↑13時頃写す。大浜(map)に波はなかった。
海水浴する人あり。
九州のりものinfo.com (運航状況)
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台風の風は、すぐにそれとわかる。
「台風が近づくときの風の吹き方は息が長い、とでも言えようか。」
と、島尾敏雄は、日記に書いている。
島尾敏雄『日の移ろい』中公文庫 75頁、昭和47年7月18日。
「からだの奥底まで届いてしばらくはそこをおさえつづけている感じだ」
35年前のこの日は、7号が名瀬に近づき、「方向は正しく奄美を向いてい」た。
続いて8号と9号もすでに発生している。
ちなみに、この日の12時の気温29.7度 北北東の風6.3m/s気圧998.8 だった。
今日の12時名瀬 32.2度 南南東 6m/s 湿度66 気圧1004.5
この日は図書館の床に、弱ったキノボリトカゲ。
「なんだか風がひときわ蕭々とからだの中を吹き抜ける気がし」た。
キノボリトカゲは、方言で「ティンナブリャ」とか「クショクヤ」といっている。
おじさんは知らなかったな。
島尾敏雄は、この日記でほかにも、身近な昆虫や鳥、植物など実によく書いている。
方言名も詳しい。
お天気の話や、名瀬の街や人々の様子など、一字一句興味深い。
(もちろん、そればかりではないのですが)
これは、おじさんにも文学に親しめるようにと、島尾敏雄が残してくれた宝のプレゼントに違いないと思うことにした。ここまで読んで下さった方で、実際にこの本を読んでいただいた皆さん全員、うん、と言って納得していただけると信じて疑わない。
そればかりではない、おじさんは、この本で、島尾敏雄が、当時のおじさんたちがTVで大相撲を観ている様子を書いたくだりを発見したのだ。
これは、名古屋場所の途中にでも紹介しようと思う。←忘れるな
日の移ろいgoogle
先週の土曜日に発生した台風3号は、相撲の始まる(明日)頃は「停電」心配も予想していたのだが、名瀬は今日も日が射している。朝は強い陽射しも続いた。
予想より、台風の速度がゆっくりだった。
あまり台風のことを書くと狼少年、もとい、おじさんになりそうなので、よそう。
それでも今日は、息の長い風が吹いている。
名瀬の街のビルの間から間近に迫る山の木々が時折大きく揺れる。
山の緑は濃い。
木の葉は裏返り白っぽく、スタンディングオベーション(standing ovation)のような波となって流れる。
木の葉の波は時々止んだり、自在に向きを変える。上下にも揺れている。
六調の踊りのスローモーションのようにも見える。うーむ。
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第88回全国高校野球選手権==鹿児島
鹿屋中央ー喜界
9回、9対1で喜界敗れる
奄美ー鹿屋
7回コールド0対9で奄美敗れる
樟南第二(徳之島)ー鹿屋工
6回コールド3対13で樟南第二敗れる
(優勝候補の樟南はきのうまさかの初戦敗退、加治木工に)
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全国各地で地方大会始まる。
頂点に立つチームばかりではない、
5回で終わるチームにもドラマあり。
出場できないチームにも。
7月9日の奄美勢の試合予定(鹿児島)
県立鴨池
2回戦
沖永良部―山川(9時)
鴨池市民
2回戦
徳之島・新設徳之島―出水(11時)