待降節第4日曜日にきくのは、ヘルムート・リリングたちによる「道を備え、大路をなおくせよ」(Hänssler CLASSI CD 92.041)です。カンタータをきくのは、待降節第1日曜日にきいて以来ですので、しばらくぶりということになります。このBWV132は、待降節第4日曜日用として伝承された唯一のカンタータ(同日用のBWV147aは音楽が消失)。ヴァイマールで1715年に初演されており、全6曲からなっています。リリングの録音は1976/77年で、管弦楽と合唱はいつもどおり、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、シュトゥットガルト・ゲヒンゲン・カントライです。独唱者は、アーリーン・オジェー、ヘレン・ワッツ、クルト・エクヴィルツ、ヴォルフガング・シェーネとよい歌手がそろっています。