ここのところ、月曜日から土曜日に6曲1組の曲集を、日曜日はカンタータをというふうにバッハをきいていますが、今週もそのローテーションでいこうかと。で、今日からきいていく組曲は「イギリス組曲」。「イギリス組曲」は、このブログをはじめたころに、エリーナ・ムストネン(コープマンの弟子)の演奏ですでにきいてますが、今回は選んだのは師匠の師匠にあたるレオンハルトの演奏(2度めの録音)です。
レオンハルトの楽器は、ルーアンのニコラ・ルフェーヴルの1755年製のチェンバロ。これはレオンハルトが購入した楽器で、現代の名匠、ブレーメンのマルティン・スコヴロネックによって修復されたものです。録音は修復されたされた年の1984年におこなわれていて、レオンハルトのこの楽器によせる思いが伝わってきます。じっさい、ルフェーヴルのチェンバロの音は美しく、とても華麗な響きです。
CD : 7243 5 62158 2 5(Virgin classics)