妻が夕刊と一緒に手紙やチラシを持ってきて仕分けをしてくれた。
「あなたのものばかりよ」と言って手渡された。
夕刊を読む前にハガキに目を通した。
「喪中につき・・・・・」
最近この手のハガキがたくさん入ってくる。
先日「結婚しました」と伝えてきたばかりの人から続いて今度は「喪中につき」のハガキが来たこともある。
「はて、誰だっけ?」というものがあった。
差出人は女性で名前を見ても分からなかった。
だが住所を見たとき「ドキッ」とした。
小さな字で書かれた本文の中の故人の名前を見て愕然とした。
「ええーっ」
声が出てしまった。
蒼ざめている私に妻が「どなた?」と訊ねる。
「モーガンの・・・・・」と説明すると妻も思い出した。
なんとも早すぎる。
残念でならない。
M氏は能力の高い人だったしセンスも良かった。
彼のところに遊びに行きたいと思っていたが果たせなかった。
御冥福を祈るしかなくなってしまったことが悔しい。
「あなたのものばかりよ」と言って手渡された。
夕刊を読む前にハガキに目を通した。
「喪中につき・・・・・」
最近この手のハガキがたくさん入ってくる。
先日「結婚しました」と伝えてきたばかりの人から続いて今度は「喪中につき」のハガキが来たこともある。
「はて、誰だっけ?」というものがあった。
差出人は女性で名前を見ても分からなかった。
だが住所を見たとき「ドキッ」とした。
小さな字で書かれた本文の中の故人の名前を見て愕然とした。
「ええーっ」
声が出てしまった。
蒼ざめている私に妻が「どなた?」と訊ねる。
「モーガンの・・・・・」と説明すると妻も思い出した。
なんとも早すぎる。
残念でならない。
M氏は能力の高い人だったしセンスも良かった。
彼のところに遊びに行きたいと思っていたが果たせなかった。
御冥福を祈るしかなくなってしまったことが悔しい。