最終テージス号は異音もあります 走行距離は約5万km
前回のA/Tショックに加えてエンジンから嫌なカタカタ音がありました。
音源はカムシャフトの打音というのは明白で最近のアルファも何台かに1台は必ずあるエンジン回転に正比例する嫌な音です。
このテージスの場合は特にオイル管理が悪かったはずはありません。
こちらはオーナーのタイミングベルト一式を交換して欲しいというリクエストにDrがそれならついでにカムシャフトを外して異音も直しましょうと提案しました。
前後バンクともカムシャフトまで分解 怪しいバルブリフター
カムシャフトを外すには当然タイミングベルトを外す必要がありますから作業は重複するため何割か工賃を節約できます。
このカムからの異音は油圧リフター(タペット)の不良かカム山の摩耗で最悪は両方ダメな場合もあります。
カム山でバケット(油圧リフター)を叩く
そうなんです川崎さん!
金属同士がぶつかってるわけですから摩耗は当然あるわけで潤滑が重要なんです。
オイル交換をサボったりすると摩耗してしまいカタカタと嫌な音がして調子も出ませんww。
それにせっかくの高級車のエンジンがガチャガチャ鳴ってたら興ざめですからぜひ修理したいところです。
外した4つのカムシャフト
カムシャフト(カム山)自体は特に摩耗は見当たりませんでした。
やはり原因は油圧リフターということになるようです。
リフターは目視である程度良否が見分けられますが今回は大事をとり全て交換することにしました。
リフター1個の価格は約1,800と比較的リーズナブルです。
それでも1,800X24個ですからバカになりませんが・・。
現在組み付け中につき結果は後日お伝えしますネ。
続く