カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

東大寺修ニ会のお松明 花鹿

2012年03月27日 | ☆ ふるさと・大和
 

「二月堂のお水取りが済めば、奈良にも春がやってくる」
異常気象のなかった昔の人は、きっとこのように言いながら春の訪れを待ったのだろう。
しかし昨今は、このお水取りが終わっても、真冬のような寒さの日が周期的に訪れる。
これも季節の巡りだと、天気予報のおねーさんは解説している。

何はともあれ底冷えのする日、東大寺二月堂修二会の名残を見ながら奈良市鴻池の「花鹿」で昼食をした。


  

 

  

 

レストランの中、外にお松明の燃え残りが、手の込んだインテリアよりも、最も奈良らしい、奈良ならではの
その位置にうまく収まっている。
年に何回か食事に来ているが、この日のお松明の数が一番多かったように思う。
東大寺二月堂の修ニ会が、今月だったからお松明をお店において間もないからだろう。
「これ二月堂のお水取りのお松明ですか?」一度お店の人に訊ねた事があったが、「そうですよ。」と答えられた。「どうして手にはいるのですか?」とそこまでは聴くことができないまま、ここに来てお食事をする時、お松明のある風景がすっかりお気に入りになってしまっている。

今回はお食事をUPしないで、お松明ばかりを写して来た。

コメント (6)
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