家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

天錦

2009-12-12 10:43:19 | Weblog
モーガンO氏とランチした。

O氏の行きつけの天ぷら屋「天錦」に行った。

今日は雨降りだからなのか店の前に列はなく空いていた。

もちろん時間を遅くずらし13時ちょっと前に着いた。

入店早々おかみさんはO氏に向かって積もる話をし始めた。

オシボリが出て続いてお茶と漬物と箸が出る。

天ぷらの揚げ方を見ていると、うわさ通り油の中に手を入れている。

「へえー。これがそれか」

目の当たりにすると、まるで熱くないように映る。

箸袋には「食べるたのしみ 生きるよろこび」と書かれている。

食べることはイコール生きる喜びという考えの基に作ってくれるのだと分かった。

こんな私でも「生きるために食べるというより食べるために生きている」時くらいならあるよなと思う。

天丼が出てきて忘れないうちに写真を撮った。

味が写らないのが残念だ。

味噌汁を一口飲む。

「いやーアサリのダシが出ていて美味しい」

天ぷらは実にあっさりしている。

エビ ノリ 野菜 魚 などがゴハンの上に乗っていて上から順番に食べていくと下に卵の黄身の天ぷらが隠れていた。

壊さずに食べようとしたが少し傷ついて黄身があふれ出た。

しっとりした衣に張り付いたご飯とタレと中身がうまく融合していて美味しい。

少しあとから塩を振ったすり身の魚が出てくるのだが揚げたてはゴハンの上に乗っているものと少し感じが違って、これまた美味しい。

丼物は、あっという間に食べ終わってしまう。

急いだわけじゃないのに。

少し残念な気がした。

今度は大盛りにしようと思った。