147GTAの3.2Lエンジン(正常な個体) カム山再検証
先日、ちょっと物議を醸し出した「オイル管理にご用心」というタイトルの記事に誤りがありました
ことをご報告します。
オイル不足は事実であったもの、あのような削れ方をするかというかという疑問がDrに
ありました。
読者の方もそう思われた方が何割かはいらっしゃったようです。
懇意の部品屋さんから、某チューニングショップに確認して貰ったら、あの削れたような
カム山は正常であることが確認出来ました 。
念のために、ショップ在庫の同エンジン搭載車を検証してみました。
フラットですw インテークカム
こちらもフラット インテークカム
調査によると、同じV6エンジンでも3.2Lに限りインテークカムは、かのようにカム山頂部が
削ったようにフラットで正常と言うことです。
2.5~3Lエンジンはそのようなことはなく普通に尖がっております。
これで正常の図 3.2Lエンジン
そもそも疑問をもったのは、カムのリフト量を計測したら、削れたほうも数値が同じで
あったからです。
通常なら、削れた分は数値が少なくては辻褄が合わないことになります。
問題のインテークカム 頂点フラット
エクゾーストカム 普通に尖ってる
上図のように数値は基本的に同じでしたから、削れたと言うことは無かったわけです。
かのようなフラットなカム山は初めて見ました。
フラットな理由は当然なんらかの理由があるはずです。(調査予定)
以上、エンジン不調からの原因追求で、オイル不足もあり、てっきりカム山が削れたと言う
間違った情報を提供したことを深くお詫びすると共に訂正させて頂きます。