お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

ヒグマ殉難碑 (トムラウシ)

2007年10月06日 | 💖感動‼北海道紀行

  十勝川をさらに北上すると右手に空き地が開け、何やら石碑が建っている。好奇心で歩
  み寄り驚愕。十勝とくにトムラウシ開拓に力を尽くした菅野光民氏の受難の碑であった。
  此処でヒグマに襲われ絶命した…。周囲は薄暗くなり熊笹が風に揺れオドロオドロしい

  菅野光民:トムラウシ開拓の父、十勝日日新聞創設者。アイヌ人案内2名と十勝川本流
    開発調査(農地地質、森林、鉱物、観光)、前日オソウシ温泉地帯逗留。翌大正7年6
    月9日当地通過中、巨大ヒグマ急襲笹薮に引き込まれ絶命。北海道温泉探査の先達。

  参照#①三毛別熊事件碑  ②羆襲撃現場  ③トムラウシ温泉

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十勝川源流(トムラウシ)

2007年10月06日 |  🚙道南・道東紀行
十勝ダムを過ぎると様相は一変するここはもうトムラウシ山中、眼前に開ける一条の渓流、
十勝川源流だ。この渓谷を辿るとトムラウシ山だ。この近辺は開発時代はヒグマ遭難の地。
渓流沿いの獣道にヒグマの影を追ったが発見できなかった。
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念仏母子像(十勝ダム)

2007年10月06日 |  🚙道南・道東紀行
十勝ダムの一隅に一寸した広場があり、母子像が建立されていた。青銅であるが着色
された様はこの像に対する深い祈りが感じられる。ダムのできる前はこの地は奥地への
交通難所断崖絶壁と記されていた。ダムに埋没した集落、被災者への供養の像だろう。

念仏坂:この母子像のある場所はダムのできる前、急峻な崖で奥地への難所だった。
     通る姿が崖に張り付くようっだったので念仏坂と名づけられていた。
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