Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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Drの悩める大阪支店?

2011-08-07 20:57:49 | Drの番外編(秘密)

現在営業中の某クルマ屋さん         


その場所は大阪と言っても、京都寄りでDrのショップから30分くらいの距離です。

特に取引も無いのですが、昔から親交がありました。

その店主が廃業したいから、Drに借りないかという申し出がありました。


展示に理想的な横長スタイル 

お店は国道筋にありまして、交通量は結構なものであります。

広さも約100坪弱と悪くありましぇん。

聞けば、お家賃は結構お財布に優しい額であります。


作業スペースもあります

お店の歴史は古く35年ほど前から営業されてます。

店主は結構ゲテ好きで、フランク永井のジャガーなんてのも一時展示してありましたし、
アルファ段付も見かけました。

とても気のよい店主のオッチャンだったのですが、数年前に他界されました

今は奥様が細々と営まれています。


機材もそのまま使って良いらしい

オッチャンはまさに器用貧乏を絵に描いたような方でした。

晩年は自身で鈑金塗装をすると言い出して、フレーム修正器や塗装ブースまで買い込みましたw。

機材は全てそのまま置いてありますが、Drには少々荷が重いと言えます。



入り口の図                左端に事務所あり

失礼ながらオッチャンのお店は、どうもコンセプトが曖昧でした。

せっかくの、展示に理想的な横長スタイルだから、中古車を売った方が良いと常々
思ってました。

そんなオッチャンはもう居ません

奥さん曰く、オッチャンは家では優しいけど、仕事はとても厳しい人だったそうです。

Drもその人柄が好きでしたが、同様に(見るに見かねて)取り巻きがいつも
居て、いつも手助けしてくれてたようです。


その気になれば、このお店を継いで大阪支店を作る自信がないわけでもありましぇん。

しかし、人材にマル金のことを考えると、どうしても消極的にならざるを得ません

誰か、スポンサーになってくれませんか?(笑)。







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Renault Avantime

2011-08-06 21:10:30 | 新着入庫

2004y ルノーアヴァンタイム 走行3.5万km  価格近日発表w

このクルマの存在はもちろん知っておりましたが、目の前にすると想像以上に
奇々怪々なクルマであります

国内第一号車が相撲取りの曙(横綱)というので、一時話題になりました。

似たもの路線でFIATムルティプラが存在しましたが、ちょっと違うようであります。


2ドアクーペ!

どこから見てもクーペと言うイメージではありましぇん。

ミニバンかと言えば、それも違うようです。

一体このアヴァンタイムのコンセプトは何なのか?。

Drには皆目見当がつきましぇん


子供ならこのまま乗れる 

一応、後席はフル4シーターと言えるスペースを確保しています。

少々変なのは後席のフロアが前席よりもかなり高いことダス。



二段ヒンジで折れ曲がる

これも、かなり変ですネw。

つまり、ドアーは前のホンジが横にせり出しながら開くのです。

その為か、ドアの開口角度は並のクルマの半分くらいしか開きましぇんw。


ガバっと思いクソ開く

これも、少々変と言えば変なのですが、荷室のスペースはかなり広いうえに、積み卸し
はラクチンであります。

荷室のフロアは二段式で使い勝手は悪くありましぇん。


アヴァンタイムの美点

ボタン一つでサンルーフとサイドウインドウが同時に開いちゃいます。

サイドウインドウが全て下まで完全に下がるのは、今時珍しいと言えましょう。

まさに、ハードトップそのものであります。


開放感あるコクピット

エスパスがベースというだけに似ております。

インテリアは本革仕様で新車は当時525万円とお財布には優しくありませんでした。

横綱ならポケットマネーかタニマチに貰ったのもしれましぇんw。

ダッシュとFtガラスの距離が長いのは、NEWビートルと同じ手法と思われます。

そのため、慣れないと感覚が掴みにくく、車幅(1,835mm)は2mあるようにも思えました


埋もれているエンジン        3L V6 DOHC 207P

試走しましたが、車幅感覚が掴みにくいことを除けば、運転は難しくありましぇん。

1,750Kgというヘビー級ですが、パワーは充分でトルクフルに良く走ります。

ハンドリングも仏車の名に恥じず弱アンダーステアで悪くありましぇん。

乗り心地はやや固めであったことを付け加えましょう。


前顔も少々変?               スリットは意味不明w


以上、俄ながら細部まで検証して試乗もしてみました。

しかし、未だにこのアヴァンタイムのコンセプトがよくわかりましぇん

敢えて言うなら高級クーペ(フル4シーター)なのでしょうか?。

それも、従来の概念を覆す、明らかに奇をてらったスタイルでありますw。

もしかしたら、ルノーは好事魔多しを狙ったのかもしれましぇん。

しかし、好事魔はそれほど多くなかったようで、2001年のデビューから僅か2年で生産
終了してしまいました

総生産台数は8,557台で日本には206台が輸入されたそうです。

製造はなんとルノーでなく、あのマートラだと聞いて驚きました。


この類のゲテクルマは意外と生産終了後に人気が出たりするものです。

たぶん、こんなデザインのクルマは二度と出ないかもしれましぇん(笑)。








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AR 33 Wagon 1.7 Quadrifoglio Verde

2011-08-04 21:12:08 | 新着入庫

1989年式? 新車並行 走行3.7万km?   価格応談 

たぶんDrでさえ、お初のモデルかもしれましぇんw。

もちろん33自体は当時それなりに販売しました。

伊藤忠オートが撤退後の日英自動車が正規ディーラーでした。

記憶によると輸入されていたモデルは全てサルーンのシングルキャブだったはずです。


イケてますか?


このアングルは比較的スタイリッシュですが真後ろは少々今となっては不細工ダス

直線好みのDrから見ると、サルーンよりもワゴンの方が好感を持てます。

エンジンは基本的にアルファスッドの流用で、当時の日本仕様は全て1.5Lでした。

シングルキャブということもあり、扱いやすく比較的トラブルフリーだったと記憶します。

しかし、このワゴンは・・



なんとTIと同じツインキャブ!        117PS/5、800rpm(8V)

アルファスッド1.5TIよりも、エンジンがスープアップされてる分パワフルです。

このモデルの売りは、見かけによらない強力なパワートレインということになります。

33というモデルはアルファスッドの後継車種なんですが、いくぶんデチューンされた
箇所もあります。

大きいところでは、やはりブレーキがFtインボードからアウトになったるのと、この
この33ではRrはなんとドラムであります


綺麗なインテリア          ステアリングの意匠は75?


積算計が3.7万kmというのは、少々驚きですが、もしかしたら実走かもしれません。

全体的なフィニッシュは悪名高かったアルファスッドよりは、明らかに改善されて
います。


純正エアコン(クーラー?)付!

記憶によると、当時の33は国内で装着した後付だったと思います。

ツインキャブに装着された純正品はかなり稀少だと思います。

早速、効きを試したのですが、残念ながら壊れてました

よって、鋭意修理中でありますw。


軽快に良く走る!

到着時にはバラバラと不調であったエンジンですが、案の定プラグが濡れており
対処したら本来のTIエンジンのパワフルさに復活しました。

水平対抗とツインキャブ仕様はバランスよく、天井知らずに吹き上がります。

パワフルかつ軽快な走りの要因は排ガス対策の無いwエンジンに加えて、車重が1,000Kgしかないことです!。

次世代16V(モトロニック)は137PSとスペック上はパワフルですが、乗ればトルク感は
全然このツインキャブが勝ります。


ノンパワーのステアリングは想像よりも軽くて、特段不便は感じませんでした。

操舵はクイックで、楽しく、安心してコーナーをクリアー出来ます。

やはり、フラット4の恩恵で低重心なのでしょう


さすがに、全体的な旧式感は否めませんが、使用環境によっては今でも実用になる
33であります。

あなたが、少々田舎にお住まいであれば、全然実用に使えるでしょう。


余談ですが、当時この無いバージョンを作って実用にされていた方がいらっしゃいました。

誰とは言えませんが、通称お殿様という方であられます(笑)。

33ベーシック(シングルキャブ)モデルをスッドTIのツインキャブにモディファイ
されて実用に使われてました。

ベースを販売したのはDrでTI仕様のビルダーはなんとPF名人でした。

その出来映えは、もちろん完璧と言える物でした。

ビューティペアーの存在は結構歴史がありました(笑)。








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多走行車を検証するの巻 その一

2011-08-02 22:03:41 | 新着入庫

ツルツルピカピカ          04y LANCIA Y 11.5万km


先日予告しました、禁断の多走行シリーズ第一弾のLANCIAが入庫しました。

予想に反してと言いたいところですが、予想通り綺麗でした


インテリアも綺麗

少なくとも外内装はとても多走行車とは思えないくらい上々です。

贔屓目でなく、走行4~5万kmと言えば充分通るでしょう。


綺麗すぎるエンジンルーム?

このエンジンルームの綺麗さは明らかにプロが磨いてます。

ボディも一度磨きを入れてるようですから、推測ながら仕入れた業者が仕上げた
のでしょう。

以上、見た目の評価に関しては多走行のハンディが全く無いことになります。


ちょっと気になるメカを検証します。

エンジンがアイドル時に少々振動するのが気になりましたw。

直感的には直る症状で致命的ではないでしょう。


基本的に好調?

一番の心配はやはりDFN(セレスピード)の具合です。

多走行のセレは爆弾を抱えていると言っても過言じゃありましぇん


特に問題無し?

少々変速ショックが大きいようにも思えましたが、許容範囲と言えなくもない
ラベルレベルです。

一度、キャリブレーションをしてみましょう。


この個体に関しては多走行でも特に問題は見当たりませんでした。

今までの整備歴が気になるところですが、セレのアクチェーターでも交換して
くれていたら心強いです。(現在整備歴不明w)

多走行車の最大のメリットは価格がお財布に優しいということにつきます。

この個体はなんと一般相場(走行5万km以下)の1/3でGET出来ました!。

売価ではたぶん一般相場の半額くらいで売りだす予定です。


くすんでるが距離と無関係?(レストア予定)


外内装がツルピカで、走りも好調な個体が半額で乗れちゃうわけです

今回は(たぶん?)当たりの個体ですが、全ての多走行車にはもちろん
当てはまりませんし、多走行故のリスクはもちろんあります。

自身が5万kmで買って、メンテしながら10万km乗った実績の個体と、いきなり10万kmの
個体を宛われるのは心理的負担は違うでしょう。

日本では10万kmと言えば寿命みたいな悪しきイメージがありました。

その責任の一端はメーター改竄車の横行ですが、責任の一端は走行を気にしすぎる
一般ユーザーにもあったでしょう。

現実的にメーター改竄がなければ、10万km越の個体はいくらでもあったというのも
事実なんです。

お財布に優しく、まだまだ乗れる多走行車をみんなでもっと乗ろうじゃあ~りませんか!。

(続く)



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