
156SW(FL最終型V6)と外したパーツ郡
症状は冷却水にエンジンオイル混入と言う良くある症状でした。
作業内容はシリンダーヘッドG/K交換なのですが、某正規ディーラーでの見積もりが
お財布に優しくないので、何とかならないかということでした。
果たして見積もりはジュリアのエンジンがフルO/H出来るくらいのもので、
正規ディーラーであればこんなものというところでした。
特にディーラーさんは部分修理を嫌いますし、周辺までも同時修理が原則ですから、
自ずと高価になります。(メーカー問わずに言える)
頼まれたら断れないDrでありますから、
お安くやりまっせ~!

安請け合いしたものの、ちょっと難問がありましたw。
V6の後ろ側バンクのシリンダーヘッドが簡単に外せないのです。

早くも下りたFt側ヘッド
ここで、問題なのはディーラーさんはエンジンASSY脱着と見積もりに計上されてることです。
そうなんです、川崎さん!。
V6のシリンダーヘッドの後側は通常エンジンを下ろすのが原則なのです。

手の入らない後バンク

下ろさなくても全く不可ではないものの、逆に時間がかかったり、作業効率が非常に
悪いと言うことです。
しかし、エンジン脱着の作業自体が結構な工賃です。
それを嫌ったDrはエンジンはそのままでの作業路線を敷きましたが、下ろせなかったら、やむ
なくエンジンASSYは下ろすことになり、今更見積額を上げるわけにはいけません。
つまり赤字修理になることは明白であります

ここは、どちらかいうと下ろさない派のKメカに託すしかありませんでした。

下りちゃいました

キーポイントは邪魔なエクゾーストマニをどう逃がすかに尽きますが、企業秘密ダスw。
かなり面倒には違いありませんが、少なくともエンジンASSYを下ろすよりも、時間は
節約できたと言えます。
かのように、たまにディーラーさんとの合い見積もりはございますが、通例Drのショップ
のほうがお財布に優しくなります。
その理由はディーラーさんのように全体修理でなくて、部分修理が基本的なのと、
交換パーツは最小限にします。
もちろん中古パーツも場合により使用します。(在庫多数あり)
更に、
後出しジャンケンの強みもあることは言うまでもありましぇん(笑)。