もうセレとは言わせましぇ~ん!
アルファ156のFAJ正規輸入車は全てA/T仕様です。
つまり2.0TSモデルはセレスピードで2.5V6はQシステムとなります。
初期型セレ仕様(156)を買うと言うことは、いわばトラブルを買うようなものなんです。
ギアが入らないとか、抜けないとか、街中での立ち往生は殆どの人が経験してるでしょう。
更に、質の悪いことにギアが抜けないから押すことも出来ないという事態も多々ありますw。
しかし、いっそうセレを諦めてマニュアルシフト仕様に改造してしまえば、全ては解決してトラブルフリーとなります。
今回の個体もセレを大枚叩いて一新する必要が有ったのですが、Drの提案でM/Tに改造することにしたわけです。
M/T用シフトブーツ装着
本来なら改造作業のポイントを記事にするところですが、取りあえず完成のダイジェスト版としてアップします。
基本的な機能には関係ないのですが、やっておきたい作業であります。
セレ用のパネルのままでは不格好かつシフトレバーが干渉する恐れがあります。
こちらは、コンソール本体は交換しなくても、MT用ブーツASSY?がそのままポン付け出来ます。
セレ用のタコメーター
このままでも乗れなくもありましぇん。
但し、セレのインジケーターが点滅してうるさいですw。
A/T異常の警告灯が点きっぱなしになりますが、A/Tは捨てたwから、そんなの関係ネ~と言われる方はこのままいきましょう(笑)。
行き場のなくなったセレのカプラー
本来なら、セレの心臓部であるアクチェーターに繋がる配線カプラーです。
繋ぎようがないですから、異常信号を送ります。
M/T用のタコメーターに交換
タコメーター裏側の配線はなぜか同じで、二つのカプラーはマッチします。
動作も問題ないので、交換しておきたいタコメーターです。
ステアリングのセレボタンは不要となり、少々興ざめですから、こちらもシンプル
なM/T用ステアリングに交換したほうが良いでしょう。
但し、機能的にはこのままでも、ノープロブレムです。
至極快適なシフト
試運転は極めて快調でした。
その理由はクラッチをO/Hして一新しておりますので、踏力も新車並に軽くスムーズなことと、
中古のシフトレバーASSYが幸運にも当たりで、ガタがなくカチッと決まることです。
M/Tにも拘わらず、肉体的な労力は最小限で、シフトは喜びと化します。
それよりもっと感激させるのはあの忌々しいセレからの解放でしょう。
原始的なマニュアルシフト&クラッチというのは、そう壊れる物ではありませんし、壊れる前には予測が付く物です。
改造作業は初めて故に、難航しましたが、一度やってしまえば特に技術は不要です。
面倒なのは、結構揃えるパーツが多いことです。
次回はその辺りのレシピを太っ腹で伝授しましょう(笑)。