FIATグラプンが二台仲良くメンテ中
右手のブルーは定期点検で全くNPですが、左手のオレンジはセレトラブルでゴテております 。
ど~も、シフトのポジションをコンピューターが正確に検知せずに、エンジンが始動しなかったりギアが抜けない
という症状を呈しております。
センサー類交換後も完治せずに、やむなくユニットも外して検証予定でした。
二階建てのセレ(デュアロジック)ユニット
メカがユニットをミッションに固定するボルトが一本欠落してると訴えました。
緩んで脱落か、付け忘れか定かでありませんが、似たようなボルトを付ければと思いました。
ところが・・
折れ込んだボルト
前作業者が緩めるときにボルトを折ってしまったのでしょう。
そのまま放置とは無責任じゃあ~りませんか! 。
作業は某ディーラーさんと思われますが、確証はありません。
何とかほじくれないかと指示しましたが、前作業者もそれなりの努力はしたようで、逆タップが更に埋没して
折れてました。(ダメ押しw)
ボルトは折るわ、タップは折るわで、最悪ですが、ありえない事でもありません。
問題はこの状態で放置と言うか、知らんぷりしたのが戴けません 。
ここからの修理はミッションを下ろす必要があります。
やむなく下ろしたミッションASSY
ボルト抜き作業は内燃機屋さんの手を借りました。
出てきた折れタップとネジ山修正の図
タップは溶接して抜いてくれたようです。
ネジ山が駄目であれば、更にインサート作業やアルミ棒を打ち込んだりの必要があります。
何とかしてくれた内燃機屋さんに感謝と言うところですが、この作業は全く無駄な作業でした。
自社販売車だけに、クライエント様に正味の請求も憚られるでしょう。
この余計な作業は全くの徒労と言う事になりました。
何で、ワテのショップがケツ拭きしなあきませんネン 。
在りし日の人生幸朗師匠(相方は生恵幸子)
お後がよろしいようダスw。