一昨日の金曜日、松本市営球場で北信越BCリーグを観戦。信濃グランセローズと福井ミラクルエレファントというチームの対戦で、信濃が4-0で勝ちました。一塁側で応援しましたが、スタンドでは一体感が感じられました。応援しながらのビールも美味しくて、たまの野球観戦もいいものです。この試合の応援でも太鼓とトランペットが活躍していました。ドラマーのリーダー作です。
LOUIS HAYES (ルイ・ヘイズ)
LOUIS HAYES (VEE JAY 1960年録音)
ヴィー・ジェー・レーベルの作品は、当時の新人の息吹が感じられて学生のころからよく聴いていました。また、ブルー・ノートやプレスティッジの顔ぶれとも異なるメンバーによるハード・バップが繰り広げられることも楽しみでした。そんな一枚に地味ではありますが、このルイ・ヘイズ(ds)の初リーダー作があります。
録音当時はキャノンボール・アダレイ・グループの一員でした。それもあってか、メンバーは、ユゼフ・ラティーフ(ts)、ナット・アダレイ(cor)、バリー・ハリス(p)、サム・ジョーンズ(b)です。この作品では、ホーンの二人がなかなかいいプレイをしています。
曲目は、「Teef」がS・Kyner、「Rip de Room」がJ・アダレイの作品の他は、「I Need You」と「Back Yard」がB・ハリス、「Hazing」がラティーフ、「Sassy Ann」がN・アダレイとメンバーのオリジナル作品が多くなっています。
ファンキー・ジャズを推し進めたメンバーですが、ここでは落ち着いたプレイも聴けます。ヘイズのハイ・ハットをはじめとするシンバル・ワークが、全体を通して気持ち良いです。最大の聴きものは、ラティーフのソロによるバラード「I Need You」で、N・アダレイ作の「Sassy Ann」ではコルネット、テナー、ドラムスとも白熱した演奏を行って興奮させてくれます。
松本市営野球場の様子。BCリーグではありますが、葡萄のプレゼントやビールのまぐカップのプレゼントもあってローカルながらたまには覗いてみたくなりました。