お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

オソウシ温泉 鹿命の湯(北海道)

2007年10月08日 | 💿秘湯極湯100選

映像:土管を縦にした貯湯槽から強アルカリ性の生湯がドバドバとプールに溢れ出る。

帰り道、十勝ダムを少し過ぎた辺り左に分かれ道がある。余り知られていないオソウシ
温泉。源泉温度は26.9℃。 41度まで沸かして使用。しかし、露天風呂は26度の源泉を
掛け流している。 PH10で日本でも稀なアルカリ度。最初は冷たいと思ったのだが中々
どうして気持ちがよい。これは真冬だったら尚いいのだろう。貴重な温泉体験となった。
低温にも慣れ、辺りを観察するとシカの足跡が無数にある。宿の主人に問うたら、鹿が
この源泉を飲みに来るのだそうだ。鹿にとってはミネラルタップリの命の泉なのだろう。
そこで、筆者はこの貴重な超美人湯を『鹿命(ロクメイ)の湯』と命名することとした。

【Data】単純硫黄泉 泉温26.9℃  PH10  155ℓ/min 自然湧出  源泉:オソウシ温泉

解説:アイヌ語でオソウシとは川口に滝が多くあるとの意味らしい。ヒグマ🐻に注意

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