安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ハンク・モブレー「WORKOUT」、Beck's Coffee Shop長野店で「3種きのこのハッシュドビーフ」。

2024-12-22 19:30:00 | テナー・サックス

少し前ですが、長野駅新幹線口の向かいにあるBeck's Coffee Shopに入り「3種きのこのハッシュドビーフ」をいただきましたが、具材、味ともに良くて、洋食の王道のような品物でした。ジャズの王道作品を。

HANK MOBLEY (ハンク・モブレー)
WORKOUT (BLUE NOTE 1961年録音)

   

ハンク・モブレー(ts, 1930~86年)は、日本で人気のあるテナー・サックス奏者で、ブルーノートレーベルのオリジナルレコードは、非常な高値で取引されています。彼は、モダン・ジャズの楽しさ・素晴らしさを体現しているミュージシャンで、僕もファンの一人です。本作は、人気盤の一つです。

メンバーは、ハンク・モブレー(ts)、グラント・グリーン(g)、ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。グラント・グリーン以外の4人は、当時、マイルス・デイヴィス・クインテットのメンバーで、本作は、いわばボス抜きセッションです。

(英文表記)Hank Mobley(ts)、Grant Green(g)、Wynton Kelly(p)、Paul CHambers(b)、Philly Joe Jones(ds)。

曲目は次のとおり。

1  Workout (Hank Mobley)
2  Uh Huh (Han Mobley)
3  Smokin' (Hank Mobley)
4  The Best Things in Lie Are Free (Lew Brown,  Buddy DeSylva,  Ray Henderson)
5  Greasin' Easy (Hank Mobley)
4曲目の「The Best Things in Life Are Free」はミュージカルで使われたスタンダード曲、それ以外の4曲は、全てハンク・モブレーの自作です。

年末年始休みが近づき、この時期は、昔からの愛聴盤を主に聴いています。まず、ハンク・モブレー(ts)の人気作を聴きました。演奏は全曲とも文句なく良いのですが、モブレーの自作では、リズム&ブルース的で、コール・アンド・レスポンスの入る「Uh Huh」、アップ・テンポのブルージーな「Smokin'」の2曲がとりわけ好きです。リラクゼーションに溢れたスタンダード「The Best Things in Life Are Free」が聴けるのも嬉しい。ケリー(p)以下リズムセクションも絶好調で、加えて、グラント・グリーン(g)がストレートなバップ寄りの演奏をしているのも見逃せません。

(参考)本作から「Uh Huh」が聴けます。

Hank Mobley - Uh Huh

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、ハンク・モブレーのリーダー作で、右から「Far Away Lands」(Blue Note 1967年録音で1984年にリリース、輸入盤)、本作「Work Out」(国内盤king)、「Turnaround!」(Blue Note 国内盤(king))。 

なお、本作「Workout」は、2014年9月3日付けで取り上げたことがあります。その記事へのリンク

 

【BECK'S COFFEE SHOP(ベックス・コーヒー・ショップ)長野】

住所:長野県長野市栗田1028 (長野駅改札外)
電話:026-226-4679
ホームページ:ベックスコーヒーショップ (jr-cross.co.jp)

お店の外観。

この時は、「3種きのこのハッシュドビーフ」のポスターが貼ってあり、販売されていました。今現在は、変わっています。

3種きのこのハッシュドビーフ。ミニサラダは別注文です。

ハッシュドビーフ。一般的には、ハヤシライスといっていいと思いますが、濃厚な味わいで、お肉も多く、とても美味しくて感心しました。

きのこが入っていて、一般的には秋の季節の品物だと思いますが、できれば、通年で販売していただきたい商品。

ごはん。雑穀が少し入っています。

ミニとはいいながら、ポテトサラダ、トマトと充実しています。



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