仲良く並んだ156GTA
業界不況で、車両販売は相変わらず不調ではありますが、メンテ路線は堅調です。
専門店をやっていると、偶然にも同じ車種が並ぶことがあります。
並んだ赤の156GTAは左が常連様のセダンと右が新規様の156GTA・SWです。
156GTAセダン
こちらはクラッチO/H等メンテ箇所は多岐に渡ります。
ある程度使い込めば避けられないメンテです。
新規様SW
セレ不調を訴えられましたが、エクザミナー判定はお決まりのブレーキランプSWでした。
こちらはNPかつ格安ですが、本命の温間時のクラッチジャダーがキツイです。
交換予定のソレノイドバルブ
もちろん高価なセレユニットASSYを丸替えするようなことはありません。
お財布に優しい部分から攻めていきましょうと、クライエント様にはご説明しました。
2,000GTVが2台
左赤は年末より続く車検+αですが、ウインドウ周りの修理が厄介です。
シートは仮付け
基本的なメカは好調ですが、外内レストアが望まれます。
取り敢えずは、シートは純正仕様にて張替え中で、手持ちの115SPIDERのシートを仮付け
しております。
出戻り2,000GTV
年末に収めたばかりの例の個体ですが、オイル漏れを訴えられました。
処置したつもりが、やはり走りこみが不足していたようです。
クランクシャフトFtシール不良が発覚しました 。
レストア中にエンジンを下ろしましたので、その時に処置しなかったのが悔やまれます。
過去の画像
特に漏れは見られなかったものの、AA買いの未知の個体でした。
今後の教訓としますが、オーナー様にはもちろんクレーム対処させて頂きました。
新規様の147
オイル交換他を承りましたが、オイルパンのドレンネジがズルズルで、急遽中止しました。
稀に、他店からの個体でありますが、ズルズルを液体シールなどで誤魔化すのはやめて
欲しいですね 。
まさに次の作業者を陥れるようなものですから。
ヘリサート加工かオイルパン交換の作業を次回にすることになりました。
番外新規フェラーリ? ツルピカ極上車
通常フェラーリは受けませんが、顧客様が同時保有されてる場合などは例外です。
又は、紹介があれば、手に負えるものに関しては受け入れます。
この個体は内装の一部のレストア依頼でした。
本年も読めない車両販売をフォローする意味でも、メンテ部門は頑張ります。
決して立派と言えないファクトリーですが、設備経験人員と実績は豊富です。
イタ車のメンテにお困りの方は親身にご相談に乗ります 。