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大相撲名古屋場所11日目、里山7連勝ならず、旭南海4勝目。『日の移ろい』の相撲

2006年07月19日 | スポーツ

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アオスジアゲア google  意外にに大きい目玉

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快晴の青空、画面左のわずかな青がこの花の純白をいっそう際立たせます。(笑)

サルスベリ google

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大相撲7月場所11日目 十両

●里山(7-4)<寄り切り<○玉力道(7-4)
○旭南海(4-7)>叩きこみ>●大雷童(3-8)だいらいどう

アナウンサー「楽しみな力士の一人の里山。十両の西の4枚目で7勝3敗。しかもこのところ6連勝中。
えー、周囲は、入幕のチャンスもあるんではないか、というふうに、えー、見たくなってきます、えー、十両4場所目の里山ですが、えー、そのあたり、吉田さん、本人は何か入幕を意識した話は出てます?」

「そういう事はですねー、まず勝ち越してから考えるようにしたい、と、いうことはかなり意識してるんですね?と訊きましたらね、(笑)はい、意識してます、という答えが返ってきましてね。あのー、出だし3連敗が2日目からありましたけどもね、この時は実は、腰の状態が思わしくなかったんですって。・・・・(それで当たりが弱かったが、徐々によくなった)
ま、勢いに乗って勝ち越し、そしてやはり上を目指したいですね、という話ですね」

「はい」

立ち合い、玉力道は、考えた動き。里山の左下手を明らかに嫌っている。
それでも里山の左、なんとか、まわしに届いたが、玉力道、こんどは里山の左を右上手で、絞る。その腕は太い。里山思わす下手を離さざるを得ない。
玉力道、さらに筈(はず)で、里山の脇の下から起こしにかかる。里山の上体が立ったところで、玉力道の太い右上手は、里山のまわしの結び目をつかんだ。
そのまま出し投げ、大きく土俵際に振った。
里山は再び左下手まわしを取っていたが、玉力道の引き付け強く、土俵際での投げの打ち合いの体勢になる前に土俵を割った。

休まず攻めた玉力道、うまく攻め、うまく防いだ見ごたえのある一番だった。うーむ。
玉力道、このブログを読んで、研究したのかも知れんなぁ(笑)

はず (筈、弭)= 親指を人差し指から離して広げ、相手のわきの下か腹にあてること。(矢筈、やはず)に似ているところから。
筈押し

弓弦(ゆづる)からはずれないように矢の末端につけるもの。矢筈(やはず)。

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060719shimaobook 昭和48年(1973)、7月6日、島尾敏雄は、名瀬の灸院の待合室のTVで相撲を見ている5人の老年の男たちをみる。

『続・日の移ろい』中公文庫 142ページ amazon

「各力士の取り口のくせや性格までも各人各様にみな、よく知っていて、」・・・

当時島尾敏雄が相撲をどう見ていたか、あとは読んで見てください。

昭和48年、7月6日は金曜日なので、(あの日は何曜日? 万年カレンダー
1日の日曜日から始まった名古屋場所の6日目か?。

この年の名古屋場所は琴櫻傑將(ことざくら まさかつ)が優勝している。
北の富士との決定戦を制し、(14-1)。