家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

講師は再び藤田紘一郎氏

2013-09-14 08:50:16 | Weblog
毎回メモを取るが前回のメモを開いてみると全く同じ出だしだと確認した。

去年10月4日の講演とジョークまで同じだ。

しかし良い話というのは色あせが少ない。

講師が「面白くなくても無理して笑えば脳がNK細胞を出しますから」という。

NK細胞はガン細胞を攻撃する。

免疫機能を高めることが病気から守り健康を維持したまま過ごせることになる。

大いに笑いながら傾聴することにした。

薬よりも笑いのほうが、より効き目があったという報告もあるという。

また免疫力は70%の腸内細菌と心が30%関与しているというから気の持ちようとか考え方が大きく健康に作用していることがわかる。

イメージしただけで免疫が上がるということも現実で、そのような療法もある。

先日講師の出版された「脳はバカ、腸はかしこい」という本を読んだが、その復習をした感覚。

出版されたいろいろな本から少しずつ講義するという本の売り上げを上げる上手い方法であることも分かった。

テロメアという言葉を出されて少し説明をして50歳からは炭水化物をやめなさいということも説明された。

免疫力アップをするには、そんなに難しい話ではない。

よく噛みゆっくり食べるとか、ゆっくり呼吸するという病院や薬に頼らず今している生活のほんの少しを変えるだけでできることが多い。

これを実行するか、しないかだけの違いで天寿まで楽しく過ごせるかどうかということになろう。

講師は日本の医師会では変人扱いされていて受け入れられていないようだ。

それは医師だけの問題ではなく医師に頼り薬が好きな日本人の意識にも大いに関係していることと思う。

TVコマーシャルも恐怖心をあおり薬を売るやりかたが横行しているし、また汚いもののイメージも作られたものが多いように思う。

そんなコマーシャルに迷わされず賢く生きなくてはいけないと思うのだが。

あまりに突拍子もない話に聞こえてしまう講師の話。

自分で人体実験した結果であったり稼げない仕事と分かって取り組んだ成果であるのに耳触りの良い方向にばかり考えたくなってしまう現代人。

「そんなんだったら医者はいらん」と全く取り合わない。

それが事実であるかもしれないと思ってもみない。

1万年前と同じ体の人間。

脳を作ったことが誤りの始まりだったかもしれないね、という。

脳を疑い腸を信じることが健康に生きるという1万年前の願いと合致する気がする。