安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジョージ・ベンソン THE GEORGE BENSON COOKBOOK

2011-11-23 22:04:54 | ギター

タワーレコード長野店は閉店しましたが、ポイントが920点も残っていて、もったいないので、あと80点増やし1000円分として使おうと、上田市(長野県)のイオンショッピングセンター内にあるタワレコまで、ドライブも兼ねて買い物に行ってきました。ジャズの品揃えは少ないですが、東芝EMIのシリーズものなどが置いてありました。そう遠くないので、また遊びに行くことにします。行き帰りの車の中で聴いていたアルバム。

GEOREGE BENSON (ジョージ・ベンソン)
THE GEROGE BENSON COOKBOOK (Columbia 1966年録音)

 Cookbookgeorgebenson2

ポップスやリズム&ブルースなどジャンルを超えてスターとなったジョージ・ベンソン(ギター、歌)ですが、初期のアルバムはジャズ色が濃いものもあります。このアルバムは、その一つですが、調子のいいナンバーが多く、ドライブのお伴にも重宝しています。ベンソンには「This Masquerade」などのヒット曲がありますが、ここでも「All of Me」を歌っています。

メンバーは、ジョージ・ベンソン(g、vo)、ロニー・スミス(org)、ロニー・キューバー(bs)、ビリー・ケイ(ds)、曲によりベニー・グリーン(tb)などが加わります。この顔ぶれを見ると、ギターとオルガンという、どちらかというとリズム&ブルース寄りの音が聴こえてきそうですが、バリトン・サックスを加えた編成が興味を惹きます。

曲は、ベンソンの自作が多く、「The Cooker」、「Benny's Back」、「Big Fat Lady」、「Benson's Rider」、「The Borgia Stick」の5曲、スタンダードの「All of Me」、J・スミス作「Ready and Able」、H・Ousleyの「Retern of The Prodigal Son」、そしてレスター・ヤングの「Jumpin' With Symphony Sid」の全10曲。CDでは、他に4曲が追加されています。

レスター・ヤング作「Jumpin' With Symphony Sid」を聴きたくて入手したレコード(後にCDも購入)ですが、ほとんど4ビートではなくて8ビートで、オルガンも入りR&Bよりです。ベンソンのギタープレイは定評あるところですが、キューバー(bs)とユニゾンでテーマを弾くなど音色的にも面白いものです。ベニー・グリーン(tb)を迎えての「Jumpin' With Symphony Sid」が好みですが、出来からすると演奏だと「The Cooker」、そしてシャウトを交えて歌っている「All of Me」が素晴らしく、はじめから専業歌手でもいけたのだと感嘆しました。

【タワーレコード上田店】

  Towerrecordueda2011

【北アルプス 常念岳 2011/11/23】

  Jounen2dake20111123

 安曇野市内からの今日の常念岳です。ようやく、雪が見えてきました。