阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年06月27日(水)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載

2024年07月28日 | 東日本大震災ブログ
2012年06月27日(水)
 
経産省は保安院の次長に口頭お詫びさせて終わらせてはいけない
 
米提供の放射線分布図未公表で県内謝罪行脚
(2012年6月27日 福島民友ニュース)

 政府が昨年3月、米国エネルギー省から提供された東京電力福島第1原発周辺の放射線分布地図を公表せず、住民避難に活用しなかった問題を受け、経済産業省原子力安全・保安院の平岡英治次長は26日、富岡、大熊、浪江各町を訪れ、政府と国の原子力災害対策本部の対応の不備を謝罪した。

 郡山市の富岡町役場郡山事務所で平岡次長から説明を受けた遠藤勝也町長は「人命尊重が優先されなかった。住民避難に最も大事な時期のデータで、より安全な避難指示の資料にできた。

平岡次長は『震災後の混乱で冷静さを欠いていた』などと説明したが、話にならない」と憤った。

二本松市の県施設で説明を受けた馬場有浪江町長は、平岡次長だけでなく一緒に訪れた文科省関係者に対しても「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)を含め人命に関わるデータを速やかに公表しないのは問題。隠蔽(いんぺい)体質だ」と厳しく非難した。

☆公文書で日本国民全員に経過説明と謝罪をしなくては終わらない問題だ。しかし刑事訴訟を受けている元院長などの指示で、こうして次長クラスの口頭お詫びでやり過ごそうとしている。
 
 
国民の代表である国会議員の一部が、官僚の戦略の一角を崩した日
 
消費増税 衆院可決 政権交代が終わった日
2012年6月27日 07時04分 東京新聞

衆院本会議で消費税増税法案が可決され、席を立つ野田首相(中)=26日午後、国会で(千葉一成撮影)

消費税率引き上げを柱とする社会保障と税の一体改革関連法案は二十六日午後の衆院本会議で民主、自民、公明三党などの賛成多数で可決、参院に送付された。消費税増税法案の採決で、民主党では小沢一郎元代表や鳩山由紀夫元首相ら五十七人が反対し、十六人が棄権・欠席した。

元代表は当面は党に残留しながらも、離党・新党結成に踏み切る意向を示唆。民主党は事実上の分裂状態となった。消費税増税への反対の世論が根強い中、野田佳彦首相はこうした民意に耳を傾けず、今国会中の成立を目指す意向を表明した。

 二〇〇九年の夏が、はるか昔に感じられる。一二年六月二十六日は、政権交代が終わった日だ。

 国民の圧倒的な期待を受けて政権を獲得した民主党はこの日、消費税増税の関連法案をめぐり、事実上の分裂状態に陥った。政権交代のけん引車だった小沢一郎元代表と民主党政権の初代首相・鳩山由紀夫氏を含む五十七人が反対するという、過去に例をみない事態。野田佳彦首相ら執行部も元代表らも、民主党に寄せられた約三千万人の民意を分断させてしまった罪は大きい。

 首相は党が割れるのを覚悟の上で、衆院選では約束しなかった消費税増税を実現しようとしている。そして衆院選で戦った自民、公明の両党と組む「疑似大連立」に踏み込んだ。

 民主党を押し上げたのは、霞が関と癒着して劣化した自民党政治に代わり、国民が主役の政治を実現してほしいという国民の期待だ。だが、期待はすぐに失望に変わってしまった。マニフェストの主要政策は、ほとんど結実していない。

その理由について民主党は、財源確保の見通しが甘かったことを上げるが、もしそうならば、霞が関の既得権にもっと切り込む道もあったはずだ。だが野田政権はその道を取らなかった。政権を取り、自民党時代から続く「主権在官」の体質に染まってしまったのだろう。

 政権の変質は消費税増税以外でも、ひっそりと進む。原子力基本法、宇宙航空研究開発機構法を改正。原子力と宇宙は平和利用に限るとの理念を捨て、軍事利用への道を開いた。自民党と連携し、そのタカ派的な体質まで引き継ぐようになると、どれだけの国民が想像しただろうか。

 民意と無関係なところで政治が動いている。正すのは、私たちの一票しかない。そのためにも、次の衆院選まで、政権交代が終わった日のことを記憶にとどめておく必要がある。 (関口克己)

<社会保障と税の一体改革> 高齢者に偏りがちな社会保障制度を子育て世代に広げ、安定財源確保のための税制改正を進めるとした取り組み。現在5%の消費税率を2014年4月に8%、15年10月に10%へ引き上げることが柱。3党は6月21日に関連法案の成立で正式合意。関連法案は26日に衆院を通過した。
 
 
保安院の要請にまだ応えていない関西電力
 
大飯原発の敷地内断層写真未提出 保安院要請に関西電力
(2012年6月26日午前7時16分)福井新聞

 再稼働準備中の関西電力大飯原発(福井県おおい町)の敷地内を走る軟弱な断層(破砕帯)が、活断層と連動して地表をずらす危険性が指摘されている問題で、経済産業省原子力安全・保安院は25日、関電に求めた破砕帯の写真が提出されていないことを明らかにした。

 保安院によると、要請には法的強制力はなく、関電は「写真を探しているが見つからない」としている。保安院は「データの要請は情報収集の一環」としており、大飯原発の破砕帯の活動性はないとの見解は変えていない。

 同日、参院議員会館で開催された市民団体などとの会合で保安院が明らかにした。

 保安院は、渡辺満久東洋大教授(変動地形学)らが今月初め、破砕帯がずれる危険性を指摘したのを受け、情報収集を始めた。1985年に関電が国に提出した大飯3、4号機の増設申請書に掲載された調査図面の原図と、破砕帯の写真を求めたが、原図しか提供されていないという。

 また、保安院専門家会議の委員のうち活断層に詳しい6人に非公式に見解を尋ねたところ、一部の委員からは「現地を調査するべきだ」との意見があったという。
 
 
沖縄県議会全会一致でオスプレイ配備に撤回意見書
 
スプレイ配備撤回求め意見書
6月26日 18時12分 NHKニュース

普天間基地に配備が計画されているアメリカ軍の最新型輸送機、「オスプレイ」について、沖縄県議会は「県民が強く望んでいる普天間基地の『一日も早い危険性の除去』に逆行する」として、配備計画の撤回を求める意見書を全会一致で可決しました。

アメリカ軍の「オスプレイ」を巡っては、開発段階での事故に続き、運用を始めてからもことし4月にモロッコで、また今月にはアメリカ国内で墜落事故が起き、沖縄県内では配備への反発が一層強まっています。

これを受けて沖縄県議会は、26日に開会した定例議会で、配備計画の撤回を政府に求める意見書を全会一致で可決しました。

意見書では「普天間基地の周辺だけでなく、訓練が計画されている沖縄本島や周辺の離島でも住民から不安や怒りの声が上がっている。配備は、県民が強く望んでいる普天間基地の『一日も早い危険性の除去』に逆行するもので、断じて許されない」としています。

沖縄県議会が、オスプレイの配備計画の撤回を求めて意見書を可決するのは、去年7月に続いて2度目で、事故が続いていることを受けて県内の反発がさらに強まっていることを示したことになります。

また、沖縄県の41すべての市町村の議会でも、これまでに配備に反対する意見書や決議を可決しています。
 
 
 住民ら120人が提訴 志賀原発 運転差し止めを
 
志賀原発 運転差し止めを 住民ら120人が提訴
2012年6月26日 東京新聞夕刊

北陸電力志賀原発1、2号機の運転差し止めを求め、金沢地裁に向かう原告団=26日午前、金沢市で

北陸電力志賀原発1、2号機(石川県志賀町)は安全性が確保されていないとして、富山、石川両県の住民ら百二十人が二十六日、1、2号機の運転差し止めを北陸電力(富山市)に求める訴訟を金沢地裁に起こした。

 訴えで原告側は「東京電力福島第一原発事故では想定を超える事態が発生し、従来の安全性に対する考え方の誤りが明らかとなった」と主張。

 また国の耐震設計審査指針について「最新の知見に立脚していない不十分なもの」とし「北陸電は原発周辺の複数の活断層が連動する可能性も想定しておらず、耐震設計上、志賀原発の安全性が確保されていないことは明白」と指摘している。

 その上で「原告は、事故や被害発生の不安がない安全で平穏な環境を享受する権利を平等に共有している」などとして、憲法が保障する人格権や環境権に基づく差し止め請求権を主張している。

 原告は訴訟の中で、志賀原発が被災した場合、放射性物質拡散などの危険性を指摘し、北陸電に安全性の立証を求める。

 提訴後、原告団長の北野進・石川県珠洲市議は「二度と福島の悲劇は繰り返させない。再稼働の動きも出てくると思うが、裁判に勝利して廃炉にさせたい」と話した。北陸電は「訴状を受領していないため、コメントは差し控えたい」とした。
 
 
事故後福島入りゼロだった東電 勝俣会長
 
東電・勝俣会長、あすの株主総会で退任 事故後福島入りゼロ
2012年06月26日火曜日 河北新報

国会事故調で「津波は想定外」と繰り返す東電の勝俣会長

東京電力の勝俣恒久会長(72)が福島第1原発事故後、一度も福島県に入らないまま27日の株主総会で退任する。

社長時代は原発再稼働の地元同意を取り付けるため、何度も福島県庁や原発立地地域を訪れた。「地域との共生」を強調しながら、事故後は一転して現地入りしない態度は、避難生活や風評被害で苦労する福島県民にどう映るのだろうか。

 勝俣氏が事故後、記者会見に応じたのは昨年の3、4月の2回だけだ。東電は、勝俣氏が表に出ない理由を「多忙」と説明してきた。
 数少ない公の場の発言で「逃げの姿勢」が追及されたことがあった。

 福島第1原発事故を検証する国会の事故調査委員会で「津波は想定外だった」と強調。「業務執行の責任は社長、現場対応の権限は発電所長にある」と述べた。

 委員の一人で福島県大熊町商工会会長の蜂須賀礼子さんが「勝俣さんは『僕には関係ない、責任がない』と言うばかりだ。どうして僕が責任者ですと言えないのか。どこの会社の会長なのか」と詰め寄った。勝俣氏は「権限的な問題を申し上げた」と受け流した。

 勝俣氏はかつて、積極的に福島県に入り、地元との信頼関係を重視する姿勢を強調した。2002年10月15日、原発検査データの改ざんによる経営陣の引責辞任で社長に就くと、翌日には福島県庁と双葉郡の原発立地町を訪問。「皆さんの信頼を裏切って申し訳ない」と謝罪した。

 改ざんの影響で県内の原発10基が全て停止した後は、再稼働の地ならしで頻繁に福島にやって来た。第1原発1号機の再稼働を前にした04年11月には、福島県富岡町で不祥事を総括。情報公開の徹底や企業倫理の順守などを誓い、「地元の信頼を取り戻すよう全社挙げて取り組む」と誓った。

 福島県を訪れない理由について、勝俣氏は広報部を通じて「経営問題に対応せざるを得ず、結果として伺う機会を失った。大変申し訳ない。退任後も1人のOBとして、福島の事故対応に力を尽くしたい」と回答した。
 
 
海上自衛艦のいじめで証拠を隠したと現役自衛官が告発
 
海自護衛艦虐待事件で「証拠隠蔽」――元国側代理人が実名告発
2012 年 6 月 26 日 6:06 PM 週間金曜日

〈防衛省、海上自衛隊をはじめ行政庁が嘘をつけば、国民はそれを前提に意思決定をすることになる。民主主義の過程そのものがゆがめられてしまう。いまからでも遅くないので、嘘をついていたことを認め、(隠している文書を)出してください〉

 海上自衛隊の現職が、国賠訴訟の国側代理人の不正について勇敢な告発を行なった。冒頭は法廷で明らかにされた告発文の一節である。

 この告発者は訴訟事務の過程で、文書隠しにはじまるさまざまな不正を目撃したという。驚いて調査を行ない、上司に報告したが、問題にはならない。公益通報をしたものの「そのような事実はない」と一蹴された。

〈嘘をついてまで、文書を隠してまで裁判に勝利してよいのか〉

 悩んだ末に、彼は原告弁護団に連絡をとり、不正を告白する。こうして今年四月、告発文が原告側の証拠として裁判所に提出された。法廷に並んだ国側代理人の顔に動揺が浮かんだ。

「たちかぜ」事件とは、艦に配属されたばかりの新隊員(1士)が古参の先輩(2曹、懲戒免職)から、玩具のガス銃で撃たれたり殴られる、恐喝されるなどの虐待を日常的に受け、二〇〇四年に自殺したという出来事だ。海自横須賀総監部は調査を行なうが「自殺と(虐待)の因果関係は認められない」と報告書で結論づけた。遺族は納得できず訴訟になる。

 告発文が指摘する不正のひとつは、この報告書の基になったとされる「隊員アンケート」をめぐるものだ。裁判で国側は「アンケートは破棄した」と主張。ところが彼はこれを目撃したというのだ。表に出ていない暴力や恐喝の実態が書かれていた。「破棄したことになっているので」と海上幕僚幹部の2佐が隠蔽を示唆する発言をするのを聞いたとも述べている。

 原告側(岡田尚弁護団長)は彼の証人尋問を請求する方針だ。東京高裁・鈴木健太裁判長の訴訟指揮が注目される。

「たちかぜ」訴訟、次回弁論は六月一八日午後三時、東京高裁(八二〇法廷、抽選あり)で開かれる。

(三宅勝久・ジャーナリスト、6月15日号)


たちかぜ自殺訴訟:乗員アンケート…幕僚長、存在認め謝罪
毎日新聞 2012年06月22日 16時36分

 護衛艦「たちかぜ」勤務だった男性1等海士(当時21歳)が04年に自殺したのは先輩のいじめが原因として遺族が国などに賠償を求めた訴訟の控訴審で、国側が「破棄した」と説明していた乗員アンケートの結果が実際には存在していることが分かった。杉本正彦海上幕僚長が21日、記者会見し明らかにした。

 存在が確認されたのは、1等海士の自殺後、海上自衛隊横須賀地方総監部(神奈川県横須賀市)がたちかぜの乗員190人に艦内でのいじめについて尋ねた「艦内生活実態アンケート」。1審で国側の指定代理人を務めた自衛官が「国はアンケート結果などを隠している」との陳述書を東京高裁に提出したことを受け同総監部内を調べたところ、監察官室のキャビネット内の個人ファイルに保管されていたのが20日見つかったという。

 杉本幕僚長は会見で「事実に基づかない誤った説明をしたことをおわびしたい」と述べ、調査委員会を設置し原因究明することを明らかにした。【山下俊輔】

 ▽国側指定代理人だった自衛官の話 存在を認めたことは評価したいが、まだウソをついている。コピーは海上幕僚監部などにも存在していた。
 
 
東京都が老朽発電所の更新で、国に建設的要望
 
老朽発電所の更新で都が要望
6月27日 5時18分 NHKニュース

東京都は、東京電力の老朽化した火力発電所を今後、更新する場合、電力会社以外の事業者が資金調達や施設の運営の面で新規参入できる仕組みを国が作るべきだとする要望をまとめました。

東京都によりますと、首都圏などに電力を供給する東京電力の火力発電所のうち、およそ4割が運転開始から35年を超えて老朽化が進んでいて、今後、電力を安定的に供給するためには、施設を更新する必要性が出てくると指摘しています。
一方で都は、原発事故を受けて東京電力が施設の更新に必要な資金をみずから調達するのは難しいとみています。
このため都は、要望の中で東京電力の老朽化した火力発電所を今後、更新する場合、電力会社以外の事業者が、資金調達や施設の運営の面で新規参入できる仕組みを国が作るよう、求めています。
具体的には、民間の資金を活用して新規の事業者の資金調達を支援したり、発電所の敷地を貸し出したりする対応が必要だとしています。
東京都は今月、6月末までに経済産業省など関係する国の省庁に対して要望を行うことにしています。
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ムラサキ山芋の葉っぱのカーテンが揺れる          今年四つ目の月下美人の花芽が大きくなっている 

2024年07月27日 | 花・草・木・生き物

 

またムカゴが大きくなって収穫しないので 葉が一枚出てきた。

ちかじか一夜だけの麗人として変幻してくれるはずだ。

 

 

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仲代達矢  5人の偉大な映画監督を語る

2024年07月27日 | SNS・既存メディアからの引用記事

Tatsuya Nakadai on Five Japanese Masters

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07月26日に目に留まったSNS・メディアの記事

2024年07月27日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年06月26日(火)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載

2024年07月27日 | 東日本大震災ブログ
2012年06月26日(火)
 
フジテレビ系も取り上げざるを得なくなった再稼動反対デモ
 
20120625 再稼働反対 首相官邸前に1万1000人
スーパーニュースアンカーより
大飯原発再稼働に反対する大規模なデモが首相官邸前で行われた。 このデモはツィッターなどで参加を呼び掛けたもので、警察によるとおよそ1万1000人が参加した。コメンテーターの一人はよく取材で首相官邸に行くので以前から知っており、この時も見たそうだが、1万1000人てことはないでしょうね、と語る。そして毎週やっているが、人数は激増していると言っていい。 さらに大阪の関西電力本店前でもデモがあったり、野田首相の地元の船橋でも2000人以上が集まりデモがあったという。
 
 
 
ドイツの環境団体が東京電力を表彰
 

東京電力:独環境団体が表彰 ブラックプラネット賞


毎日新聞 2012年06月26日 02時39分

世界で最も環境破壊を行った企業に毎年「ブラックプラネット賞」を贈っているドイツの環境団体「エテコン」が25日、福島市で記者会見し、

福島第1原発事故を理由に東京電力に昨年の賞を贈ると発表した。27日の株主総会で、黒く汚れた地球儀をトロフィーとして手渡す考えだ。

 アクセル・ケーラー・シュヌラ会長は会見で「東電は利益優先のため、原発に欠陥があるのを知りながら対策をしてこなかった。

人災を起こした経営者、大株主、原子力ムラの人々みなに贈りたい」と選考理由を説明。

会長らメンバー4人は東電株の保有者だが、東電側は「株主名簿に載っていない」と総会出席を拒んでいるという。

 エテコンの同賞はこれまでに、メキシコ湾で原油流出事故を起こした英石油会社BPなどが「受賞」している。【乾達】

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オスプレイの事故調査書に手を入れるよう圧力があった?
 
オスプレイ沖縄配備 「人為ミス」改ざん圧力 10年オスプレイ事故調査
2012年6月25日 琉球新報

【米ワシントン23日=松堂秀樹本紙特派員】米軍普天間飛行場に8月に配備予定の垂直離着陸輸送機オスプレイをめぐり、現場司令官の更迭や事故調査責任者の除隊が続いている。

米雑誌「ワイアード」が21日付で報じた。同誌は2010年にアフガニスタンで発生したオスプレイ墜落事故で「機体に問題があった」とする調査報告を空軍上層部が「人為的ミス」に改ざんするよう圧力をかけていたと指摘。米フロリダ州で6月13日に発生した墜落事故の直後に米空軍が「機体の構造的欠陥を疑うような理由はない」と発表したことを疑問視した。

 米国防総省はフロリダの墜落事故の調査が終了していないにもかかわらず「機体に問題はない」と繰り返し強調している。オスプレイ配備に県民が猛反発する中、事態収拾を急ぐ米側の説明に一層の疑義が生じそうだ。

 今回のフロリダ州の墜落事故で、訓練を指揮していた第8特殊作戦航空隊のグローバー中佐が更迭された。

 米国防専門誌「インサイドディフェンス」(電子版)は、グローバー中佐の解任理由について、事故機が所属していた空軍ハールバート・フィールド航空基地(フロリダ州)のスライフ司令官の見解を掲載。同司令官は「同航空隊に求められる高いレベルの任務を維持するため新たなリーダーシップが必要だった」と述べ、墜落事故を人為的ミスで収拾させたい米空軍の意向をにじませた。

 スライフ司令官は、現場の指揮官を更迭する一方、事故の全容が判明していない段階で「構造的欠陥はない」と発表。だが、こうした米軍の公式見解についてワイアード誌は「空軍は戦闘機の不具合の際にも人に責任を押し付けようとした過去がある」と指摘し、対応を疑問視。10年にアフガニスタンで墜落したオスプレイの事故調査責任者、ハーベル空軍准将(当時)がエンジン出力の低下を事故原因の一つに挙げた報告書をまとめた際に、空軍が「操縦士の責任にするよう」圧力をかけたことに言及した。

 ハーベル氏は報告書を提出後、除隊。米空軍の週刊誌「エアフォース・タイムス」に11年1月に掲載された記事で、同氏は「報告書の改ざんを求める強い圧力があったが、私の心と頭はパイロットのミスではないと言っていた」と述べ、真実を貫いたことを訴えている。

 ワイアード誌によると、00年にはオスプレイの構造的欠陥を隠すために整備記録を改ざんした米海兵隊のリバーマン中佐(当時)も更迭された。
 
 
使用済み核燃料関連のこの記事はネットから消えた。
 
☆中日新聞(東京新聞)一社しか報道しなかったが、webからは削除されている。日本学術会議から新聞社へイエローカード?
 画像をクリックすると拡大。
 
 
政府委員会の畑村委員長、東電最終報告書を批判
 
畑村委員長 東電の最終報告を批判
6月25日 21時44分 NHKニュース

 政府が設置した原発事故の調査・検証委員会の畑村洋太郎委員長は、25日の会見で、先週、東京電力が、みずからまとめた最終報告について、「自分たちに全く落ち度がないというのはおかしい」と批判しました。

この中で畑村委員長は、東京電力が今月20日に公表した最終報告で、事故対応は基本的に妥当だったと評価したり、事前の津波の想定や対策が、国や学会の基準に従っていたなどと弁明に終始したりしている点について、「自分たちに落ち度がないというのはおかしい。津波の想定や対策についても、誰かが決めたことに従っていればいいという考えに見えるが、それは違う」と批判しました。

 そのうえで、事故の当事者以外に立場の異なる複数の組織が事故を検証し、結果を公表して比較することが重要だという認識を示しました。 

また、去年6月以降、延べ769人から聞き取りを行い、ほぼ調査を終えたということで、最終報告を来月23日に公表することを明らかにしました。
 
 
いわき市在住の避難者2万人超 行政サービスコスト膨らむ一方
 
焦点 避難者2万人超えるいわき市 膨らむコスト、先見えず
2012/06/25 河北新報

家庭ごみを収集するいわき市環境整備公社の職員。避難者の流入でごみの総量が増えている=いわき市内郷

福島第1原発事故による長期の避難生活は、受け入れ先の自治体が避難者に実施する行政サービスにとどまらず、市民生活のさまざまな場面に影響を与えている。

◎「仮の町」構想に市長困惑

 福島県双葉郡の町村を中心に約9600世帯、約2万2000人が避難しているいわき市。市立総合磐城共立病院に2月下旬、採用が内定していた東京都の看護師男性(28)から辞退の電話があった。

 「市内で借りられる部屋を見つけられません」。男性は理由を告げた。都内の医療機関から4月に移ることになっていた。荒川正勝事務局長は「都内に勤めながら探すのは難しかったのだろう」と肩を落とす。

<ごみ7000トン増加>

 いわき市も東日本大震災の津波で被災し、現在、市民約3000世帯、約8400人が市内の借り上げ住宅などに避難している。

 一方、市外からの避難者は仮設住宅だけで約3000戸。借り上げ住宅には計算上、市民の倍以上の6600世帯近くが入居している。

 市内の不動産業者は「市内で賃貸の空き物件を探すのは非常に難しい。市外からの避難者の中には、土地を買って自宅を新築する人も出てきた」と明かす。

 行政コストも、確実に増えている。
 市によると、市外から避難者が流入してきたことで年間のごみ処理量は約7000トン増加。元の自治体に住所を置いたまま転入した区域外就学の小中学生は1500人以上に上り、講師約40人を増員して配置した。

 市は2月から、市民講座や一人暮らしの高齢者への配食サービスなど、原則的に市民向けの53事業を避難者にも独自に提供し始めた。
 本年度当初予算で避難者分の経費として約2億3000万円を計上。内訳は、学用品や給食費の支給など小中学生の就学援助費が約9000万円で最多で、民間保育所での保育実施費約7000万円、予防接種費約3400万円と続く。

 避難者受け入れに伴うごみ収集や健康診断など11年度分の経費約3億円は、特別交付税で措置された。12年度分について市財政課は「要した分は国が措置すると思っている」と期待する半面、「どんな事業にどれだけ掛かるか読めず、先の見通しが立たない」と話す。

<3町設置望む>

 原発事故の避難区域に指定され、「仮の町」構想を打ち出している大熊、双葉、富岡、浪江の4町のうち、双葉町を除く3町がいわき市への仮の町設置を望んでいる。

 仮の町に対し、いわき市以外の受け入れ側は「全面的に協力する」(三保恵一・二本松市長)、「単体の自治体を市内につくることはあり得ない」(瀬戸孝則福島市長)と、賛否が分かれる。

 3町の「ラブコール」を、いわき市はどう受け止めるのか。渡辺敬夫市長は記者会見で「双葉郡は歴史的にも文化的にもつながりの深い場所」とした上で、「仮の町について正式な話がなく、コメントしようがない」と述べるにとどめた。
 
自明灯火 
 
 暁方ミセイ

真夜中に出た列車はいまごろ真っ暗い
山の中を、
ごおごお もう帰還しない兵士のように
途方もなく疾走しているだろう
かつて
わたしもあの青いラインの車両に乗り込み
灰色の折畳み式椅子に座して
暗い夜中をゆく窓を見た
ふいに現れる
皓々とした工事場の灯り
(なにを掘り出しているのだろう、)
それは
凍えた年の瀬の裸電球のように
現れたりするのだが・・・

そのときわたしは
二度と
この場所に居ることがあるだろうか
と、考えていた
狭い通路には人々の抜くんだ呼気が充満し
点々と灯る小さなランプが
目を閉じると
青く点滅していた

どの、
穏やかな長い風
温かさや静寂のなかに
あったとしても
先のことが、
空を
染め変えないことなどない
なにひとつ待たない流れが
わたしを老婆にしてしまう。

ただ、
仄かに青白む
冷えた窓にくりぬかれた
わたしは 二十歳でした
いっさんに駆けぬけ
燃えしきる工事場のランプを
見つめた、
わたしは
身体分だけの身体で
あの場所に座し
いずれ掻き消えていく
ひとつの灯りでした
だれにも否定することができない
現実の真摯さを以って
いつか死んでしまうことが
はっきりとわかった
わたしは燃えた事実を携えて
二十歳でした
 
 
会計検査院が電力会社を史上初めて調査 東電実質国有化に伴い
 
検査院、東電を調査へ 原発賠償の資本注入で
2012年6月25日 12時01分 東京新聞(共同通信)

 福島第1原発事故で、被害者への多額の賠償責任を負い、公的資金1兆円の出資を受け実質国有化される東京電力に対し、会計検査院が検査を実施する方針を固めたことが25日、関係者への取材で分かった。

 政府の原子力損害賠償支援機構を通じた資本注入は、7月25日に実施される予定。検査院は政府が議決権の過半数を持った段階で、東電を検査対象に指定した上で、実地検査などの調査に着手する方針だ。

 検査では、東電が持つ資産の規模や、人件費などの経費の妥当性を含めた業務全般について、効率性や経済性の観点から幅広く調査。問題点が見つかれば、改善の処置を要求する。
 
 
ジャピンドの樋口さん
 
樋口さんの大連の小学校時代の知り合いが最近亡くなったことを知り、久しぶりに樋口さんのことを思い出しました。2005年9月30日掲載のエントリーを再掲載します。

⇒☆今日の新聞に「帰らなかった日本兵」◇インドネシア独立運動に身を投じた「1000人の声」◇と言う記事が出ていました。その書名の本が発刊されたと言う文化欄の記事の題名でした。

♪これを見た時、昭和51年にジャカルタで出会った樋口さんを思い出しました。樋口さんは、そのとき阿智胡地亭が随行した会社のSさんの大学時代の同窓ですが、国籍はインドネシア人でした。戦争前に愛媛県のN市にあった何社かの会社の共同独身寮で、会社は違ったけれどSさんとラグビー部の親友だったと聞きました。

☆{「帰らなかった日本兵」とは、日本の敗戦後、再支配を目指して攻めてきたオランダや英国など連合軍に対するインドネシアの独立運動に身を投じ、祖国日本に戻らなかった兵士たちである。数は確認できただけでも約一千人。多くが独立後に現地女性と結婚、インドネシア国籍となった。}

♪樋口さんは召集を受け会社の寮から帝国陸軍に入隊し、部隊はインドネシアのスマトラ島に駐屯していたそうですが、戦争末期の戦いでオランダ軍の捕虜になり、銃殺される寸前に、駆けつけた(長く樋口さんが青年達を教育していた村の)村長の嘆願のお陰で釈放されました。そしてその後、インドネシア独立戦争の時に、インドネシア国軍に参加するよう頼まれ、そのまま将校として銃を取りインドネシア兵を指揮し、オランダ軍との熾烈な戦いに加わったそうです。

日本には原爆が落とされ、空襲で殆どの町や村が焼けてしまったと聞かされ、もう自分の親兄弟も皆亡くなってしまったと思ったことも、インドネシアに残った理由の一つでしたとも言われました。

樋口さんは秋田鉱専(現秋田大学)で鉱山学を学んだキャリアを生かし、国軍の技術将校として重用され、インドネシアの国籍を取り、栄進され、個人的にも、インドネシア婦人と結婚されました。

インドネシアが独立し、日本と国交が回復したあと日本の親族とは連絡が取れ、そのご交流を再開されているが、もう妻、子供もあり生活の基盤もこちらにあるので、日本に戻ろうとは思わなかったそうです。そして日本の国が戦後、経済復興を遂げていきつつあるのを心から喜んでおられました。

「こうして日本企業が昭和40年代からインドネシアでビジネスを盛んにするようになり、いろいろなお手伝いをしてお役に立てて、私などは幸せです、戦友の多くは、せっかく太平洋戦争で生き残ったのに、インドネシア国軍の将校としてオランダ軍と戦い、戦死したものも多くいますから」と言われました。

はじめてホテルに現れてお会いした、樋口さんは色浅黒く、濃い口髭を蓄えた、目の鋭い精悍な男性でした。そしてお話をされる間、温和な笑みが顔に絶えることはありませんでした。

子供さんはアメリカの大学に留学されているとかで、アメリカと日本にも仕事で良く行っていますとの話でしたが、海外出張が当時2,3回目の阿智胡地亭には、こんな風に生き抜いてきた日本人がいるんだと強く心に残りました。

◎{終戦からすでに60年。千人を数えた残留日本兵の生存者も、現在は9人にまで減ってしまったが、その方々のご存命中に発刊でき、ほっとしている。日本でより多くの方に読んでいただくためウェブサイトも開設した。現在残留日本兵の子孫は、二世、三世を含めおよそ2千人である。・・・}

♪ジャピンドとはジャパニーズ・インドネシアンを略して言う言葉だそうですが、樋口さんは、自分が、ジャピンドと呼ばれるような人生を送ることになるとは、思ってもみませんでしたと言われました。

☆出所:2005.9.30 日経朝刊44面。ヘル・サントソ衛藤
画像は最近のジャカルタ・・webから。
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翌年に暗殺された朴大統領が浦頂製鉄所の式典に出席した日に現地にいた。  昭和53年      昭和50年代の海外あちこち記  その10 韓国篇         

2024年07月26日 | 昭和50年代の海外あちこち記

1978年(昭和53年)11月、韓国の浦頂に出張しました。

韓国出張は浦頂製鉄所の竣工式セレモニーに出席の役員に随行など、2泊3日の出張を含めれば、10回以上の回数になります。

 随行の仕事は、どうしても新米の貿易部員にまわってきます。

役員のお供で浦頂製鉄所の操業が始まって間もない頃の何かの現地式典に行きました。この式典に故 朴正煕大統領が出席することになりました。

 其の日の数日前から浦頂の町は警備の人間の方が多いと思えるくらいの厳戒体制に入りました。

ソウルの青瓦台にある大統領府を北朝鮮の潜入ゲリラが襲ったりした頃で、北のテロ、破壊活動を警戒して

市民の夜間外出禁止令が継続されていた時代です。

 軽機関銃を入れたような箱を抱えた目付きの鋭い人間や、戦闘服をきた警護隊員が威圧的に徘徊していましたが、

外国人は指示有るまでホテルから出るなと言われていたので、そうっと窓から見ただけで詳しいことはわかりませんでした。

浦頂の町は無論、製鉄所の構内すべてに空気が凍ったような緊張感がみなぎり、不審者は誰何(すいか)なしに射殺されると言われ、

気楽なお供の出張やと思ってやってきた是一個的能天気日本会社員のボクとしては大いに焦りました。

 巷の噂では空からヘリ、海からフリゲート艦、陸から装甲車の、どのルートで現地入りするかは当日の朝少数の人にだけ知らされるということで、

どのルートで来ても警護出来るように3倍の体制が敷かれているということでした。いつもは随行者も式場に入場の許可が出るのですが、

この時は役員だけの参加許可だったので後で伺うと、時間寸前に会場に大統領を乗せた武装ヘリが降り立った、とのことでした。

不謹慎ながらゴルゴサーテイーンの劇画の中に身を置いたような気がしました。

  当時のこの国営製鉄所の経営幹部は殆ど前身が韓国軍の将官、士官で固められており、厳しい規律で建設、運営がなされていました。

北に対して太陽政策が取られる時代が来るなど誰も想像もせず、朴大統領のカリスマ性のもとで、

ひたすら強国化のための重工業インフラ整備に邁進していた時代です。

 その後、これらの建設で国家からバックアップされ資本を蓄積した現代など8大財閥の興隆時代があり、大発展時代あり
バブル没落がありと

隣国の変化も日本にまけず、大変なスピードで移り変わっています。

 韓国料理が大好きだからという訳だけではなく、この見た目は同じでも、ここまで違うかと言うこの隣国には

(あのタフな連中と少しくお付き合いをしただけに)、関心をずっと持ち続けています。

ただ中国、台湾の町であれば看板を見れば何の店かわかるのに、韓国では看板は全てハングルですから、わからないのが困ります。

   ( 2000年 記)

 画像はネットから引用。

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日本人祖先の「3系統説」、従来の定説に修正迫る ゲノム解析で進化人類学は「人類、日本人の本質」を探究     SciencePortalから

2024年07月26日 | SNS・既存メディアからの引用記事

2024.07.24

内城喜貴 / 科学ジャーナリスト、共同通信客員論説委員

引用元。

 

 

 

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07月25日に目に留まったSNS・メディアの記事

2024年07月26日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

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東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年06月25日(月)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載

2024年07月26日 | 東日本大震災ブログ
2012年06月25日(月)
 
 
「取調べ可視化」と検察不祥事 by 郷原信郎
取調べ可視化」の問題は、陸山会事件をめぐる検察不祥事の本質ではない

「陸山会事件の虚偽捜査報告書作成問題を受け、最高検は23日までに、再発防止策として、検察審査会の起訴相当議決を受けた再捜査の取り調べを、録音・録画(可視化)することを決めた」(時事通信)。

この記事を見て、私は唖然とした。あくまで新聞記事であり、検察が、本気で、この「起訴相当議決後の再捜査での取調べ可視化」を、今回の陸山会事件をめぐる検察不祥事の再発防止策と考えているのかどうかはわからない。
しかし、もし、そうであるとすれば、問題は深刻だ。要するに、検察は、この問題の本質を全く理解していないということだ。

取調べの可視化は、特捜検察にとっても重要な問題だ。過去に「特捜検察の暴走」を招いた不当な取調べを防止するために、取調べの可視化は有力な手段だ。しかし、そのことと、今回の事件を、田代検事の取調べの不当性の問題として捉えるべきだということとは全く異なる。
改めて認識すべきは、陸山会事件捜査をめぐるの問題は、3年前の検察審査会法の改正で導入された「検察審査会の起訴議決による起訴」という制度の一般的な問題ではないということだ。

西松建設事件での小沢氏秘書の逮捕まで行った強制捜査が惨憺たる結果に終わり、政権与党の幹事長とうい立場に立った小沢氏に対して、まさに「遺恨試合」のような形で捜査を継続した当時の東京地検特捜部の「暴走」が、陸山会の土地取得をめぐる政治資金規正法違反事件だった。

常識的には殆ど破綻したに等しい無理筋の事件で小沢氏の起訴をめざすとういう殆ど妄想に近い捜査が、結局、明らかな失敗に終わり、検察の組織としての決定は、小沢氏不起訴だった。

それで決着したはずの陸山会事件を、検察審査会という検察組織の外部の組織まで活用して、検察組織としての決定を覆そうとした、まさに組織に対する「反逆行為」の目論見が明らかになり、その過程での虚偽公文書作成等の多数の検察官の職務上の犯罪が問題になったのが今回の検察不祥事なのである。

このような事件の「再発防止策」は、一般的な検察審査会の議決を受けての捜査の在り方とは全く異なる。まずは、今回の事件の「組織の決定に対する反逆行為」としての本質を明らかにし、その背景と構造を解明した上で、特捜部による「組織に対する反逆行為」の再発を防止しなければならない。

「検察審査会の起訴相当議決を受けた再捜査」の一般的な問題として再発防止策を検討し、再捜査での「取調べの可視化」を打ち出すというのは、一般の事件における検察審査会の起訴相当議決を受けた検察の対応と同レベルの問題として、今回の問題を考えているということであり、問題のすり替えに過ぎない。

もし、検察幹部が、本気で、このような措置を本件の再発防止策として考えているとすれば、それは、今回の問題の本質が全く理解できていないということである。

他紙の報道からも、虚偽報告書作成問題に関する検察の処分は、来週中に公表される見通しのようだ。それが、消費税増税法案採決の方にマスコミや世の中の関心が向かっている間に、陸山会事件不祥事についての全面不起訴という社会に説明不能な処分を、できるだけ目立たない形で行い、この問題に対する説明責任から免れようとする意図によるものだとすれば、もはや検察の再生は絶望的だと言わざるを得ない。

我々は、この事件の本質を改めて認識した上で、今、検察の長い歴史に歴史上の汚点を残そうとしている検察の行動をしっかり見極める必要がある。最悪の場合は、東京地検特捜部の幹部等が悪用した検察審査会の議決に、検察の誤った判断の是正の最後の望みを託すことになるかも知れない。

それは、長い検察の歴史の中で決してあってはならない「検察組織の崩壊」の事象である。そのような事態には決してなってほしくない。

引用元
 
 
 
 
日本新聞協会の身勝手な増税見逃しのお願い
日本新聞協会の秋山耿太郎会長、白石興二郎副会長が、「新聞・書籍に消費増税しないように」と身勝手な要求

一部引用・・

◆「そりゃないぜ、ベイビー」という感じなのが、一般社団法人「日本新聞協会」(東京都千代田区内幸町2-2-1、会員132社=新聞105社、通信4社、放送23社)の秋山耿太郎会長(朝日新聞社長)、白石興二郎副会長(読売新聞グループ本社代表取締役社長)である。

社説などでさんざん消費税増税を煽っていながら、「新聞・書籍に軽減税率を導入して、現行税率を維持して欲しい」と野田佳彦政権や国会に求めているという。誠に都合のいい身勝手な要求である。

以下全文はこちら

☆まさに自社製品が偽称商品であるあることを白状しているようなもの。若い世代が自宅で新聞を取らないようになっているのは当然だろう。
 
 
タクシー1周で撮った首相官邸周辺デモの状況(2012.6.22 19:00~)
官邸前デモで考える、誰もがジャーナリスト時代のメディアリテラシー 一部引用・・この動画からは、マスメディアの報道や写真は、より分かりやすく、印象的なものになりがちです。デモの場合は、プラカードを持った人や、過激な言動をしているといった、いかにも「デモ参加者」っぽいところから取材するわけですが、この動画を見ると、スーツ姿のおじさんやカジュアルな服装の若者などが、参加していることが分かります。
動画の引用元はこちら  
 
 
野田首相の地元で大飯原発再稼動反対のデモ
どきのデモ でき方は 個人つながり2000人
2012年6月25日 07時02分 東京新聞

参加者は2000人超。黄色を身に着けた人が多かった=24日、千葉県船橋市で(早川由紀美撮影)

 野田佳彦首相の地元・千葉県船橋市で二十四日、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働に抗議するデモがあった。中心になったのは、東京の中央線沿線の複数の脱原発グループ。総武線で船橋まで行こうと呼び掛け、参加者は地元の人も含め二千人超(主催者発表)に。

ゆるやかな個人のつながりで、都県境を越えての大規模なデモが実現できるのは、なぜなのか。今どきのデモの成り立ちを追ってみた。 (早川由紀美)

 午後零時半すぎ、JR三鷹駅。スニーカーやアロハシャツなど何かの形で黄色を身に着けている一群がいた。黄色は総武線の車体に使われている色だ。

 黄色いジャンパースカートを着ていた会社員人見沙操さん(25)=東京都国分寺市=は、デモに参加するのは初めてという。

 「電車で行くのが面白いと思った。この後、歩くのは怖いけど」

 阿佐ケ谷や高円寺などで次々と、黄色を身に着けた人が乗り込んでくる。一目で参加者と分かるため、交流も自然と生まれる。一車両はほぼ満員となり、都県境を越えて千葉に入ると拍手が起きた。

 「脱原発杉並」などの市民グループが船橋でのデモを決めたのは、再稼働が正式決定した直後だった。元新聞記者で弁護士の日隅一雄さんが十二日に死去する直前、ツイッターで野田首相の地元で声を上げることを望んだことも、一つのきっかけとなったという。

 「黄色」などの細かい情報が広がるのも、このツイッターが果たす役割が大きい。ツイッターはインターネット上で、短文を投稿できるサービス。特定の投稿者を登録すると、その人が投稿するたびに見ることができる。

 その短文を広めたいときは、自分がもう一度投稿すれば、自分を登録している人の目に留まる。こうして連鎖的に情報が伝わる。東京電力福島第一原発事故後、放射能の影響を心配する人たちなどが情報収集に使う中でつながりも生まれ、情報共有の輪も格段に広がっている。

 西荻窪駅から乗り込んだ翻訳家の池田香代子さん(63)は「若い人たちの思い付きはすごい。脱帽する」と話した。旧来の動員型のデモとの違いが出る理由を「いわゆる左翼の人たちは論理で原発に反対してきたけど、今は一人一人が存在をかけて『もういやだ』と感情を吐露している」と分析していた。
 
 
オスプレイ 本州などでも飛行計画
オスプレイ 本州などでも飛行計画
6月24日 11時27分NHKニュース

 沖縄への配備が計画されているアメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」について、海兵隊が、沖縄だけでなく、本州、四国、九州の6つのルートでも飛行訓練を計画していることが分かりました。

「MV22オスプレイ」は、垂直に離着陸し、水平飛行もできるアメリカ軍の新型輸送機で、海兵隊が沖縄の普天間基地への配備を計画しています。

これに伴って、今月、海兵隊が作成した環境への影響についての報告書が公表され、この中で、海兵隊が、沖縄だけでなく、本州、四国、九州の6つのルートでも、オスプレイの飛行訓練を計画していることが分かりました。

ルートには、東北の「グリーン」、四国の「オレンジ」、九州の「イエロー」など色の名前が付けられ、海兵隊は、6つのルートでの飛行訓練が、合わせて年間330回になると予測しています。

飛行高度は、日本の航空法が定める最低安全高度のおよそ150メートル以上だとしたうえで、低空飛行や夜間飛行も行う計画だとしています。

また、訓練に伴う騒音などの影響は大きくないとしています。
オスプレイを巡っては、今月アメリカで、ことし4月にはモロッコで墜落事故が起き、沖縄などで配備に反対する声が強まっています。

軍事評論家の前田哲男さんは「沖縄だけでなく本土の空域も使うことが明らかになったわけで、オスプレイの配備については、本土の人も無縁ではないということを示したものだと思います」と話しています。

6つの飛行ルートとは

飛行ルートについて、海兵隊の報告書では、関係する自治体の名前は記されていませんが、地図に示されたルートによると、▽東北の山間部を飛行する「グリーン」と「ピンク」、▽北アルプスや越後山脈の周辺を飛行する「ブルー」、▽四国山地周辺を飛行する「オレンジ」、▽九州山地周辺を飛行する「イエロー」、▽奄美諸島に沿って飛行する「パープル」の6つです。

報告書は、これらのルートで、山口県の岩国基地所属の海兵隊機、ハリアー攻撃機や、FA18戦闘攻撃機が、以前から飛行訓練を行ってきたとしていますが、軍事評論家の前田哲男さんは「ルートの存在は以前から指摘されていたが、アメリカ側が公式に公表したのは初めてではないか」と話しています。

また、オスプレイが、6つのルートで飛行訓練を行う目的について、前田さんは「海兵隊は、敵のレーダーに捉えられないよう、パイロットに、低空飛行の技術を身につけさせていて、これらのルートで山間部を飛ぶ訓練などを行うと考えられる」と指摘しています。

☆アメリカは従来から軍用機の飛行練習に使ってきたルートを、オスプレイにも適用するだけということだ。

しかし自民党、外務省、防衛庁、報道業界は、本州、四国、九州にこれらの飛行ルートがあることを長年、表に出さないように努力してきた。

くにたみがこれを知れば、日本全土がアメリカの軍事訓練場であること、つまり日本がアメリカの事実上の属国であることを、肌で感じてしまうからだ。そして猛烈な反対運動が起こることを恐れてのことだ。

 政・官・財・学・報道という日本の五角形複合体の、これまでのその努力をアメリカ側が知らないわけはない。

 にもかかわらず、ここにきて彼らは本州、四国、九州を含めた6ルートを公表した。

その真意はいくつか考えられるが、またご隠居さんとこ行って聞いてみますわ。
 
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大阪・九条の茨住吉神社の祭礼で、獅子舞が「伍久楽」にご祝儀躍り込み!!   11年前の今日 2013年7月25日の本ブログに掲載

2024年07月25日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

動画で大阪の下町の祭礼の雰囲気をどうぞ。

 獅子舞が躍り込んだ大阪市西区九条の「伍久楽」のハモ料理はおいしかった。このあたりは昔日は松島遊郭で鳴らした場所ですから、

吉原などと同じで旨いものを喰わせる店が多くあったのだと思います。「伍久楽」はその伝統を引き継いでいる店かもしれません。冬はフグ鍋もいいそうです。

 ハモシャブは初めて食べました。






 

トップの画像は松島料理組合のネームプレートが掲げられている、昭和30年代以前の松島新地の雰囲気を残す街中に消えていく、

もとい、通り過ぎていくだけの大椎会の会員たち。

九条は元々、長田駅で近鉄線と相互乗り入れで奈良と大阪市内をつなぐ地下鉄中央線の駅があり、

最近になって神戸と大阪の難波をつなぐ阪神なんば線の駅も出来たことから人口も増えているようです。

 私は九条には映画館のシネヌーヴォに映画を観に行く時の、阪神御影から尼崎で乗換えて九条へのルートで神戸から往復しました。

梅田回り本町乗換で行くより時間も短縮、交通費も安いというありがたいルートです。

「伍久楽」へ案内してくれたのは、大椎会の会員で水耕栽培のプロ作田光水こと野本さん。

 「水耕栽培による家庭菜園」はこちら

◎ 京阪神交通路線図

阪神なんば線

大阪市営地下鉄中央線

◎松島遊郭とは。(Wikipediaから部分引用)

松島遊廓(まつしまゆうかく)は、明治時代に築かれた遊廓、赤線。通称は「松島新地」。江戸時代の新町遊廓に代わる大阪の新たな遊廓として、

木津川と尻無川 の当時の分流点である寺島(現在の大阪市西区千代崎1丁目・2丁目)に明治に成立した。

以後、市電の便もよい松島は歓楽街として繁栄し、周囲の九条新道も都心有数の商店街として栄えたが、戦争と大空襲でその面影も消えたが、戦後はいわゆる赤線として復活した。

同じ松島とよばれているが位置は若干異なり、現在の西区九条1丁目・本田2丁目が中心となった。しかし1958年の売春防止法施行で名目上は廃止された。

 「松島」の名の由来は当時そこに樹齢300年とも言われた松の木があり、それが寺島の先(現在の松島公園の北端あたり)にあったことから「松が鼻」と呼ばれていた。

また当時の名前の寺島の一文字ずつを取って「松島」と命名された。(『松島新地誌』松島新地組合・1958年)

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優しくなれないようなら、生きるに値しない。  レイモンド・チャンドラー    探偵フィリップ・マーロウの言葉

2024年07月25日 | にんまり話

「厳しい心を持たずには 生きのびていけない。

優しくなれないようなら、生きるに値しない。」

 引用先   早川 浩  早川書房社長 

原文 (Play back から)

「If I wasn't hard, I wouldn't be alive.

If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.」

作中のヒロインから、「あなたの様に強い(hard)人が、どうしてそんなに優しく(gentle)なれるの?」と問われて。

  • 清水俊二訳は「しっかりしていなかったら、生きていられない。やさしくなれなかったら、生きている資格がない」(『プレイバック』(早川書房、1959年10月)第25章)。
  • 生島治郎訳は「タフじゃなくては生きていけない。やさしくなくては、生きている資格はない」(『傷痕の街』(講談社、1964年3月)あとがき)。
  • 矢作俊彦『複雑な彼女と単純な場所』(新潮文庫、1990年12月)では、「ハードでなければ生きていけない、ジェントルでなければ生きていく気にもなれない」が正しいとしている。

Wikipediaから部分引用。

 

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07月24日に目に留まったSNS・メディアの記事

2024年07月25日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

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東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年06月24日(日)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載

2024年07月25日 | 東日本大震災ブログ
2012年06月24日(日)
 
プロ野球担当の記者たちは茶坊主の集団? 隠居の茶話N1

売れない落語家の 阿智胡地亭辛好 が今日も今日とて、楽屋横の隠居部屋に上がりこみ、席亭のご隠居と毒にも薬にもならない話で盛り上がっております。

 辛好:ご隠居さん、えらいご無沙汰でした。またこちらの席亭に声かけてもろたんで、時々よせてもらいますわ。

 隠居:そうかそうか、そら結構なこっちゃ。ところで近頃世間でかまびすしいのは「一億円の原さん」の話らしいなぁ。

 辛好:そうですねん、本人さんや球団の話やと「二人の一般の社会人がある日訪ねてきて、原さんが困る女性問題があるけど、

自分たちは原さんを助けてあげることが出来ると言ってきた。

助けるには費用がかかると言う。指を一本立てたので一千万ですかと聞くと一億円だと言う。

二日間でキャッシュで耳を揃えて一億円を用意してお渡しした」ということらしいですわ。

 隠居:一億円か(タメイキ)。わしゃ一生そんな大金は現物を見んと死にそうやなぁ。

巨人軍の監督ちゅうのは給料高いんやなぁ。普通の大手の会社役員でもそんなん、ちょとやそっとでは準備できへんやろ。

 辛好:それにしても、それを全部発表せなあかんようになったのが、週刊誌に記事が出る一日前やったちゅうのは、なんやねんちゅう感じですわな。

 隠居:つまり、週刊誌にでんかったら、な~んもなかったことにしとこちゅう魂胆やったわけや。しかも今回世間に事実をカミングアウトする時に

清武たら言う人への個人攻撃文書をマスコミに配った。

 辛好:なんか目くらませ喰わしたろという作戦みたいやけど、これって自分で深みにはまるようなことしてません???

 隠居:そうや、ところで話し変えるけど、もし自分が勤めてる役所や会社や農協で、部長クラスの人間が不倫しました。

話を消してくれると言う人に一億円払いましたて、みんなの前で言うたらどうなる?

 辛好:そら、拍手喝采、これぞ男の中の男やいうてみんなで誉めたたえますな。

 隠居:そんなアホな。しかし読売本社のシナリオはそれを目指すのが本線みたいやなぁ。

しかし隠居のわしでも、そんな奴が自分の上司で毎日顔を見ないかんのは嫌やなぁ。

普通なら自分でそっと身を引けば、惻隠の情で誰も深追いせんが、原さんを球団と読売本社は辞めささんらしい。

原さんが辞めてしもたら、もみ消しに会社が一枚かんだことがバレバレになるからなぁ。

実際は、原さんは「ハラのムシロ」の上でシーズン終わりまで過ごすのは辛かろう。

 辛好:それも言うなら『針のムシロ』でっしゃろ。

 隠居:も一つ腑に落ちんのはスポーツ担当の記者連中やな。

大きなスポーツ専門紙でもテレビラジオでも記者、解説者含めて『原さん、辞めてはよ楽になり』

というて上げる人が誰もおらんことや。

 辛好:とても言い出せる空気やないちゅう、例の日本人のいつものスタイルでっか。そんなことを業界でちょとでも言うたらメシくうてかれへんと。

 隠居:それもあるけど、誇り高き、上から目線のスポーツ記者達は自分が属している業界の、歴史と伝統のある巨人軍がこんな恥ずかしい行動をとることを、

どう始末をつけていいか誰もわからへんのと違う?

結果から見るとこれからも業界の自浄作用はないやろ。誰も原さん辞めなはれというホンマに原さんのことを考える人はおらんとおもう。

後ろに控える球団首脳と読売本体がどう思うか忖度しつづけるだけや。

 辛好:ほな原監督を助けるにはどないしたよろしいんでっか。

 隠居:そら簡単や。あのな、原さんが払ろた一億円の中にはな、

神巨戦を応援に行った阪神ファンが払ろた入場料も入っているんや。

そやから次の巨人戦のときから、甲子園球場の阪神ファンは一斉に声を上げて「もう一億円、もう一億円」と言うたらええ。

 辛好:ええっ、また一億円でっか?

 隠居:そうや、ジャイアンツやから、もう一人くらいまた一億円ゆすられる輩が出てきても不思議はない。

そんときはまたわしらの入場料から払えるでと、みんなで巨人の選手を安心させてやったらいいんや。それがプロ野球の不祥事と大相撲の八百長問題の違いをだすことになるんや。



 辛好:なんやようわからんが、御隠居さんはもう救うたつもりになっとるなぁ。

 お後がよろしいようで・・
 
日刊スポーツ:

 
平野復興相が福島県民の身になって文科省と保安院の責任を問う
米放射線分布図問題で文科省、保安院に説明要求
2012-06-23

 平野達男復興相は22日午前の閣議後の記者会見で、政府が米国から東京電力福島第1原発周辺の放射線分布地図を提供されたにもかかわらず公表しなかった問題について、文部科学省と経済産業省原子力安全・保安院に対し、本県の被災自治体への事実関係を説明するよう求めていることを明らかにした。

 放射線分布図をめぐっては、本県の被災自治体から避難に役立てることができたのではないかと強い批判が挙がっている。平野復興相は「地元に説明をしっかりすべきと強く要請している」と述べた。

被災自治体に説明がない緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の予測結果についても「被災自治体に説明した痕跡がない。何も説明していないというのは私にとっても意外だ」と述べ、米国からの情報と併せて説明を要求したことも明かした。

 
 
検察内部で取調べの可視化の検討チームが出来る
可視化での取り調べ手法で検討チーム
6月23日 11時41分 NHKニュース

取り調べを録音・録画する可視化の対象事件が広がり、検察官の中には容疑者から供述を得るのが難しくなるという懸念が出ていることから、最高検察庁は、可視化されたなかでの有効な取り調べ手法を確立するため、近く検討チームを立ち上げることを決めました。

大阪地検特捜部の不祥事をきっかけに、検察では特捜部などで取り調べの録音録画が試験的に始まるなど、可視化の対象となる事件は拡大する傾向にあります。

取り調べが可視化されると、不当な取り調べがなかったかどうか検証できるようになるものの、検察官の中には、容疑者から供述を得るのが難しくなり、真相の解明に影響が出るのではないかという懸念も出ています。

このため最高検察庁は、可視化されたなかでの有効な取り調べ手法を確立するため、近く検討チームを立ち上げることを決めました。
検討チームは、可視化を行っている海外に検事を派遣し、現状を調査するほか、取り調べを巡る心理学の研究成果も参考にすることにしています。

そのうえで取り調べ手法が確立されれば、全国の検察官に研修などを行って、取り調べ技術を高めたいとしています。

これまでの取り調べは、個々の検察官の経験や技量に委ねられ、統一した手法が全くなかったのが実態で、今回の試みは、可視化に対応しようという捜査当局の新たな動きとして注目されます。

☆「容疑者から供述を得るのが難しくなる」と言うのがよくわからない。裏を返せばこれまでのように、一部の検察官が脅し透かし誤魔化しを常套手段にしてきたことの証明だ。

イギリスでも韓国でも、導入の結果、かえって取調べが公明正大に出来るようになったと検察官が発言していた。(NHKの特集番組)

内部でのチームでは馴れ合いの中途半端な可視化になるのでは?という心配がある。本件はこれからも目を離せない。
 
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アナログテレビ放送が終わる瞬間。 あさイチの鈴木菜穂子アナウンサーが13年前に担当。   13年前の今日 2011年7月24日の本ブログ掲載     

2024年07月24日 | 身辺あれこれ

4台あるテレビのうち一台が年代物のアナログテレビです。今日からはビデオ専用機として余生を送ります。

YouTubeサイトに掲載の本篇は今日現在で2,683,897視聴されている。

なぜそんなに視聴回数が多いのか? いくら考えても阿智胡地亭にはわからない(笑)。

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Runaway  デル・シャノン

2024年07月24日 | 辛好のJukebox

Runaway [日本語訳・英詞付き] デル・シャノン

RUNAWAY by Del Shannon on Hammer Dulcimer

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