Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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V6ヘッドはこうするアイフルw

2012-12-09 10:58:19 | 修理日記

156SW(FL最終型V6)と外したパーツ郡

症状は冷却水にエンジンオイル混入と言う良くある症状でした。

作業内容はシリンダーヘッドG/K交換なのですが、某正規ディーラーでの見積もりが
お財布に優しくないので、何とかならないかということでした。

果たして見積もりはジュリアのエンジンがフルO/H出来るくらいのもので、
正規ディーラーであればこんなものというところでした。

特にディーラーさんは部分修理を嫌いますし、周辺までも同時修理が原則ですから、
自ずと高価になります。(メーカー問わずに言える)

頼まれたら断れないDrでありますから、

お安くやりまっせ~!

安請け合いしたものの、ちょっと難問がありましたw。

V6の後ろ側バンクのシリンダーヘッドが簡単に外せないのです。


早くも下りたFt側ヘッド

ここで、問題なのはディーラーさんはエンジンASSY脱着と見積もりに計上されてることです。

そうなんです、川崎さん!。

V6のシリンダーヘッドの後側は通常エンジンを下ろすのが原則なのです。


手の入らない後バンク 

下ろさなくても全く不可ではないものの、逆に時間がかかったり、作業効率が非常に
悪いと言うことです。

しかし、エンジン脱着の作業自体が結構な工賃です。

それを嫌ったDrはエンジンはそのままでの作業路線を敷きましたが、下ろせなかったら、やむ
なくエンジンASSYは下ろすことになり、今更見積額を上げるわけにはいけません。

つまり赤字修理になることは明白であります

ここは、どちらかいうと下ろさない派のKメカに託すしかありませんでした。


下りちゃいました        後ろ側バンクの図

キーポイントは邪魔なエクゾーストマニをどう逃がすかに尽きますが、企業秘密ダスw。

かなり面倒には違いありませんが、少なくともエンジンASSYを下ろすよりも、時間は
節約できたと言えます。

かのように、たまにディーラーさんとの合い見積もりはございますが、通例Drのショップ
のほうがお財布に優しくなります。

その理由はディーラーさんのように全体修理でなくて、部分修理が基本的なのと、
交換パーツは最小限にします。

もちろん中古パーツも場合により使用します。(在庫多数あり)

更に、

後出しジャンケンの強みもあることは言うまでもありましぇん(笑)。






コメント
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