毎年この時期になると、まだ青い柿をサルに食われてしまう。
一計を案じた。
まだ柿の木は小さいからネットを掛けてしまえばサルの奴ら手も足も出まい。
ということでネットを持って柿の木に。
先端の飛び出た枝だけ払ってネットを掛けようとする。
客がいた。
大きなカブトムシだ。
柿の木の葉の裏で何をするわけでもなくジーっとしている。
写真を撮った。
カメラが近づいても動じない。
仕方なく強制退去させることにした。
「よせ」というのに裏側の写真も撮った。
近くのコナラの木に移動した。
居心地が良いのか、どうでも良いのか置かれた場所で再びジーっとしている。
ネットはフェンス代わりの鉄製メッシュに縛り付けた。
これでサルたちは柿の初々しい匂いを嗅ぎ、ふっくらとした栄養たっぷりの実の姿を見るだけで立ち去るしかない。
確かにメッシュから手を差し込むことはできる。
だが柿の実には届かない。
今年は人間の口に入ることになるであろう。
一計を案じた。
まだ柿の木は小さいからネットを掛けてしまえばサルの奴ら手も足も出まい。
ということでネットを持って柿の木に。
先端の飛び出た枝だけ払ってネットを掛けようとする。
客がいた。
大きなカブトムシだ。
柿の木の葉の裏で何をするわけでもなくジーっとしている。
写真を撮った。
カメラが近づいても動じない。
仕方なく強制退去させることにした。
「よせ」というのに裏側の写真も撮った。
近くのコナラの木に移動した。
居心地が良いのか、どうでも良いのか置かれた場所で再びジーっとしている。
ネットはフェンス代わりの鉄製メッシュに縛り付けた。
これでサルたちは柿の初々しい匂いを嗅ぎ、ふっくらとした栄養たっぷりの実の姿を見るだけで立ち去るしかない。
確かにメッシュから手を差し込むことはできる。
だが柿の実には届かない。
今年は人間の口に入ることになるであろう。