毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




リチャード・エガー(チェンバロ)とアカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックによる「ブランデンブルク協奏曲集」。今週はこれを番号順に楽しんでおり、今日きくのはト長調の第3番(BWV1048)です。第3番は昨日の第2番と同じく、パート・ソロで編成され、ここでも通奏低音にテオルボが加えられています。第2楽章のアダージョは、弦の和音上でエガーがポツポツとしたアルペッジョでさらりと流すていど。録音は2008年です。

CD : HMU 907461.62(harmonia mundi)

HMU 907461.62

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昨日からききはじめた、リチャード・エガーとアカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック(AAM)の「ブランデンブルク協奏曲集」。AAMとしては「ブランデンブルク」二度目の録音(2008年)で、一度目は2014年に亡くなったクリストファー・ホグウッドによる録音(1984年)です。そのホグウッドの「ブランデンブルク」はひとひねりされており、ブランデンブルク辺境伯への献呈稿以前の、初期稿を採用してのものでした(エガーはふつうに献呈稿を採用)。今日きくのはヘ長調の第2番(BWV1047)。エガーたち録音では、トゥッティをパート・ソロとしており、通奏低音にはテオルボを加えています。

CD : HMU 907461.62(harmonia mundi)

HMU 907461.62

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今週のバッハは、アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック(AAM)による「ブランデンブルク協奏曲集」を楽しみます。AAMにはクリストファー・ホグウッドによる、初期稿をふくめた録音(1984年)もありますが、今日から番号順にきいていくのはリチャード・エガーとの録音(2008年)です。まず今日きくのは、ヘ長調の第1番(BWV1046)。ホグウッドは初期稿を選んだのですが、エガーは献呈稿での録音です。

CD : HMU 907461.62(harmonia mundi)

HMU 907461.62

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三位一体節後第25日曜日にきくのは、昨週に続きシギスヴァルト・クイケンたちによる、カンタータ「汝 平和の君、主イエス・キリスト」です。このBWV116(全6曲)は、1724年11月26日に初演。ヤーコプ・エーベルトの同名コラール(全7節)による、いわゆるコラール・カンタータです。エーベルトのコラール第1節が第1曲、同第7節が第6曲にそのまま歌詞とされ、ほかの第2節から第6節まではパラフレーズされて、第2曲から第5曲の歌詞とされています。歌手は、イェリー・スー(ソプラノ)、ペトラ・ノスカイオヴァ(アルト)、クリストフ・ゲンツ(テノール)、ヤン・ファン・デル・クラッペン(バス)、オーケストラはラ・プティット・バンドです。

CD : ACC 25315(ACCENT)

ACC 25315

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寺神戸亮の「無伴奏チェロ組曲」(2008年録音)。今週はこのアルバムを番号順(収録順でも)に楽しんでおり、これからきくのは最後の第6番です。このBWV1012は、5弦のチェロ(通常の4弦のチェロに高音弦を追加)のための組曲で、ヴィオロンチェッロ・ダ・スパッラの考案以前は(そしていまも)、足ではさむやや小型のチェロ(ヴィオロンチェッロ・ピッコロ)などで演奏されてきました。寺神戸の演奏は、もちろん、これまでどおりヴィオロンチェッロ・ダ・スパッラによっています。

CD : COGQ-32→3(DENON Aliare)

COGQ-32→3

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今週のバッハは、寺神戸亮による「無伴奏チェロ組曲」を番号順に楽しんでいます。これからきくのは、ハ短調の第5番(BWV1011)で、これまでと同じように、肩にかけて演奏する小型のチェロ、ヴィオロンチェッロ・ダ・スパッラでの演奏です。スパッラのイメージがわかないというかたは、アルバムの発売元である日本コロンビアの「寺神戸 亮『ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ』録音・スペシャルレポート」へどうぞ。スパッラを演奏する寺神戸の映像をみることができます。また、「ヴィオロンチェッロ・ダ・スパッラ」で言及したセルゲイ・マーロフによるYouTubeの映像もまだ現役です。ほかにも、シギスヴァルト・クイケンの「Sigiswald Kuijken introduces the Violoncello da Spalla」などなど、YouTubeにはいろいろあります。

CD : COGQ-32→3(DENON Aliare)

COGQ-32→3

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日本を代表するバロック・ヴァイオリン奏者、寺神戸亮による「無伴奏チェロ組曲」。今週は、2008年に録音された同組曲のアルバムから、番号順に楽しんでいます。これからきくのは、変ホ長調の第4番(BWV1010)。録音はヴァイオリンではなく、肩にかけて演奏する小型のチェロ、ヴィオロンチェッロ・ダ・スパッラによっています。

CD : COGQ-32→3(DENON Aliare)

COGQ-32→3

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今日は早朝からずっと外出で、いまになって、ようやく音楽にありつけました。これから楽しむのは、昨日までと同じく、寺神戸亮の「無伴奏チェロ組曲」です。今日きくのはハ長調の第3番(BWV1009)で、肩にかける小型のチェロ、ヴィオロンチェッロ・ダ・スパッラによる演奏です。なお、ヴィオロンチェッロ・ダ・スパッラについては、「寺神戸 亮『ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ』録音・スペシャルレポート」やCD解説書にくわしい説明があります。ただし、ヴィオロンチェロ・ピッコロ=ヴィオラ・ポンポーサ=ヴィオロンチェッロ・ダ・スパッラかどうかについては、結論をだすにはまだ早すぎるといえるかと思います。

CD : COGQ-32→3(DENON Aliare)

COGQ-32→3

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寺神戸亮の「無伴奏チェロ組曲」。ヴィオロンチェッロ・ダ・スパッラ(肩のチェロ)による録音で、昨日から番号順にききはじめました(したがって今日は第2番)。日本コロンビアによる「寺神戸 亮『ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ』録音・スペシャルレポート」には、ヴィオロンチェッロ・ダ・スパッラについての寺神戸本人による解説映像もあり、なかなか興味深いものとなっています。

CD : COGQ-32→3(DENON Aliare)

COGQ-32→3

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今週きいていくのは、寺神戸亮による「無伴奏チェロ組曲」。音源は2008年録音のアルバムで、ヴィオロンチェッロ・ダ・スパッラによる演奏です。同じくスパッラで録音している、師のシギスヴァルト・クイケンと同じコンセプトによる録音といえるかと思います。今日から番号順にきく予定で、これからきくのは第1番(BWV1007)。なお、寺神戸の録音については、発売元日本コロンビアの制作担当プロデューサー国崎裕による「寺神戸 亮『ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ』録音・スペシャルレポート」をどうぞ。寺神戸本人による解説映像もあります。

CD : COGQ-32→3(DENON Aliare)

COGQ-32→3

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三位一体節後第24日曜日にきくのは、シギスヴァルト・クイケンたちによる「おお 永遠、そは雷の言葉」。このBWV60は、1723年11月7日に初演された全5曲からなるカンタータで、「ヴァイマル時代に好まれた対話形式を、ライプツィヒ初年度に受け継ぐ作品」(『バッハ事典』)です。したがって、二重唱によるレチタティーヴォやアリアなどで歌いつがれる構成で、いわゆる合唱は第5曲のみです。そのため、クイケンたちの録音のように、OVPPに適したカンタータともいえるでしょう。歌手は、イェリー・スー、ペトラ・ノスカイオヴァ、クリストフ・ゲンツ、ヤン・ファン・デル・クラッペン。オーケストラはラ・プティット・バンド。録音は2011年です。

CD : ACC 25315(ACCENT)

ACC 25315

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これからきくのは、ピエール・アンタイによる「ゴルトベルク変奏曲」。カナディアン・ブラス、ジャック・ルーシェ・トリオ、ベルナール・ラバディ、ヨージェフ・エトヴェシュと、4日連続できいてきた「ゴルトベルク変奏曲」ですが、しめくくるのは、やはりバッハの指定どおりチェンバロによる録音です。アルバムが録音されたのは1992年。アンタイは1964年生まれなので、28歳(若い!)の録音ということになります。使用楽器は、ブルース・ケネディが1985年に製作したチェンバロ(ミヒャエル・ミートケによる)です。

CD : OPS 30-84(OPUS 111)

OPS 30-84

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今日これからきくのは、ハンガリーのギター奏者、ヨージェフ・エトヴェシュの「ゴルドベルク変奏曲」(自主制作 EJ-01WZ)です。エトヴェシュ(1962年生)の「ゴルドベルク」は、じつにていねいに弾きこまれているという印象。ただし、第16変奏(序曲)のような音楽だと、チェンバロにくらべ、さすがに華麗さが不足しますね。録音(1997年)は、自主制作なのに、というと失礼なのですが、ギターの音がじつに美しくとらえられています。

EJ-01WZ

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一昨日、昨日に続き、今日もきくのは「ゴルトベルク変奏曲」。音源は、ベルナール・ラバディ指揮のル・ヴィオロン・デュ・ロワによる、弦楽と通奏低音のための編曲版です。編曲はラバディがおこなっており、ル・ヴィオロン・デュ・ロワは、ヴァイオリンが4、ヴィオラ、チェロ、チェンバロ、テオルボが各1という、最大8人編成です。この編成での演奏でもっとも効果的だったのは、第16変奏の序曲でしょうか。チェンバロでもすこぶるブリリアントですが、弦楽アンサンブルだと、より序曲らしくきこえます。録音は1999年です。

CD : xCD-90281(Dorian)

xCD-90281

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爽快な秋晴れのもときくのは、ジャック・ルーシェ・トリオによる「ゴルドベルク変奏曲」(TELARC CD-83479)です。自在にくずしたバッハはとてもおもしろく、何度きいても、演奏時間の52分はあっというまにすぎていきます。ちなみに、アリアの演奏時間は2分29分、ダ・カーポのほう1分52秒でさらりとしたもの。変奏では第30変奏が一番ながく4分です。編曲はルーシェ、録音は1999年です。

CD-83479

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