ツルツルピカピカ 04y LANCIA Y 11.5万km
先日予告しました、禁断の多走行シリーズ第一弾のLANCIAが入庫しました。
予想に反してと言いたいところですが、予想通り綺麗でした。
インテリアも綺麗
少なくとも外内装はとても多走行車とは思えないくらい上々です。
贔屓目でなく、走行4~5万kmと言えば充分通るでしょう。
綺麗すぎるエンジンルーム?
このエンジンルームの綺麗さは明らかにプロが磨いてます。
ボディも一度磨きを入れてるようですから、推測ながら仕入れた業者が仕上げた
のでしょう。
以上、見た目の評価に関しては多走行のハンディが全く無いことになります。
ちょっと気になるメカを検証します。
エンジンがアイドル時に少々振動するのが気になりましたw。
直感的には直る症状で致命的ではないでしょう。
基本的に好調?
一番の心配はやはりDFN(セレスピード)の具合です。
多走行のセレは爆弾を抱えていると言っても過言じゃありましぇん。
特に問題無し?
少々変速ショックが大きいようにも思えましたが、許容範囲と言えなくもない
一度、キャリブレーションをしてみましょう。
この個体に関しては多走行でも特に問題は見当たりませんでした。
今までの整備歴が気になるところですが、セレのアクチェーターでも交換して
くれていたら心強いです。(現在整備歴不明w)
多走行車の最大のメリットは価格がお財布に優しいということにつきます。
この個体はなんと一般相場(走行5万km以下)の1/3でGET出来ました!。
売価ではたぶん一般相場の半額くらいで売りだす予定です。
くすんでるが距離と無関係?(レストア予定)
外内装がツルピカで、走りも好調な個体が半額で乗れちゃうわけです。
今回は(たぶん?)当たりの個体ですが、全ての多走行車にはもちろん
当てはまりませんし、多走行故のリスクはもちろんあります。
自身が5万kmで買って、メンテしながら10万km乗った実績の個体と、いきなり10万kmの
個体を宛われるのは心理的負担は違うでしょう。
日本では10万kmと言えば寿命みたいな悪しきイメージがありました。
その責任の一端はメーター改竄車の横行ですが、責任の一端は走行を気にしすぎる
一般ユーザーにもあったでしょう。
現実的にメーター改竄がなければ、10万km越の個体はいくらでもあったというのも
事実なんです。
お財布に優しく、まだまだ乗れる多走行車をみんなでもっと乗ろうじゃあ~りませんか!。
(続く)