2004.02.24記
毎年、初詣のあとインド料理店に行くことにしているが、今年は出かけようと思った日が寒かったりして行っていなかった。
先日結構暖かい日があって、思い立って昼に「ゲイロード」に出かけた。
震災前に三宮の神戸市役所近くにあった「Gay lord(陽気な殿様)」は、当時ロンドンやパリにもチエーン店があって、長身のインド人給仕頭が黒服に身を固め、広い店を笑顔で仕切っていた。ボーイも皆インド人で、店の雰囲気は高級レストラン風だった。
その店が震災後中山手通りに移転したのは知っていたが、移転先には行ったことがなかった。
昭和55年ごろ、ボンベイ(ムンバイ)港湾局の施設部長を日本に呼んで四国の工場や神戸港に案内したことがある。彼は、ベジタリアンの中でも厳密な方の菜食主義者で、東京のレストランで彼のために特注した焼き飯を、「この焼き飯の前に肉を使った料理に使われたフライパンが、そのまま使われているようだ。米飯に肉の臭いがするから食べられない」と言ったりして、食事では大汗をかいた。
「ゲイロード」にはさすがにベジタリアンメニューが普通にあって、案内したこちらもも施設部長もホットした。彼は驚くほど沢山食べた記憶がある。成田到着から何日も、腹を減らしていたのかと、少し気の毒だった。
余談ながら、一緒に泊まった三宮のホテルの朝食で、私が和定食の白飯に生玉子をかけて食べだしたら目を丸くして驚いて見ていた。聞くと生まれて始めてこういう食べ方を見たという。
後でなんかで読んだのだが、世界中でも、玉子をこうして食べるのは日本だけらしい。
それにしてもベジタリアンは海外に出るのは大変だなと思った。原理原則なき民である日本人の中でも、阿智胡地亭は、和洋中華印度朝鮮蒙古なんでも、「うまければどこの料理でもいい」と思っているのだが。
新しい店は、神戸に多いインドレストランの中でも広い方だった。雰囲気は、前の店に比べると気安い感じの店になっていた。入ってすぐのところのガラス越しに「タンドウール(タンドリ)」窯が置かれてインド人の料理人が二人いる。 接客は若手の男性1人とインドの民族衣装を着た女性が二人がしていたが、皆日本人だった。
ランチタイムメニューには定食が3種類あったけど、久しぶりのインド料理なので、定食ではなく、メニューからいくつか選ぶことにした。こちらはまず、ボンベイ出張時に良く飲んだジントニック(インドではいいジンが出来る)を頼んで、料理のチョイスは相方に任せた。
奥の方に中年の男女10人くらいが、何かの集まりの昼食会をしているのと、若い二人連れと若い男一人客にサラリーマン風の男二人の客が居た。オーダーしている間に隣の席に黒人とスーツをぴしっと決めた若い日本人が座った。黒人は派手なウインドウブレーカーを着て、日本の食べ物では何が食べられるなどと話しだした。オリックスの新しい外人選手と球団の通訳かも知れない。
オーダーはミックス・タンドリプレート(チキン、マトン、サカナ、エビ)、野菜のサモサ、チキンマサラカレーとドライカレーに決まり、それにプレーンナンを取ることにした。
食べ始めて暫らくすると、近くの窓側の席に大柄な老年のインド人が一人で来て座り、すぐ追いかけて別の同年輩の白髪の一人が来て握手をした後、向きあって座った。long time no see・・・と話し出して、娘が18になり、ハイスクールを卒業・・と聞こえて来た。久しぶりに友達どうしが、この店で落ち合い、一緒に食事をしてお互い近況を話しているのだろうと思った。インドの言葉ではなく、英語で話をしているところからすると、同じインドでも言葉が違う別々の土地の出身者が、神戸に住み着いて知り合ったのだろう。
料理がおいしかったので、相方にブツブツ言われながら、ジントニックを追加でもう一杯頼んだ。
どの皿もスパイシイーでおいしかったが、量がたっぷりあったのでドライカレーは少し残した。
一時間半ほどゆっくり居て、店を出た後どうだったと相方に聞きたら、前より料理が日本化していると言う。どこが?と聞くとグリーンピースを使いすぎと言う。言われてみれば確かにそうだった。何かの食材をグリーンピースに代用させているのかも知れないが、女の目は男と違う。
味は多少日本化しているかも知れないが、それなりにおいしく食べた。 前は法人客が多かったが、今は主として日本人の個人客を主な顧客にしているようだから、多少日本化しないとやっていけないのだろう。
彼女は次回のインド料理は、北野町にある「ガンダーラ」の本店に行ってみようと言った。いきつけだった阪急三宮駅前の「ガンダーラ」の支店は数年前に閉店してしまっていた。
結局「ゲイロード」は新たなリピーターを作れなかったようだ。 了
「阿智胡地亭便り」
殻も固くて割るのにも力がいるほどです。生の卵を普通に家庭で食べるのは、世界広しと言えども日本だけです。衛生管理が行き届かないととても無理なことと、食感が受け入れられないのが理由のようです。地鶏の卵、熱々のご飯、紀州「湯浅」の醤油。この三つが揃えば、こんな幸せなことはありません。Yさん有難うございました。
◎阿智胡地亭便り#52 コウベローカル噺④インド料理を・・ 2004.02.24記
毎年、初詣のあとインド料理店に行くことにしているが、今年は出かけようと思った日が寒かったりして行っていなかった。
先日結構暖かい日があって、思い立って昼に「ゲイロード」に出かけた。
震災前に三宮の神戸市役所近くにあった「Gay lord(陽気な殿様)」は、当時ロンドンやパリにもチエーン店があって、長身のインド人給仕頭が黒服に身を固め、広い店を笑顔で仕切っていた。ボーイも皆インド人で、店の雰囲気は高級レストラン風だった。
その店が震災後中山手通りに移転したのは知っていたが、移転先には行ったことがなかった。
昭和55年ごろ、ボンベイ(ムンバイ)港湾局の施設部長を日本に呼んで四国の工場や神戸港に案内したことがある。彼は、ベジタリアンの中でも厳密な方の菜食主義者で、東京のレストランで彼のために特注した焼き飯を、「この焼き飯の前に肉を使った料理に使われたフライパンが、そのまま使われているようだ。米飯に肉の臭いがするから食べられない」と言ったりして、食事では大汗をかいた。
「ゲイロード」にはさすがにベジタリアンメニューが普通にあって、案内したこちらもも施設部長もホットした。彼は驚くほど沢山食べた記憶がある。成田到着から何日も、腹を減らしていたのかと、少し気の毒だった。
余談ながら、一緒に泊まった三宮のホテルの朝食で、私が和定食の白飯に生玉子をかけて食べだしたら目を丸くして驚いて見ていた。聞くと生まれて始めてこういう食べ方を見たという。
後でなんかで読んだのだが、世界中でも、玉子をこうして食べるのは日本だけらしい。
それにしてもベジタリアンは海外に出るのは大変だなと思った。原理原則なき民である日本人の中でも、阿智胡地亭は、和洋中華印度朝鮮蒙古なんでも、「うまければどこの料理でもいい」と思っているのだが。
新しい店は、神戸に多いインドレストランの中でも広い方だった。雰囲気は、前の店に比べると気安い感じの店になっていた。入ってすぐのところのガラス越しに「タンドウール(タンドリ)」窯が置かれてインド人の料理人が二人いる。 接客は若手の男性1人とインドの民族衣装を着た女性が二人がしていたが、皆日本人だった。
ランチタイムメニューには定食が3種類あったけど、久しぶりのインド料理なので、定食ではなく、メニューからいくつか選ぶことにした。こちらはまず、ボンベイ出張時に良く飲んだジントニック(インドではいいジンが出来る)を頼んで、料理のチョイスは相方に任せた。
奥の方に中年の男女10人くらいが、何かの集まりの昼食会をしているのと、若い二人連れと若い男一人客にサラリーマン風の男二人の客が居た。オーダーしている間に隣の席に黒人とスーツをぴしっと決めた若い日本人が座った。黒人は派手なウインドウブレーカーを着て、日本の食べ物では何が食べられるなどと話しだした。オリックスの新しい外人選手と球団の通訳かも知れない。
オーダーはミックス・タンドリプレート(チキン、マトン、サカナ、エビ)、野菜のサモサ、チキンマサラカレーとドライカレーに決まり、それにプレーンナンを取ることにした。
食べ始めて暫らくすると、近くの窓側の席に大柄な老年のインド人が一人で来て座り、すぐ追いかけて別の同年輩の白髪の一人が来て握手をした後、向きあって座った。long time no see・・・と話し出して、娘が18になり、ハイスクールを卒業・・と聞こえて来た。久しぶりに友達どうしが、この店で落ち合い、一緒に食事をしてお互い近況を話しているのだろうと思った。インドの言葉ではなく、英語で話をしているところからすると、同じインドでも言葉が違う別々の土地の出身者が、神戸に住み着いて知り合ったのだろう。
料理がおいしかったので、相方にブツブツ言われながら、ジントニックを追加でもう一杯頼んだ。
どの皿もスパイシイーでおいしかったが、量がたっぷりあったのでドライカレーは少し残した。
一時間半ほどゆっくり居て、店を出た後どうだったと相方に聞きたら、前より料理が日本化していると言う。どこが?と聞くとグリーンピースを使いすぎと言う。言われてみれば確かにそうだった。何かの食材をグリーンピースに代用させているのかも知れないが、女の目は男と違う。
味は多少日本化しているかも知れないが、それなりにおいしく食べた。 前は法人客が多かったが、今は主として日本人の個人客を主な顧客にしているようだから、多少日本化しないとやっていけないのだろう。
彼女は次回のインド料理は、北野町にある「ガンダーラ」の本店に行ってみようと言った。いきつけだった阪急三宮駅前の「ガンダーラ」の支店は数年前に閉店してしまっていた。
結局「ゲイロード」は新たなリピーターを作れなかったようだ。 了
「阿智胡地亭便り」
葉桜を探して遠出しました。
歩いていると新しくパン屋が開店していました。聞くと去年の11月にオープンした店だそうです。そう言えばチエーン店のようでチラシが入っていました。
カレーパンやホットドッグ、調理パンと飲み物を買い、近くの公園のベンチでランチにしました。
帰りに小さな花が咲いている場所をみつけました。
歩いていると新しくパン屋が開店していました。聞くと去年の11月にオープンした店だそうです。そう言えばチエーン店のようでチラシが入っていました。
カレーパンやホットドッグ、調理パンと飲み物を買い、近くの公園のベンチでランチにしました。
帰りに小さな花が咲いている場所をみつけました。
元町の月曜会で4時間のみ続けて、帰りの電車に乗る前、腹が減っているのに気が付きました。
前から気になっていた阪急三宮駅西口JRガード下の「悦記」に入りました。表のメニューを前に見た時試してみたかった“坦々麺”をオーダー。食べ終わって680円を支払う時に、一言「旨かった!」とだけ言ったら、若い店主がニッコリ笑いました。おそらく彼の自信作のメニューだと思います。唐辛子をうまく使った旨みのある辛味が、神田の「四川一貫」の坦々麺に並びます。ようやく神戸でも本物の“坦々麵”を出す店を見つけました。同じくメニューにある焼きビーフンも次回試してみます。
食べだしてから写真を取ることを思い出しました。次回は出てきたばかりの坦々麺を撮影します。
前から気になっていた阪急三宮駅西口JRガード下の「悦記」に入りました。表のメニューを前に見た時試してみたかった“坦々麺”をオーダー。食べ終わって680円を支払う時に、一言「旨かった!」とだけ言ったら、若い店主がニッコリ笑いました。おそらく彼の自信作のメニューだと思います。唐辛子をうまく使った旨みのある辛味が、神田の「四川一貫」の坦々麺に並びます。ようやく神戸でも本物の“坦々麵”を出す店を見つけました。同じくメニューにある焼きビーフンも次回試してみます。
食べだしてから写真を取ることを思い出しました。次回は出てきたばかりの坦々麺を撮影します。