地獄谷の周遊路に建っている高浜虚子の句碑。登別の自然を
俳人の感覚で詠んでいる。貴重な小鳥が木々に遊ぶ様を愛情
を持って文字に現した。当時この辺野鳥が多かったのだろう。
碑文:囀りや 絶えず二三羽 こぼれとび
人は、誰も三途の川を持っている。渡らねばならない川、越えてはいけない川、
填ってしまう川・・・貴方はどの川と対峙してますか? 登別の三途の川は渡って
はならない川です。この三途の川は温泉で生きている人々の糧の源、渡っても、
越えても、填ってもいけない。だからこうして、恐る恐る眺めるだけなのです。
日和山の麓にある温泉池、爆裂火口。灰黒色に濁った湯は時間と天候で不思議な光を
放つ。水面は40℃~50℃だが、深いところは130℃の高温、周囲1㌔、深22㍍の
大規模な湯の沼は、世界的にも珍しく、学術的にも貴重、北海道遺産の由縁である。
放つ。水面は40℃~50℃だが、深いところは130℃の高温、周囲1㌔、深22㍍の
大規模な湯の沼は、世界的にも珍しく、学術的にも貴重、北海道遺産の由縁である。