皆さん、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年末年始の休暇で、東京から長野市へ子供が帰ってきたので、安曇野市の実家にも連れて行き、父母と一緒に食卓を久しぶりに囲みました。東京で仕事に追われていますが、今回は暦に恵まれたので、いくらかゆっくりできるようです。お正月は、フェイヴァリットミュージシャンの作品を聴いていますが、安曇野市で家族の食事会も出来たので、ズート・シムズの「PARTY」を聴いてみました。
ZOOT SIMS (ズート・シムズ)
PARTY (CHOICE 1974年録音)
パーティというと、すぐに思い浮かぶのは、オルガンのジミー・スミスの「House Party」(Blue Note)の方です。そちらは、管楽器も入り賑やかでよく知られていますが、ズート・シムズの「Party」は、マイナー・レーベルへの録音のせいもあってか、若干、地味な扱いを受けているようにみえます。しかし、滋味あふれる演奏ばかりなので、寛ぎたい時などに、ターンテーブルに乗せてきました。
メンバーは、ズート・シムズ(ts、ss)、ジミー・ロウルズ(p)、ボブ・クランショー(electric bass)、ミッキー・ロッカー(ds)。ここにアル・コーン(ts)が加わり、マウジー・アレキサンダーがドラムスに代わると、アル&ズートの1978年の日本公演のメンバーになります。僕は、その公演を、すぐ目の前で聴いたので、そういうところからも親近感を抱いているアルバムです。
曲は、二ール・へフティ作「Fred」、Tom Satterfield作「Restless」、コール・ポーター作ですが、そう知られていない「Dream Dancing」、あとはスタンダードで「Caravan」、「I'm Getting Sentimental Over You」、「The Very Thought of You」の6曲。CDでは、2トラック追加になっているようですが、珍しくオリジナルLPを持っているので、それで聴いています。なお、「Caravan」と「The Very Thought of You」で、ズートはソプラノ・サックスを吹きます。
珍しい曲が目を惹きますが、はつらつとしてリズミカルで楽しい「Fred」、ヘレン・ウォード(vo)が1935年に録音した、テンポの遅い優しげな「Restless」と、それぞれ佳曲です。後者は、ズートのソロもゆったりとしていて、しみじみ、ほのぼのとした気持ちにしてくれます。歌はもちろん、器楽でもバラードの扱いが多い「I'm Getting Sentimental Over You」ですが、ここでは4ビートでスインギーな演奏が繰り広げられ、ズートに続き、ロウルズ(p)、クランショー(eb)と好調なソロも聴けて、ご機嫌なトラックになっています。録音がよいことも本作の特徴。
【2013元旦の善光寺】
今日の午後、長野市に戻り、初詣に行ってきました。お天気に恵まれたので、人出が多かったです。
今年の最初のレコードは、ブルノート マイルス・デイビス 第1集 です。次は、バド・パウェルの第2集 です。
今年は、オーディオ熱も穏やかになりそうです。WE:研究も少し、お休みです。持っている真空管など、放出の年です。身軽な年にしたいと思います。
それでは、また。
マイルス、バドと、オリジナル盤でしょうか。かなりいい音で鳴っているのだと思います。お正月は、長野市と安曇野市を行ったり来たりしていました。4日が仕事初めなので、きのうの深夜飯田に戻りました。先ほどから、ジャズのCDを聴いていて、ジャズ三昧の一日にします。
オーディオ熱といえば、このごろパソコンオーディオとか、DSDとか、いろいろと日進月歩のようで、ほとんどついていけません。アナログもたまに買っていますが、そろそろ針を代えないと(笑)
今年もたまに覗いてみてください。よろしくお願いします。
仕事納めの夜は雪が降って積りましたが
元日は快晴でしたね。でも今年の冬は寒さが厳しく感じます。
昨年中はお世話になりました。
今年も宜しくお願い致します。
元日は、いい天気でしたね。寒波が日本列島に押し寄せていて、北海道や北陸ではたいへんなようです。松本、安曇野は寒いけど、雪が少ない点は楽ですね。
実は、ジャズとジャズヴォーカルを聴き三昧のお正月の後半でした。今年もよろしくお願いします。