1月6日、顕現節にきくのは、カール・リヒターたちによる「クリスマス・オラトリオ」(ARCHIV PRODUKTION 427 236-2)です。「クリスマス・オラトリオ」は6曲からなる連作カンタータで、その第6部が顕現節のためのカンタータ。したがって、第6部のカンタータのみをきけばよいのですが、今日は早起きしてすでに第5部までをききおえました。リヒターの「クリスマス・オラトリオ」には、1955年録音のテルデック盤と1965年録音のアルヒーフ盤がのこされており、ここで楽しむのはアルヒーフ盤。テルデック盤でもよかったのですが、テルデック盤は録音がそれほどでもなく、音楽の完成度もかなりちがいます。独唱者はどちらもよい歌手をそろえており、アルヒーフ盤ではグンドゥラ・ヤノヴィッツ、クリスタ・ルートヴィヒ、フリッツ・ヴンダーリヒ、フランツ・クラスといった面々。管弦楽と合唱はミュンヘン・バッハ管弦楽団、同合唱団です。