ちょっと変身の図 90y カレラ2 5MT 8.5万km ミツワ物 検受 248万円
ポルシェ911カレラ2(tyoe964)は今でも根強い人気があります。
964の前モデル930では5マイルバンパーのため無骨なイメージがありましたが964では全体がシンプルになり嫌みなくまとまりました。
Drはちょうど930→964のモデルチェンジはアルファに例えるならSpiderのType11541→115へのモデルチェンジに似ていると思います。
11541Spider(Sr3)と115Spider(Sr4)
964は完全なフルモデルチェンジでSpiderは一応フルチェンながらメカニカルコンポーネントは基本的に踏襲しております。
964人気の原因は空冷エンジンであることとパワステやエアコン等の快適性に加えてAT(ティプトロニック)仕様まであり誰でも乗れるということが大きいと思います。
市場相場は200万円~400万円くらいですがATよりもマニュアルが相場は上です。
通称92yミラーに変更 ターボミラーとも言う
Type964ではマイナーチェンジでミラーとアロイの変更があり92年以降の後期型がそうなります。
個人的によりスタイリッシュになり洗練されたと思います。
これは比較的簡単に後期に変身出来ますのでモディファイされている個体も多いです。
ただパーツの価格は財布に優しくなくセットで軽く10万円を越えますw。
カップならぬ993用アロイ
本来ならカップ用アロイを装着したいところですが予算の都合で993用に落ち着きました。
カップが欲しい方は購入後に自腹でお願いしますw(笑)。
911の最も綺麗なアングル
画像を取り忘れましたがエンジンフードの黒い通気グリルはスポイラーを兼ねて高速域で自動的にせり上がります。
これはかなり憎い演出だと思うDrですネ。
3,600cc 250PS/6,100rpm 31.6kgm/4,800rpm
この個体はたいへん良く整備されており特にオイル漏れも見当たりません。
Lジェトロは全くフルプルーフでそれこそキーONで一発始動し冷間時より高速域まで全くストレスなしに乗れてしまいます。
整備記録完備の優良車
昔からポルシェ(911)を買うなら車両代以外に100万円は用意しておけという格言がありました。
ポルシェのパーツ代や工賃は決してお安くありませんので尤もな見識です。
このカレラ2の新車価格は当時で約1,000万円でしたw。
この個体もすでにそれくらいの整備コストは投じられているでしょう。
このコストを投じられた個体とそうでない個体は購入後の維持費に雲泥の差が出ますので要注意です。
マニュアル仕様は稀少? フルノーマルのインテリアは綺麗
マニュアル仕様の相場が高いのはA/Tでは古くなると修理代が高価になるのとやはりスポーツカーはマニュアルという認識です。
マニュアルであればせいぜい修理代はクラッチのO/Hくらいで済みます。
近所を試走の図 フェンダーの峰はサイコ~サイバンショ?w
この年代のエンジンはやはりトルクフルです。
3.6Lの排気量の恩恵もあり意外とズボラな運転が可能で極低域からも十二分なトルクがあります。
もちろんその領域からアクセルを踏み込めば911は桿馬へと変身してレッドゾーンまでストレスな吹き上がってくれます。
軽いクラッチの恩恵もありマニュアル仕様と言えども決してスパルタンではありません。
カレラ2から採用のパーワーステアリングは決して軽すぎずにシュアーに地面の感覚を伝えてくれます。
おまけに卓越したコーナリングパワーと決してゴツゴツしない乗り心地も特筆ものです。
Drがかってレポートした73カレラRS程ではないものの血筋は争えません。
一般公道では充分以上と言えましょう。
ポルシェの耐候性だからこそ20年近い前のモデルでもヤレることなく性能を発揮出来るということです。
964が未だに高人気であることの大きな要因だと思います。