
ズリアガレージ前にてシートを検証
とりナマズ商談もすでに入ってるこの固体を、一刻も早くお見せできる状態にするべく焦るDrがおりました

インテリアの課題は運転席シートが綺麗じゃないことでした。

左が運転席(右は助手席)
せめて助手席くらいの状態であればNPなんですが、クリーニングの限界を感じさせます。

仮付けしたRECARO
仮付けの理由は純正を外す為の代用品なんですが、このRECAROをもう一脚用意して純正のベージュに張り替えるのも
良いかもしれません。
または、純正シートを同色張替えするかですが、同じような生地とカラーを探すのはハードル高いです。

盗難にあったアルファマーク?
オランダからの道中に盗まれたようですが、もしかしたら脱落したこともあり得ます。
この75mm径のマークは現在も使われているパーツですが、後期GTV6は本来小径(ジュリアと同じ)からの変換ベースが
必要です。
入手は絶望的と思われましたが、奇跡的に入手できました!


これでバッチシの図

このアダプターはその気になれば自作出来るでしょう。

町内テストの図
初めてちょっと真剣に試走してみました。
普通に走りますが、決して完調ではありません。

オランダでもBP6ES
ややバラついているエンジンは、案の定プラグが一部半かぶり状態でした。
陸送中にエンジンをチョイ掛けを何度もしますから、Lジェトロではかのようなプラグかぶりはよくあります。
これはプラグを交換するか磨けばNPです。
サスペンションも気になりました。
明らかにダウンサスのRrが跳ねてストロークがなく煽られました。

へたってる赤いコイル?
見たところ新しそうですが、この類はすぐに崩御することも多いです。
ダンパーも交換してありましたが、やや硬いと感じました。(メーカー不明)
コイルは即効ノーマルか相当品に交換予定です。
更に明らかにプロペラの振動がありましたのでリフトアップして検証しました。

マフラーに噛まし物
ややこしいことをしており、プロペラアライメントに影響するでしょう。

剥離してるMTマウント

ボディに干渉
MTがボディ方向(上に)に押し上げており、相当無理してると思われます。
ちなみにカップリングジョイントの状態は悪くありませんでした。
このTAの肝となるべき、プロペラ系のメンテナンスが相当え~加減なことをされてます。
まさに、突っ込みどころ満載のメンテで、日本ならともかくヨーロッパでもかのうような作業がまかり通ってるのは
驚きです。
ショップにて改善できないようなら、PF先生の餌食になってもらう必要があるかもしれません

その他のメカも若干気になるところはありました。
メカはその気になれば、何とでもなるでしょう。
Drにとっては、シートをどうするかで、こちらは何ともなりません。

塗装屋に引き取らせた
頭貝割れ大根で精神衛生上悪いので、ボディのプチレスを先行させます。
並行して、シートは内装屋とも相談して、最善策を探ります。
外内装メカとも手が掛かるのはある程度は想定内でしたが、上代価格があがるのは辛いところです。
しかし、ユーザー様の手に渡ってから、相当な出費と苦労を考えると、Drが今苦労しておきます

やはり何処に出しても後ろ指を指されない固体に仕上げたいものですネ!。