家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

講師は沖藤典子氏

2013-09-25 07:23:11 | Weblog
「元気よく機嫌よく老い迎え」の文字が正面のスクリーンに出ていた。

講師である沖藤典子氏は作家だがご自分の体験をもとに伝えてくれるので説得力がある。

国連の高齢者のための5原則というものを説明された。

1991年に出された

①自立 ②参加 ③ケア ④自己実現 ⑤尊厳

というものだ。

私には、まだ少し早いかなという思いと講師の女性の立場での説明であるということを除けばすんなり受け取れるものだった。

まだ早いという思いは3人の親を送り出した自分の体験も手伝っている。

種々の統計を出されて説明された。

数字やグラフにすると分かりやすくなる。

自分と比較したり日本と世界を比較したりして学ぶ。

各国の感じ方の違いは面白かった。

日本、アメリカ、韓国、ドイツ、スウェーデンで60歳以上男女の比較だ。

「生きがいを感じるとき」は「子供や孫など家族とのだんらん」というのが多かった。

これは、どの国も同じようだと思った。

日本の場合には2番目に「趣味に熱中するとき」ということが入ってくる。

これは人間関係と違うところでの幸せ感だ。

私の場合には「夫婦でのだんらん」という事項が入ってくるが、これは日本のみならず各国において意外と低い数字だった。

講師の話がもっとも私にピッタリだと感じたことがあった。

ネコ好きの男に悪い人はいないという数字にも統計にも表れない部分だった。

まるで私のことではないのかと思って気を良くした。

他愛もない言葉だが確かにそんな言葉でも嬉しくなれる。

ちょっと軽いハッピーな奴だという自分を確認し今年の社会人大学の受講は終了した。