Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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Drの123イグニッション体験記

2010-10-10 21:11:02 | Drのメンテ講座

123イグニッションシステム            BOSCHEと同型同サイズw


Drはかってマレリーのフルトラキットをいち早く輸入しました。

これはヒット作で全国的に飛ぶように売れました

しかし、今回の123イグニッションに関しては完全に乗り遅れておりました。

お客様が知らぬ間にどこかのショップで買われていたりでDrの面目は丸つぶれで
ありました

反省のDrは例の1750のお客様が少々低速域の加速がスムーズで無いと言われたのを
機に懸案の123を試すことにしたのであります 



123の売りの進角調整ダイアル

デスビボディの裏の盲栓を外すとかなり奧にダイアルがあります。

かなり見にくい上に再調整はデスビ本体を外す必要があります。


附属のマニュアルより


このように車種別にダイアルを合わせるわけです。

しかし、Drの調査ではどこに合わせても殆ど変わらないという声が多かったですw。

進角特性をエンジン別に変えるのですが果たして本当に変わっているのか、体感上感知出来ないだけなのかDrには良くわかりましぇんw。

この件はPF(プロフェッサーF氏)に貴重なアドバイスを頂きましたので原因究明委員会をを久しぶりに発足させようと思います(笑)。

その時には例のデジタルタイミングライトが役立つでしょう



この位置が発火点


ちょうどこの丸穴はローターの下に有りますので難しく考える必要はありましぇん。

123の取り付けは決して難しくなくほぼポン付けが可能です。

特に同じBOSCHE製のディスビであれば駆動軸のオフセットも同じでローター位置は変わりません。

配線は赤と黒の二本だけでそれぞれ点火コイルのプラスとマイナスに繋ぐだけの超簡単さであります。


レンチが入りましぇ~ん

実は例のダイアルの盲栓を付け忘れて再度外す羽目になったのですが1750(前期)は余計なバイパスホースと冷却水のリザーバーが邪魔していつものデスビレンチが入りませんw。

PF氏に訴えたら横のデス調整ネジで外せと言われたのですが今度はOリングが邪魔してデスが抜けません

123の取り付けは簡単ですがこちらで要らぬ時間を浪費してしまいました。

新品のせいかデス回転調整ネジを緩めておくと何回もローターがスッポ抜けてエンジンが死にました



スタティックは元の位置           BTDC8~10度?


実はせっかく買ったデジタルタイミングライトの使用法をまだ把握しておりません

アドバンス時の進角を読むのが目的でしたが何の為に買ったかわかりましぇ~ん

よって、今度ライト持参でPF氏の元で勉強して来ますw(笑)。



効果あり!


結論から言いますと123は前評判通りとても回転の上昇がスムーズになりました。

うまく言えませんが点火時期もキャブも完全に調整されたという感じでしょうか?。

少々大袈裟に言えばエンジン本体さえ更にリバランスされたような感じで緻密な感じで回ります。

最もDrはオーナー様が訴えられた低回転域から加速時のシャクリが決して嫌いじゃありません。

乗りにくいとは言えますがこの域を越えたら一気にレッドゾーン目がけて加速してくれますのでネ。(124は典型ですw)



それにしてもPF氏作のこのエンジンは素晴らしく、かって味わった73カレラRSを彷彿させてくれます

特筆すべきは低回転域から有効なトルクを発することでズボラな運転もノープロブレムです。(73カレラも同じ!)

もちろんレッドゾーンまでストレス無しに回り官能さも備えております。

(パフォーマンスも去ることながら氏のエンジンは壊れないことでも有名です)


123はデスビのガバナーによる遠心進角をマイコン制御に進化させたものです。

遠心式の古典的な加速も悪くはありませんが123はそれを洗練させたという感じです。


123イグニッションはDrにお任せ!。


(ちょっと遅いかも?











コメント (1)
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