家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

独りで春野に宿泊

2011-07-01 06:58:53 | Weblog
独りで春野に宿泊した。

初めての経験だ。

当日の昼食夕食そして翌日の朝食と昼食を準備した。

泊まるとなると夕方の涼しくなった時間を利用して作業が出来る。

そして翌朝も涼しいうちに作業が出来る。

それは大助かりだ。

効率は良いし作業時間は制限されないし。

ただ妻と一緒だと、もっと効率がよい。

私が食事や寝床の支度や後片付けをしなくて済むから。

予定の作業を終了して雨戸を閉めシャワーを浴びた。

パンツ一丁でビールを飲んでいたら外で「パッ」というクラクションの音が。

急いで半ズボンを穿き外に出てみるとY爺さんだ。

「この時間になっても車があったもんで」と言って様子を見に来た。

彼も上半身裸であった。

2本目のビールを持って庭に造った屋根の下で銅針金細工をやってみた。

「カンカンカン」

けっこう大きな音がとどろく。

私が何かやっていることは近所の人にバレバレだが構わず続けた。

夕闇に照明灯がきれいに浮かび上がる。

蚊取り線香の煙が立ち上がる。

ビールを飲んでカンカンカン。

出来栄えは期待しない。

いい風が吹いて気持ちよい。

「ここで木工作業も良いな」

翌朝は出勤時刻前から作業開始。

近所の皆さんも驚いたに違いない。

作業は進むが、その分休み時間が少ない気がする。

妻がいれば時間を見て「お茶にしようか」と言ってくれるのだが。

独り宿泊を増やそうと思っている。

作業効率を上げるため。

ガソリン代金を節約するため。

「居ないときにかぎってゴキブリが出たのよね」と言われても。

蚊に刺された場所が痒くても。

自分で淹れたコーヒーが美味しくなくても。