毎年、連休の後半に開催される善光寺花回廊(ながの花フェスタ2014)を散歩がてら見てきました。善光寺に通じる参道(中央通り)を歩行者天国にして、そこを中心に、花で図柄を作成した花キャンパスやタペストリー・ガーデン、フラワー・ガーデンなどが設けられます。露店もたくさん出て、市民や観光客で一帯は賑やかでした。制作に多くの人が関わっていることをうかがわせる、色彩豊かな作品を楽しんできました。華やかな経歴の女性歌手。
LINDA RONSTADT (リンダ・ロンシュタット)
LUSH LIFE (ASYLUM 1984年録音)
連休中は、安曇野市や松本市、上越市へ出かけましたが、その他は、長野市の自宅で過ごしていました。本やCD、レコードの整理片づけ、机などの配置換え、オーディオのセッティング、部屋の掃除などをやっていました。ジャズやクラシックを聴きながらなので、全くはかどりませんでした(笑)が、この際、ほとんど聴いていなかったものも聴いてみました。これはそのうちの一枚です。
リンダ・ロンシュタットは、ポップス・ロック方面でたいへん有名な歌手なので、ネルソン・リドル(編曲)と組んでスタンダード曲を録音したアルバムを発表した時には大きな話題となりました。全部で3作ありますが、「LUSH LIFE」は、そのうちの2作目に当たります。ジャケットは、変形でアナログLPならではの面白さがあります。
収録されているのはスタンダード12曲です。「When I Fall in Love」、「Skylark」、「It Never Enterd My Mind」、「Mean to Mean」、「When Your Lover Has Gone」、「I'm A Fool To Want You」、「You Took Advantage Of Me」、「Sophisticated Lady」、「Can't We Be Friends」、「My Old Flame」、「Falling In Love Again」、「Lush Life」。ロンシュタットの歌とともに、ネルソン・リドルの編曲・伴奏にも興味を惹かれます。
リンダ・ロンシュタット(vo)が、ストレートに歌っています。珍しく、音符(高島慶司編「新スタンダード・ジャズのすべて」を使用)を追いかけながら聴きました。レコードのA面6曲は、ストリングス入りの伴奏によるバラード系で、B面6曲は、ジャジーなトラックもあり、プラス・ジョンソン(ts)らのソロが入るトラックもあります。ロンシュタットの透明感があり良く伸びる声や飾らない歌はかえって新鮮で、スインギーなものでは「Can't We Be Friends」、バラード「Sophisticated Lady」あたりが編曲も含めてよかった。
【善光寺花回廊2014】
アルストロメリアです。近くでは農協による花の販売ブースも設けられていました。
【Lush Lifeのジャケット】