先日ショッピングモール内のトイレに入った。
入り口に入ってすぐにチャックを下ろした自分に気がついた。
便器までは、まだ数歩ある。
別に焦ってするほど切羽詰っていたわけではない。
「オレ 年食ったな」と実感しながら放尿した。
トイレに入り早々とチャックを下ろす老人を何度も見ているので、もうその兆候が出てきたと思うと恐くなった。
そこへ知り合いが入ってきた。
2こと3こと喋って私が先にトイレを後にした。
モール内の喫茶店でコーヒーを飲んでいたら、先ほどの知り合いもコーヒーを飲みに入ってきた。
「さっき、あなたが出て行った後すぐに人が入ってきたでしょ」と知人は言う。
「ええ。すれ違いました」と答えた。
「オレさあ。その人が、あなただと思ったのよ。で、確かめもせずに残尿感?て言っちゃった」と告白した。
「あはははは」と私は笑ったが知人はツクヅク年食ったなと感じているのだった。
知人は私より一回り以上も年配だ。
二人で楽しくコーヒーを飲んだが、それぞれの心配については、それ以上話さなかった。
入り口に入ってすぐにチャックを下ろした自分に気がついた。
便器までは、まだ数歩ある。
別に焦ってするほど切羽詰っていたわけではない。
「オレ 年食ったな」と実感しながら放尿した。
トイレに入り早々とチャックを下ろす老人を何度も見ているので、もうその兆候が出てきたと思うと恐くなった。
そこへ知り合いが入ってきた。
2こと3こと喋って私が先にトイレを後にした。
モール内の喫茶店でコーヒーを飲んでいたら、先ほどの知り合いもコーヒーを飲みに入ってきた。
「さっき、あなたが出て行った後すぐに人が入ってきたでしょ」と知人は言う。
「ええ。すれ違いました」と答えた。
「オレさあ。その人が、あなただと思ったのよ。で、確かめもせずに残尿感?て言っちゃった」と告白した。
「あはははは」と私は笑ったが知人はツクヅク年食ったなと感じているのだった。
知人は私より一回り以上も年配だ。
二人で楽しくコーヒーを飲んだが、それぞれの心配については、それ以上話さなかった。