奄美 海風blog

写真。植物や本 ネットで映画感想。相撲見てツイート
04年4月~14年11月ブログ人
トップへはタイトルをクリック

ポインセチア と ブーゲンビリア の 苞(ほう)

2011年12月08日 | 植物

111208_poinsettia

 きょうのツイート で使用した画像です。

山道脇に生えているポインセチア。

鉢植えではなく、また道端で見かける小さな草であるショウジョウグサでもなく、茎は木質で常緑性低木。樹高は2~3メートルにもなる。ポインセチア(和名ショウジョウボク)奄美では山の畑地や民家の庭なででもよく見られる。

wikipediaポインセチア

トウダイグサ科の常緑性低木。花びら等は存在しない。その下に着く葉の形の包葉が赤く染まるのが鑑賞の対象となる。その赤さはキリストの血の色に例えられる。原産は中央アメリカ(特にメキシコ)日本には明治時代に来た。和名はショウジョウボク。(猩々木)。大酒飲みの赤い顔が伝説上の動物である猩々に似ていることから名付けられたという。

============

wikipedia ブーゲンビリア

オシロイバナ科 
和名:イカダカズラ(筏葛)
赤い花びらに見える部分は
花を取り巻く葉(包葉)であり、
通常3枚もしくは6枚ある。
花はいわゆる花の中央部にある
小さな3つの白い部分である。
俗に魂の花とも。

★ wikipedia
苞(ほう)とは、植物用語の一つで、花や花序の基部にあって、つぼみを包んでいた葉のことをいう。苞葉ともいう。また個々の苞を苞片という。

まぎらわしい苞の例
タンポポなど(キク科)
花に見えるのは花序(頭状花序)である。花びらのように見えるのはそれぞれが花、それらを包む緑の萼に見えるのは総苞片にあたる。

他にコンロンカ(アカネ科)の黄色い小さな花のまわりの萼片の一部が白くなり花のように見える例などもある。

★ ほう〔ハウ〕【×苞】国語辞典
花あるいは花序の付け根に出る葉。芽やつぼみを覆って花を保護する。うろこ状や花びら状となるものもある。包葉。

★ 包葉【ほうよう
百科事典マイペディアの解説
苞(ほう)とも。芽やつぼみを包んでいる特殊な形をした葉。特に小さくなったものを鱗片葉(サクラなど)という。一般に葉や花が開くと早く落ちてしまうが,多数集まって多くの花を包む頭状花序の総包のように後まで残るものもある。


鹿児島県・(社)鹿児島県観光連盟 第6回おもてなしセミナーに参加した。

2011年12月07日 | メモ帳

111207_pamphlet

時間の都合で午前中だけ参加したが、会場は始まる前にすでに満席だった。驚いた。いわゆる観光業だけでなく、飲食業ほか、さまざまな業種の方たちが、熱心にメモをとったり、隣同士のディスカッションタイムも盛り上がっていた。

世界各地から日本に留学している学生さんが卒業時に旅行するのに、奄美など日本の南の島めぐりの旅は以前から人気ですが、それ以外にも最近少しづつ中国などアジアからの観光客もあり、今後増えるのかも知れない。インターネットで変わるのは国内だけでも、もちろん観光業だけではないのだろう。お客様にお越しいただくのは、なんと言ってもまずは情報発信力だというお話もあった。きていただかないことにはおもてなしも始まらないのだ。

========以下メモしておきます。写真は拡大します。

~日本一のおもてなし先進県を目指して~

第6回おもてなしセミナー

●日 時:平成23年12月7日(水)10:00~14:50
~日本-のおもてなし先進県を目指して~

●場 所:奄美文化センター(奄美振興会館・第2会議室)

●主 催:鹿児島県・社団法人鹿児島県観光連盟

●対 象:観光関係従事者、おもてなしに興味をお持ちの方 定員70名
●参加費:無料

●次 第:
10:00(20分)開会挨拶、講話
  「観光の魅力と地域づくり~奄美群島ならではの素材を活かした商品作り」

10:20(90分)講演「さらに魅力のある観光地“鹿児島(奄美)”を目指して…
         -“鹿児島(奄美)”にお越しになったお客様に
          “さらに”ご満足いただくために大切なこととは?-」
         

11:50(10分)質疑応答
12:00(90分)休憩

13:30(30分)外国人観光客受入体制マナー向上セミナー
        来鹿外国人観光客 傾向・統計
        国別外国人観光客の傾向とおもてなし方法・実践会話練習
         

14:00(20分) 英語圏

14:20(20分) 韓国語

14:40(10分)質疑応答,アンケート記入
14:50    終了
●その他:
  1月屋久島町,2月出水市で順次開催予定

111207_pamphlet_2


オニタビラコ(鬼田平子)キク科 and 果実の分類

2011年12月06日 | 植物

111206_onitabirako_2 

オニタビラコ(鬼田平子)

キク科オニタビラコ属の越年草。

道端や庭に自生し、日本全国ほか世界各地に広く分布する。

111206_onitabirako_3

葉は長さ8-25cmで地面近くに集中し、ロゼット状

茎は高さ20cmから1m程に生長

111206_onitabirako_4

茎の上部が枝分かれして複散房状に分枝し、多数の黄色い花を咲かせる。

花は直径7-8mm程度

花期は、春から秋。

暖地では年中花をつける例もある。

111206_onitabirako_5

このような果実を痩果(そうか)という。

閉果の一種で小形で熟しても裂開せず、一種子をもち、全体が種子のように見える。キンポウゲ・タンポポ・ヒマワリなど(下の(果実の分類参照)

2-3ミリの果実に直接白い綿毛(冠毛)がつき、タンポポやアキノノゲシのような柄をもたなない。(下の写真参照)

111206_onitabirako_6

↑ オニタビラコの冠毛

111206_onitabirako

↑ オニタビラコの冠毛

111206_dandelion

↑ セイヨウタンポポの冠毛

111206_nogeshi

ホソバアキノノゲシの冠毛

====================

きょうのツイート

amami_kaihu_so セイヨウタンポポ 西洋蒲公英 dandelionキク科タンポポ属の多年草。環境省指定要注意外来生物。日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。日本の在来種とは外側の総苞の反る点が異なる。twitpic.com/7p64qq5 hours ago

=====================

    • 果実の分類 (wikipedia 果実 を参考に、植物事典などをもとに一部編集しました)

乾果(かんか)=果実の皮(果皮)が乾燥した状態になるもの。

  • 閉果 - 果皮が乾燥した状態で熟して、種子が果皮に閉じ込められたままのもの。

    • 痩果(そうか) - 果皮と種皮が密着して分かれないもの。ヒマワリ、タンポポなど。
    • 穎果(えいか) - イネ科にみられる果皮と種皮がより密着している痩果。
    • 胞果 - 果皮と種皮が分かれる。
    • 堅果 - 外側が非常に堅くなっているもの。ドングリやヤシなど。また、ドングリの台のような部分を殻斗(かくと)という。
    • 翼果 - 果皮が翼のようになった果実。カエデなど。
      果実が分かれる
    • 分離果 - 子房に複数の部屋があって、熟すると部屋ごとに分かれるもの。
      節果 - マメの鞘(果皮にあたる)が、種子ごとに節を持っていて、種子一つ毎に折れて散布されるもの。ヌスビトハギなど。

  • 裂開果 - 果実が種子の袋のようになり、成熟するとどこかに口を開いて種子が出るようになるもの。

    • 袋果 - 雌蕊が分かれている(離生心皮)で、その内側に向いた面に割れ目ができる。
    • 豆果(莢果) - 豆の莢(さや)の形。
    • 角果 - 細長い(または短い)角状で、心皮(しんぴ =種子植物で、雌しべを構成する特殊な葉。胚珠(はいしゅ)をつける葉の変形したもの。被子植物では合わさって子房を形成する)が2枚あり二室からなる果実。熟すと縦に裂けて種子を出す。アブラナなど。
    • 蒴果(さくか) -子房に数室あって、2枚以上の心皮から成熟してできた果実。成熟すると心皮と同数の裂片に裂け、種子を散布する。アサガオ・カタバミなど。

      • 孔開蒴果 - 成熟すると、果実の決まった場所に穴が開く。
      • 蓋果(がいか) - 果実の上の部分が蓋のように外れる。オオバコなど。

液果(漿果(しょうか)) - 成熟した時に肉厚で汁気の多い果肉に包まれるもの。普通は割れて  種子を出すことはない。一般に言う果実はこのようなものを指す。

  • 核果(石果) - 種子は中心に一個あり、種子の外側に堅い殻(核という)を持つ。これは内果皮が堅くなったものである(モモの食用部を食べた後の普通「タネ」と言われている部分など、種子は「タネ」の中)。
  • 真正液果 - 種子の外側が特に堅くならないもの。

========

特殊な果実

  • ナシ状果、ウリ状果
  • 集合果 - 一つの花から複数の果実が集まった形のものが生じる場合、これを集合果という。果実の集まりであるが果実そのものではない。以下のようなものがある。
  • キイチゴ状果 - 核果が集まった形。
  • イチゴ状果 - 花托(花床ともいう)が肉質に膨らみ、その外側に痩果が並ぶもの(オランダイチゴなど)。
  • バラ状果 - 花托が肥大し、その中に多数の痩果が入っているもの(ハマナスなど)。
  • ハス状果 - 花托がロート状に肥大し、その上に穴があり穴の中に堅果が入るもの(ハスなど)。
  • 複合果 - 密集した花序が一つの果実のようになるものを複合果という。マムシグサの肉穂花序が柔らかい果実の集まりとなるのがその例である。複合果は、花序が一つの果実のように見えるが、果実そのものではないので偽果である。
  • イチジク状果 - 隠頭花序の花托が肥大し、一つの果実にようにみえるもの(イチジクなど)。
  • パイナップルなども特に名称はないが複合果の一種である。

スモモ(李)もモモ(桃)ももう咲いていた。サクラ(桜)はまだだった。

2011年12月05日 | 植物

111205_momo_1

111205_momo_3

桃の花の最盛期は2月ごろだと思う。

この付近(県道79 大浜~知名瀬)では、今頃咲き始めることは珍しいことではない。

複数の木で数輪咲いている。

111205_momo_2

111205_sumomo_1

スモモの花 花期は2月~3月ごろだったと思う。この木は数輪咲いていた。(県道79 大浜~知名瀬付近)

タンポポかなにかの綿毛(冠毛)でしょうか、枝についています。(アキノノゲシやオニタビラコでせう)

111205_sumomo_

111205_cherry_2

ヒカン桜。正月ごろから咲き始め、2月ごろ花の盛りを迎えますが、

例年ですと、早いものでは、そろそろ(今月中旬ごろ)各地で咲き出しているのを見ることがあります。ネットでの開花の報告をさがしませう。

111205_cherry_1  


カタバミ 花 種子

2011年12月04日 | 植物

111204_katabami_8

カタバミ(片喰、酢漿草、学名: Oxalis corniculata)

カタバミ科カタバミ属の多年草。

花言葉は「輝く心」

英名 Creeping woodsorrel

111204_katabami_9

111204_katabami_7

葉は、ハート型の3枚がとがった先端を寄せあわせた形。
三出複葉だが、頂小葉と側小葉の区別はつきづらい。

wikipedia 小葉が左右1枚、先端1枚のものを三出複葉(さんしゅつふくよう)という。多くの場合、これは羽状複葉の側小葉が一対のみになったものと見られる(例;クズ)。しかし、三枚の小葉がほとんど同じ形になって、その区別が難しいものもある(例;カタバミ)。

111204_katabami_6

果実は円柱状で先がとがり、真っ直ぐに上を向いてつく。成熟時には動物などが触れると、自ら赤い種子を勢いよく弾き出す。最大1m程度までの周囲に飛ばすことができることも繁殖に有利となっている。

111204_katabami_5

111204_katabami_4

ムラサキカタバミは、種子は付けず地下鱗茎の周囲の小さな鱗茎から繁殖。

このブログ 2011年11月22日 (火曜日)
冬のムラサキカタバミ 花

111204_katabami_3

111204_katabami_2

111204_katabami_1


もっと知りたい 『伊藤若冲―生涯と作品』 改訂版 (アート・ビギナーズ・コレクション) [単行本]

2011年12月03日 | 本と雑誌

111203_book_jyakucyu_1_2  もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品 改訂版 (アート・ビギナーズ・コレクション) [単行本]

佐藤 康宏 (著)

NHK bs の特集番組で何度もみた。なぜこれほどの画家が教科書にも載らず、現代の多くの日本人がそのすばらしさを2000年(京都国立博物館の若冲展)まで知らずにいたのか、そのことの方が知りたいほどだ。

P90「江戸時代の文化の山場を元禄文化と化政文化というふうにまとめるのは美術史にかんして完全にまちがっている」P90

「そんなことを書いている歴史の本は捨ててしまいなさい。」とも著者は書いている。 総論 伊藤若冲と江戸中期絵画の豊穣P90

また、若冲の言葉 「いまの画というものは、みな手本をもとに描くばかりで、いまだものを描けたものをみたことがない。そして技術によって売れることばかりを求めていて、技術以上に進むことができたものがない。自分が人と違っているのはこの点だけなのだ。」【大典(だいてん)【藤景和(とうけいわ)が画の記」より】

もっと知りたい田中一村―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション) もっと知りたい田中一村―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2010-05

田中一村も似たようなことを言っていたと思う。いずれも本書を読んでみようと思うきっかせになった箇所である。

なぜ一村を昭和の若冲と言わず、日本のゴーギャンなどと言われてしまったのだろうかと思うほど一村と若冲は共通点が多いように思う。

このブログ 2010年8月 8日 (日曜日)
『もっと知りたい田中一村』―生涯と作品 大矢 鞆音 (著)

しかし、両者の画も人生も対照的な点もまた多い。それらを比べると両者のよさが際立ってきておもしろいと思った。

ほかに、一村と

wikipedia高島 野十郎(たかしま やじゅうろう、1890年〈明治23年〉8月6日 - 1975年〈昭和50年〉9月17日)は、大正 - 昭和の画家。独学で絵の道に入り、透徹した精神性でひたすら写実を追求。終生家族を持たず、画壇とも一切関わらず隠者のような孤高の人生を送った。本名彌壽(やじゅ)、字は光雄。

との共通点も見出せるだろう。

111203_book_jyakucyu_2

111203_book_jyakucyu_3

これは魚の惑星か?不思議な視点。

若冲の絵は細密を極めなららもユーモアや遊び心も多くみられる。

amazon 内容(「BOOK」データベースより)
本書ではおよそ主要な作品を選んで若冲の生涯に沿って配列し、さまざまな角度からの短い解説を加えている。また、若冲についてほんとうに知ってもらうためには同時代の文献が欠かせないので、漢文で書かれた史料は書き下し文か現代日本語になおして引用した。最後の総論では、十八世紀京都画壇がきわめて創造的な場であったこと、そしてそこにおいて若冲の成し遂げたものが孤立した営為ではなかったのを理解してもらうために、若冲とほかの画家たちとの共通する志向について少し説明している。

内容(「MARC」データベースより)
伊藤若冲の作品には、ただそれ自体で人を興奮させる力が満ちている。主要作品を若冲の生涯に沿って配列し、彼の芸術の特徴や意義など様々な角度から解説、関連エピソードも多数収録。若冲作品所蔵美術館・博物館・寺社も紹介。

目次
序章 市場を逃れて自然を描く―商人から画家へ
第1章 最初から個性的―初期作品
第2章 東アジア花鳥画史のモニュメント―動植綵絵
第3章 単色デザインの斬新さ―水墨画と版画
第4章 最後まで衰えない画力―物好きの晩年

登録情報
単行本: 95ページ
出版社: 東京美術; 改訂版 (2011/07)
発売日: 2011/07
商品の寸法: 25.8 x 18 x 1 cm

もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品 改訂版 (アート・ビギナーズ・コレクション) もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品 改訂版 (アート・ビギナーズ・コレクション)
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2011-07


ヒメジョオン(姫女菀) キク科 ムカシヨモギ属

2011年12月02日 | 植物

111202_himejyoon_2

111202_himejyoon_3

きょうのツイート

amami_kaihu_so 奄美海風荘
12月でもヒメジョオン(姫女菀)花期は5~8月とされキク科ムカシヨモギ属。同属のハルジオン(春紫菀 花期4月頃から、奄美では3月)と混同され共に全国で見られる雑草。またヘラバor ヤナギバヒメジョオン箆葉or 柳葉姫女菀の近縁でもある。 pic.twitter.com/K3UXBEj1
2時間前

111202_himejyoon_4

葉のつき方によって、春紫菀 姫女菀 箆女菀 を見分けるのも一つの方法。春は紫菀で女菀ではない。

wikipedia ヒメジョオン

111202_himejyoon_5


色々な葉 9 pics クロトン(変葉木) シャリンバイ(車輪梅) ガジュマル

2011年12月01日 | 写真

111201_leaf_7

撮影地 奄美市名瀬 赤崎公園 以下同じ

クロトン(Croton)

トウダイグサ目トウダイグサ科コディアエウム属(ヘンヨウボク属)の常緑低木

別名:クロトンノキ、ヘンヨウボク(変葉木)

樹高:30~100cm

111201_leaf_6

 

111201_leaf_5

↑ クロトンにマダラコオロギ

111201_leaf_8

↑↓ クロトン

111201_leaf_9 

111201_leaf_4

↑↓ シャリンバイ

111201_leaf_3

 

111201_leaf_2

↓↑ 

和名:ガジュマル
英名:Chinese Banyan、Malayan Banyan
漢名:細葉榕
クワ科の常緑高木。

wikipedia の写真 日本一のガジュマル(沖永良部島)(鹿児島県大島郡和泊町)を見る

111201_leaf_1