
映像:日本温泉地域資産の講演をする酸ヶ湯温泉ハッピを着た泉研代表(2008.4.29)
平成20年度事業がスタートした。本年度の温泉地活性化研究会の事業テーマは『人材育成』。温泉地・温泉人の意識醸成事業(温泉フォーラムなど)からのステップアップである。温泉地の指導者、もしくは温泉プロ育成支援の事業で、本事業はむつ小川原地域・産業振興プロジェクト支援も得ている。
千人風呂から上がったお客様で賑わう酸ヶ湯温泉正面フロアはミニ講演会場になった。このようなライブ講演は始めてである。背後の混浴千人風呂には次から次と入浴客が吸い込まれ、湯上りの人々に囲まれながらの講演&入浴指導であった。
酸ヶ湯温泉の『混浴マナーアップ作戦』の協賛・支援という形であり、同温泉の全面的な協力のもとに実施。事業的には従業員の『温泉プロ』養成という意味合いを持ち、『酸ヶ湯温泉混浴入浴マナーアップ作戦』の企画・実施などのコーディネート、実地指導を行った。事業は4月26日から5月5日のゴールデンウィーク中実施される。
評価・指導:入浴マナーアップに向けての、方策、広報、入浴指導、健康指導など『酸ヶ湯温泉』の温泉プロ意識の醸成が観察・確認できた。次へのステップは今回の事業を受けて、実際の入浴客への浸透、安心・安全・快適の入浴効果を『温泉入浴指導員』が審査マニアルに従い実施、必要な改善策を提言し、次年度の当温泉地の自立した活動へとつなげる。