阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

日乗   3月27日 中島岳志の本「思いがけず利他

2023年03月28日 | 阿智胡地亭日乗

終日在宅 録画の番組を見る。本読み二冊。

〇  TBS 1   報道特集  放送法の真髄、 旧統一教会の地方議員サポート

   NHK E  日曜美術館  アートシーン 「芳幾・芳年 ―国芳門下の2大ライバル」 

   NHK E  日曜美術館           辻村史朗の「器と心」

         辻村史朗さんと言う陶芸家を初めて知った。自分で自分の世界を切り開いていった人。笑顔が素敵だった。

〇  信頼している若手の物書き中島岳志の本「思いがけず利他」を三分の一ほど読んだ。

   人間の業や歎異抄のことを立川談志と落語文七元結を題材にして書いている下りが面白い。

〇  東海林さだお 「ヒマつぶしの作法」 ショージ君の文章は漫画と同じくらい優れモノだ。

     生ナマショージ君の「日本の世間さまの同調圧力」に屈しない生き方はほんに涙ぐましいワ。

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期間    2005年12月3日 ~ 2023年3月28日 
 
 本日 200万IPを越えました。ありがとうございます。
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03月27日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年03月28日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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はんなり古都・金沢(1/2)               千葉県印旛沼の畔の里山住人さんが五人で金沢の家族旅行を楽しんだ。

2023年03月27日 | 下総の国の住人Kさんの寄稿アルバム集

久しぶりに印旛沼の里山住人のKさんから便りがありました。

⇒  オーストラリアに住む娘家族が来日したので5人で金沢へ旅行した。

金沢へは1年半前に団体ツアーでひがし茶屋街、兼六園をそれぞれ1時間ぐらい滞在したが

今回は3日間の自由旅行でのんびり散策、グルメを堪能した。

 

 昼頃金沢駅に着いて荷物をホテルに預けて散策に出かけた。

ほとんどの観光地は徒歩圏内で、観光地を周る循環バスも運行されているので自由観光に最適。

まず長屋武家屋敷跡に行ったが団体、個人旅行を含めて外国人旅行客が多かった。

 

次に鼠多門をくぐって玉泉院丸庭園へ、ここは金沢城内で門、庭園とも近年復元されたもの。

NHKで放送された千田先生の「絶対行きたくなる!不滅の名城 金沢城」を見て勉強してから

行ったので少しは理解度が違ったと思う。 

 

鼠多門へ戻り尾山神社へお参りして、尾山神社神門を経てホテルに戻った。

尾山神社神門は和漢洋折衷の建築様式で上部のステンドグラスが異彩を放っている。

 

翌朝は近江町市場で朝食をとりひがし茶屋街へ、外国人観光客と春分の日の祝日で日本人も多かった。

次は兼六園へ、梅園の紅梅が奇麗だった。

兼六園、金沢城ともに65歳以上は入場無料、ボランティアガイドが各所に配置されていて金沢市が

観光に力を入れているのがよくわかる。

 

次は石川門をくぐって金沢城へ、この一帯は明治維新後日本陸軍、戦後は金沢大学のキャンパスとして

利用されていたが金沢大学移転後2001年より金沢城復元整備事業が始まり景色が一変した。

現在二の丸の発掘調査中でいずれ復元されるという、ただし30-50年後になりそうとのこと。

 

3日目の朝も近江町市場で朝食後金沢城黒門口へ、入ると大きな芝生広場で早咲きの桜が咲き始めていた。

この日は快晴で青空、お城の写真を撮りなおして主計茶屋街へ向かった。

ここにはお土産物屋等のお店は無く観光客はほとんどいない静かな茶屋街だった。

ここに泉鏡花の名作「照葉狂言」にちなんでなずけられた照葉さくらが咲いていた。

 

春分の日の前後3日間の金沢滞在、

1)市内の大通りは電線が地下化されていてすっきりしている

2)観光客の80%は20代、女性のほうが多い

  レンタルした着物姿がいっぱいいて町全体が華やかだった。

  最近年寄りの団体ツアーしか行っていなかったので驚きだった。

3)観光地が集中しているので皆同じ道を歩いている、バス・タクシーは使わず観光できた。

4)寿司を始めとしてグルメの街

 鼠多門 

玉泉院丸庭園

  トップの画像

 尾山神社神門

ひがし茶屋街

金沢城新丸広場の桜

 金沢城

 照葉さくら

新幹線の車窓から

 

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日乗   3月26日 KAWADE夢ムック総集編  ちばてつや「漫画家生活55周年記念号」

2023年03月27日 | 阿智胡地亭日乗

終日冷雨で在宅  録画テレビ番組と本で過ごす。

〇      日テレ1       マツコ会議   藤本美貴

       テレビ東京      出没アド街ック天国   阿佐ヶ谷

       NHK         心の時代-宗教・人生  「浦」と兄   歓待の言葉を求めて  作家・小野正嗣

       千葉テレビ      いいね信州スゴヂカラ 「大人気!日本一も生んだ 犀川河川敷の遊歩道」

      (いいね!信州スゴヂカラ 2023年3月11日)

       

〇  ちばてつや    KAWADE夢ムック総集編  ちばてつや「漫画家生活55周年記念号」を図書館で借りていたが読了した。

            「ちばてつやさん」はあの戦争を満州で生き延びてくれ、過酷な帰国体験を漫画という表現で残してくれたアーチストの一人だ。

             ちばさんは漫画作品が文学作品と全く同じく、人の心を動かすものだと「水木しげるさん」「手塚治虫さん」などと共に教えてくれる。

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本心は地方主権をやりたくない地方議会保守議員   竹原信一(元阿久根市長)の発言   2011年02月07日(月)「阿智胡地亭の非日乗」掲載  

2023年03月27日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

「大手メディアには評判が悪かった鹿児島県阿久根市の竹原市政。竹原氏が市長になる前は阿久根市は年間税収が20億。

議員手当と市役所職員の給与支出が17億円。市民の平均年収は160万円、職員の平均年収は700万円。

阿久根市の職員は家を新築する場合、市内には絶対に建てない。その理由は考えなくてもわかる。

昭和20年から66年経つと、公務員と一般市民にこんな格差が阿久根市ではついたらしい。」

阿久根市の竹原前市長のインタビュー。本音のトークには凄みと楽しさがある。

 竹原信一(元阿久根市長)独占インタビュー

 以下は竹原前市長のHPから引用。

役所と政治家が市民を裏切るしくみ

身分制度

 現代の日本には身分制度があります。公務員です。公務員は仕事の中身よりも、その中の身分によって待遇が決められます。

公務員たちにはそれぞれ職務という名前の係りがありますが、本質的に市民の暮らしには興味がありません。

なぜなら、市民の為になる事が自分たちの利益にならないのです。なるべく仕事をせず、職員仲間を増やし続ければ仕事が楽になる上、年金も有利になります。

労働運動や選挙でも大きな攻撃力を持つ事ができます。天下り先を作ったり、増税に成功すれば出世するようにしています。

すなわち「市民の不幸が公務員全体の利益」なのです。

子供扱い「民主主義」

この国では「公務員による公務員の為の政治」が行なわれてきました。

本来、民主主義とは、国家権力に対する住民主権主義であるのに、官僚たちが「住民間の多数決」の意味にすり替えました。

多数決のメンバーは役人が選びます。日本には本来の民主主義は無く、手続きだけの子供扱い民主主義であり、実質、公務員主権主義です。

このため、国民は戦うべき相手をすり替えられて正義感に自信を失っているのです。

公務員身分は大蛇の如し

公務員身分全体のあり様は蛇に例えれば良く分かります。地方公務員から官僚、警察官、裁判官に至る正規公務員が一匹の大蛇です。

市民が選挙で選んだ政治家はその「うろこ」に過ぎず、公務員大蛇を市民から守ります。

政治家が市民を上手に欺き、国の借金や税金を増やしたりして大蛇を太らせる役目をします。蛇は脱皮して大きくなっていきます。

賞味期限の切れた政治家は蛇の抜け殻として政治生命を終えます。 蛇は太り続けます。市民を喰い尽したら公務員を食い始めます。

公務員は自分が喰われるその瞬間まで喰う側に居続けるのです。

目隠しの為の報道

記者クラブは公務員に飼われています。日本が腐敗しきった役人主権国家であることに気付かせないように、目隠しをするのが主な仕事です。

日常化している警察や検察の裏金には触れないようにしています。 公務員と共に市民を欺き、市民派の政治家を徹底的にたたき落します。

記者クラブは公務員の為に世間の常識を創作する、それが商売なのです。

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03月26日に目に留まったSNS・メディアの記事

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新橋駅前第一ビルでランチに「東」の焼きビーフンを食べ、信州おさけ村に寄った。 

2023年03月26日 | 食べる飲む

これまで東京駅八重洲の南口から6分の雀荘でやってきた健康麻雀会は、行きつけの雀荘が土地再開発工事で有楽町へ引っ越すことになったので

交通の関係でメンバーに便利な神田の地に新しい雀荘を開拓することになった。昔 神田に13年間 勤務し、よく麻雀をしていた経験を買われ?、

メンバーから新雀荘のリサーチを託されていた。

  図書館の帰りに某日 新橋にランチに行く途中、神田で途中下車して雀荘回りをした。

神田には当然自分が遊んでいた頃の雀荘はすべて廃業していて看板もない。鼻を利かせてJR神田駅南口から歩いて5分以内の2軒の店内を覗いてみた。

 幸いすぐによさそうな店が見つかり、安心して昼食に新橋に向かった。

目的地は以前、時間がうまく合わず入店できなかったビーフンの店がある新橋駅前第一ビルの店だ。

ビーフンの店「東」はビルの2階にあり、近隣のサラーリマンやOLや定年族の人気店らしくしばらく並んでから入った。

 ビーフンの味付けは実にシンプルで台北や高雄で食べたビーフンとは違ったがこれはこれで旨かった。

 調味が和風の感じで 和中折衷の感じがした。680円という値段は人気店の理由の一つでもあるであろうと思った。

満足して「東」を出て一階の「信州おさけ村」に向かった。

 

頼んだセットはやはり諏訪セットになったしまった(笑)。

click→信州おさけ村

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川柳のパワーは普通のどこにでもいる日本人のパワーだ!

2023年03月26日 | 俳句、川柳

2011年02月06日(日)「阿智胡地亭の非日乗」掲載

懐かしい人を集めてくれた故人(ひと)   佐野 くすグッタリ

ニセモノの壺と知らずに逝った父      米沢 ア北斎

旧友と会って昔の自分知る         札幌 亡国TPP

趣味の欄 人には言えぬと記入する     山鹿 金木賢治

生前も死後も団体ちりめんじゃこ      柏原 柏原のミミ

国境を気にせず生きてこれた幸       相模原 水野タケシ

夕焼けを見なさいメールあとにして     いすみ 野原咲子

係長辞めて補充はアルバイト        川越 麦そよぐ

クラス会4人になって雀荘で        神奈川 カトンボ

人類が絶えると神も絶えるのか       川越 麦そよぐ

育て方はっきりわかる成人式        神奈川 福田うる虎

日本には近くて遠い隣国(くに)ばかり   柏 長谷川正利

自分史を書いてもいいが贈るなよ      岡山 百間川

AVを貸してくれたが8ミリで       和歌山 破夢劣徒

  いずれも「毎日新聞 万能川柳」から引用。

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日乗   3月25日

2023年03月26日 | 阿智胡地亭日乗

一日中 冷たい雨 

〇 終日在宅   テレビの録画を見る。

 NHK        あの人に会いたい  宮城まり子

 テレビ朝日     タモリ俱楽部  から耳アワー スペシャル

 テレビ朝日     題名のない音楽会  2台ピアノ

 NHK        新 日本の芸能 春らんまん 花の宴、 篠笛と胡弓

 BSテレビ東京    ワタシが日本に住む理由   新潟の大家族

〇 『「気のもちよう」の脳科学』 毛内拡 著 を半分ほど読む。

→「脳と心の関係は、コンピュータやスマホでたとえると、ハードウェアとソフトウェアの関係とも言える。」

 こんな文言もあり 知りたかった「心を病むとはどういうことか」などの研究内容もあり、ほんと面白い本だ。

この本の内容

調子が悪いとき、「気の持ちよう」などと言われることがある。だけど心のはたらきは、実は脳が生み出す生理現象に過ぎない。

あいまいで実体のなさそうな心を「脳科学」から捉えなおして、悩みにとらわれすぎない自分になろう。

この本の目次

第1章 心ってどんなもの?
第2章 脳ってどんなもの?
第3章 心を生み出す脳のはたらき
第4章 心が病むってどういう状態?
第5章 心を守る心のはたらき
第6章 「気の持ちよう」と考えてしまうワケ
第7章 「気の持ちよう」をうまく利用する
第8章 「わたし」ってなんだろう

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03月25日に目に留まったSNS・メディアの記事

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 世界一、侍ジャパン・栗山英樹の言葉 「稚心を捨てる」  大谷翔平を育てた監督が書いた本から

2023年03月25日 | ゲストルーム

(栗山英樹・著 『稚心を去る』より再構成)

 「稚心」とは「子どもっぽい心」のこと。

それを捨て去らない限り、何をやっても決して上達はしない、とても世に知られる人物となることはできない。

 まずは「稚心を去る」ことが、立派な武士になるための第一歩である。

幕末に生き、わずか25年という短い生涯を駆け抜けた武士・橋本左内は、数え年で15歳のときに、このようなことを書いている。

 いまも読み継がれる『啓発録』は、彼がこれから生きていく上での指針、強い決意のようなものをしたためたものだ。

 時代が違うとはいえ、これが、いまでいう中学生が打ち立てた「志」かと思うと、心から感服する。

 そしてこの「稚心を去る」が、人の能力を引き出すためにはとても重要な意味を持ってくると、最近、強く感じている。

成長を妨げているのは「子どもっぽい心」、要するに「わがまま」であるケースが多い。

みんな心の中に「大人の心」と「子どもっぽい心」が共存していて、うまくいかないと、すぐに「子どもっぽい心」が出てきて、人を「わがまま」にさせる。

 そして、余計なことまで考えて、いつもイライラしている。はっきり言って時間の無駄、何もいいことがない。

 これはいま、日本という国が抱えている多くの問題にも直結しているのではないだろうか。

 様々なニュースに触れるたび、よくそのことを思う。心が子どもであるがゆえ、大人になり切れていないがゆえのトラブルはあとを絶たない。

そういう自分も、まだ子どもだ。

 でも、この7年間(編集部注:本稿はファイターズ監督8年目に執筆した)で、大人になるスピードは間違いなく加速させてもらっていると思う。

 自分を捨てて、人のために尽くすということを、まだまだできてはいないけれど、真剣に向き合えるようにはなってきている。

だからこそ「子どもっぽい心」をときは、いつも責任を感じてしまう。

 どうして「大人の心」を引き出してあげられなかったのか、と。

結果が出ていれば、自然と「大人の心」が出てきて、誰でも「チームのために」となる。

 プロの世界は、特にそう。結果が出て、みんなが気分良くやれているときは、驚くほど「大人の集団」。

 難しいのは、結果が出ていないときにどうやって「大人の心」を引き出すか。

きっとそれを引き出すのが、監督の仕事なんだと思う。

「稚心を去る」、これがすべてだ。

 記事引用元

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茂木健一郎さんは「知の世界のお笑い芸人」だった! フェリシモ・神戸学校      10年前の今日 2013年3月25日の本ブログに掲載

2023年03月25日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

今回もまた現場・現物・現実の『三現主義』の効用を思い知った。もう10年以上、書いた文章を読み、出演するTV番組を見てきた茂木健一郎さん。

雑誌『神戸っ子』で、フェリシモの神戸学校の3月の講演に登場と知って出かけた。

やはり通しで、かつ編集なしでの人間ライブの現場に2時間半付き合えば、書物やネットを通じての理解とは違う面が見えてくる。

この芸人さんのお題は「私たちの脳としあわせについて ~しあわせはどこから来るのか?」。茂木さんは相当講演なれしていた。

笑いを取るツボをしっかり押さえていた。同じ芸人でも、芸人を演じることが出来る人と、その人間がそのまま芸人と言う人の2種類あるが、

この知能指数の高い芸人はまことに嫌味なく上手に芸人を演じていた。最初ステージに登場したときは意外にダサいおじさんだなと思ったが、

途中ではシャイとプライドのないまぜの人と思い、そして終わりには彼がとても男前に見えたのが面白い。

会場は神戸朝日ホールだった。このホールがある神戸朝日ビルにフェリシモ社の本社がある。もう18年前にこのビルには仕事で毎週通った思い出のビルだ。

フェリシモ社の配送センターのブログ記事は こちら



手練れの芸人の芸には何回も笑ったが、「もしこうだったら、こうなっていたはずなのに!」というフォーカスイリューージョンの例もその一つだった。

「もし私の母親がフランス人と結婚していたら、私はハーフだったのに。なんでママはお父さんと結婚したのよ!」。

人はこういう風に考えてしまうスパイルに時に陥るのだが、本人はこの想定のありえなさ、可笑しさに気がつかないものだと言う。

まず自分の現実を現実と認める、そこからしか始まらないと言う。

欠点の隣には長所があると言う。人と自分を比べても、脳的には幸せになる思考ではないと彼は言う。どうも「しあわせ」は人と自分を比べている限り来ない物のようだ。

彼の若いころからの夢の一つは、日本のことを世界に発信する学者になりたいと言うのがあったそうだ。まさにそれは今の日本に必要なことだと思う。

そしてこの人はそのことをやろうよと、皆に働きかける伝道者の役割を、講演芸人のカタチをとってアピールしている。しかし彼はひょっとしたらただの学者芸人で終わるか、

本来の夢を世界の場で実現するかの、クロスロードにいるかも知れないとも思った。

人はみな付き合ってきた人の人格を少しづつ受けて、その人間が出来上がると彼は言う。彼の幅広い多様なジャンルの人の付き合いからすると、

日本に今まではいなかったタイプのマルチ学者として世間様に貢献していくのかも知れない。

『感覚の持つ質感--クオリア』、なんだか胡散臭い物言いだ。しかし感覚にはそういう面があるような気もする・・。

わずか1200円の支出で脳をかき混ぜてもらう体験は、脳への刺激としては安いものだった。やはり無料のテレビ番組とは、有料の講演は敵のひたすらさが違う。

人はある意味、情報を脳にインプットして脳で情報処理をしてアウトプットを出すディバイスであるとすれば、

インプットする情報が旬のものか、新規のものか、まっとうなものか、不純なものか、などに大きく影響されそうだ。

今回の講演は「お代は見てのお帰り」ではなく、事前の振り込みではあるが、講演者と聴衆の呼吸の動きや、お互いの反応の「鏡の関係」は現場でしか味わえない化学反応だった。

なおその都度の、学校への入学金1200円は、「あしなが育英会・神戸レインボーハウス」を通じて、東日本災害で親を亡くした子供たちの基金にまわされるそうだ。

  フェリシモ神戸学校はこちら。「茂木健一郎 クオリア日記」はこちら

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日乗   3月24日 たまったテレビの録画を見る。

2023年03月25日 | 阿智胡地亭日乗

〇 終日在宅  たまったテレビの録画を見る。

    NHK サイエンス  ZERO  桁違いの大電力制御の力をもつ「ダイヤモンド半導体」の可能性

    NHK 英会話        大西泰斗の英会話☆定番レシピ    いよいよ今週のあと4回で 大西さん担当の一年192回が終わる。

     BS-TBS         報道1930   直近3日分はタイトルだけ見てコンテンツは見ずに録画削除 

    J:テレ         太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選   「頑張れ 居酒屋」

    テレビ東京        キラキラアフロ

    TBS            徹子の部屋  「伊東四朗」  彼以外の3日分は見ずに削除

             NHK BSP                    ヒューマニエンス 40億年のたくらみ  「退化」

 NHK以外の全番組は見る前にコマーシャルをブルーレイ録画から完全削除の作業をし、番組によっては早送りも入れたりして時間を短縮して見ている。

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03月24日に目に留まったSNS・メディアの記事

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小石川の播磨坂桜並木と小石川植物園で小雨の中の桜を楽しんだ。

2023年03月24日 | 東京あちこち

この日 散歩会の六人が手に手に傘を持って10:30茗荷谷駅に集合した。

まずは播磨坂桜並木へ向かう。

チョウセンエニシダの黄色もよかった。

小石川植物園は雨のせいでわずかな人しか入場していなかった。

小石川植物園の桜 2023-03-23

植物園の概要    小石川植物園のサイト

植物園航空写真

東京大学大学院理学系研究科附属植物園は、一般には「小石川植物園」の名で呼ばれ親しまれており、植物学の研究・教育を目的とする東京大学の教育実習施設です。 この植物園は日本でもっとも古い植物園であるだけでなく、世界でも有数の歴史を持つ植物園の一つです。 約320年前の貞享元年(1684)に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」がこの植物園の遠い前身で、明治10年、東京大学が設立された直後に附属植物園となり一般にも公開されてきました。 面積は161,588m2(48,880坪)で、台地、傾斜地、低地、泉水地などの地形を利用して様々な植物が配置されています。 この植物園は日本の近代植物学発祥の地でもあり、現在も自然誌を中心とした植物学の研究・教育の場となっており、特に東アジアの植物研究の世界的センターとして機能しています。 植物園本館には植物標本約80万点(植物標本は、東京大学総合研究博物館と一体に運営されており、全体で約190万点収蔵されています)、植物学関連図書約2万冊があり、内外からの多くの植物研究者に活用されています。 園内には長い歴史を物語る数多くの由緒ある植物や遺構が今も残されており、国の史跡および名勝に指定されています。

栃木県日光市には、1902年に設立された「日光分園」があり、東京では栽培の難しい山地植物に関する研究・教育が行われております。 この植物園も一般に公開されており、「日光植物園」の名前で親しまれています。 なお、日光分園の公開期間は4月15日から11月30日であり、冬期は一般公開をしていないことに御留意下さい。

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