カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

お盆あれこれ・夕立が来るかなぁ~~~

2008年08月11日 | ★ 日々の呟き



< お盆の行事・仏迎えの日>
<>
<>
<>
<>
<>
<>
<>

毎年10日に菩提寺に、戒名を書いた経木を頂きに行く。
仏迎えと通常呼んでいるが、一般的な仏迎えよりは早く、お盆のお参りもその翌日11日と決まっている。
広域な範囲の檀家さんへのお参りのため、そのような日程となっている。

しかし、お仏壇へのお盆のご馳走のしきたりは、昔のままで、14日がお素麺15日は7種類のお膳をお昼にお供えする。
そして14日の夜は夜食に、義母がしていたようにパンのお供えをする。
家々によって違うだろうし、もっとしきたり通りのお盆のご馳走をするところもあろうが、今のところ我が家は、ご先祖様をお迎えする気持ちとしてこのようにしている。
7種類のご馳走の方は、いつの頃からかお嫁さんの手によるようになっている。

経木を頂いてきた日から、仏送りの日までお仏壇には、食事のほかに、野菜、果物、お菓子などのお供えをするが、最近はそれぞれセットになっているので、買い物も楽である。

仏壇の大掃除をして、床掛けを変え、盆提灯も用意した。
お昼まで雲が僅かに山際だったのが、四方に入道雲が広がってきた。
夕立3日というけれど、雷付きは遠慮願いたい。


結局昨日は夕立がなく、どこかで降ったらしくて、夕方から夜にかけて、窓から入る風が涼しく、久しぶりの気持ちの良い夕暮れとなった。
簾を通して夕焼けの残照が、東の雲を染めて見える。
こんな時間帯がとても好きだ。




コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猿沢池とならまち辺り

2008年08月10日 | ☆ ふるさと・大和





<
ならまち辺りと猿沢池
<<<<< < <<

猿沢池に浮かぶ逆さの、南円堂、興福寺五重の塔、絹かけの柳と石塔がゆらゆら揺れて、夏の暑さを一瞬忘れさせてくれる。
池の畔を戻り、ならまちへ向かう。
率川の石仏が、舟をかたどった中に集めて祀ってあるのを初めて目にした。
何度も通っているはずの橋の上から下を見ないで通り急いでいたのかもしれない。

古美術店になっている「文殊庵」は看板だけが昔のままであるのが、一層懐かしさが深まる。
今のようにコーヒーの店が少なかった学生時代、ここは学校の帰りに静かな音楽の聴ける安らぎの場所だった。
昨日の鹿に続いた記事で同じ日にUPのつもりだったのが、ものすごい雷で長い時間パソコンを開けられず、2日に渡ってしまった。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公園にいれば良いのに・危ないよ!

2008年08月09日 | ☆ ふるさと・大和



なら町辺りを歩くと、商家の軒先に吊るされている「庚申さんの身代わり猿」をよく見かける。
このくくり猿は、鰻屋さんの暖簾の脇に吊ってあった。




8月の初めに所用で奈良に行った時の写真である。
用が早く済んだので、ならまちの駐車場に車を置き、その辺りを少し見て帰ろうと思った。
駐車場から道路に出ようとしたとき、裏の高い植え込みの中から一頭の鹿が出てきて車道を堂々としかもゆっくりと横断した。
勿論車は、どちらの車線も停止して鹿が行き過ぎるのを待ってから、そろそろと発進した。




鹿が安全に渡るのを目で追っていた。

交通事故で怪我をしたり死んだりする鹿が、年間何頭かいると聞いたことがある。
幸い今日は両方の車線のドライバーさんも、横断する鹿に気づいて、渡り終わるまで待っていたが、スピードを出していたりして気が付くのが遅れることもあろうし、気が付いて急停車したら、後続車があった場合事故を起こす危険がある。

安全な公園でいると良いが、このようなはみだしっ子がいるので、奈良の街を走る時はきをつけねば・・・





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なら燈花会

2008年08月08日 | ☆ ふるさと・大和






<
ちょっぴり燈の花
<
<
<
<
<
<

古都の夜に開く燈の花に誘われて、洞川行きのグループで燈花会の幽玄の世界を散策した。
9つの会場を、あるいはゆっくりと佇み、燈の道を辿り、暗闇に浮かぶ燈の集合体の美しさを堪能し、今年もここに来ることの出来た喜びに浸りながらの散策だった。

晴れた夜空に上弦の月が公園の木の枝の間に見えていたが、その月の美しさを凌ぐ燈火が地上に咲いていた。

三脚を持っていかなかったので、全ての美しい世界を画像に出来なかったので、会期中に国立博物館の三十三観音展の鑑賞と兼ねて、再びのこ燈の花たちと出会うことを楽しみにしている。




コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洞川行者祭りの夜・クライマックス

2008年08月07日 | ☆ ふるさと・大和




<
行列を楽しんだ夜の洞川
<<<<<<<<<<

役の行者は、伊豆大島に島流しの刑に処せられていたが、無実と判って帰国することが出来た日を祝って、村人や信者が狂気のようにその喜びを表したのが、この行者祭りの始まりとされている。
8月3日の夜、T家の縁側に座って次々と目の前を通り過ぎる行列を見ながら、飛鳥時代の人々の素朴な喜びの姿と重ねながら見学する夜だった。


GIFアニメ10画像

午後6時45分から始まった行列は、上にUPしなかった分をGIFアニメとしてまとめた。
画像には、動きが早くてピンボケになってしまったひょっとこ踊りのユーモラスな動きには、お腹を抱えて大笑いの連続で、シャッターを切るタイミングを忘れてしまった。
御神火、鬼踊り、行者連による江戸芸かっぽれや河内音頭、よさこい踊、龍の踊り、お神楽とおかめ・ひょっとこなど9時まで飽きることなく見続けた。
楽しい行列の連続だった。
何しろ、通りに面したT家の縁側に座ってのゆっくりした見学場所であったことは、この上なく涼しく、楽しい贅沢な見学をさせてもらえた。


行列が済んだ後龍泉寺公園へ行くと護摩木の炊かれた後の残り火が、暗闇の中で火の粉を少しあげていた。
祭りの賑わいとと打って変わって神秘的だ。
「ド ドーン」帰りの橋の上は、花火見物の人でいっぱいだったので、欄干の傍で桜の木の枝の間から打ち上がる花火を暫く眺めて楽しかった1日を噛みしめていた。

薬王寺~最御崎寺
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする