家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

結婚祝の行燈

2009-05-21 07:56:08 | Weblog

妻の教え子が我々の娘でもあるかのような存在であることは「娘の結婚相手」で触れた。

その彼女に妻は結婚祝として自分で作った行灯をあげると約束した。

佐賀の陶房まで行って作ってきた物だ。それを使用できる物にするのが私の役割。

ベースは御影石にした。

その上に電燈が点くように配線して固定する。

コードの長さとスウィッチ位置は彼女たちに聞いて決めた。中に入れる電球をいろいろ試した。

明る過ぎないことに注意した。

 5.5ワットは暗すぎて行灯に空けてある藤の花やトンボの穴を光が透過して来ない。

赤色電球は「血塗られた館」になっちゃう。

結局25ワットのシャンデリヤ球にした。

出来上がってみるとなかなか良い。

行灯を見ると空けられた形が白く浮き上がり、また中から輝き出た光は当たった所にその物の形を優しい色で描く。

部屋を暗くすれば相手の顔にトンボが浮き出る。

それを捕まえたくなること必至である。

これこそ新婚さんへのプレゼントに最適だと確信したのである。


よわったマムシ

2009-05-20 08:35:27 | Weblog
私がチェーンソーの目立てをしていると、近くの草むらからマム君が見ていた。

近づいていっても動かない。

昼寝をしているようだ。

「お前恐い顔をしているなぁって言うと、あんたもねって言うか?」

なんて声を掛けても熟睡している。

別の用事を済ませてからもう一度見てみると姿がなかった。

草むらを覗いてみた。

するとまだそこに居た。

だが裏返しになっている。

これは変だと思って棒でつついてみた。

一応逃げようとはするが、まるで力が抜けているように弱い。

今度はゴミを挟むハサミで摘んでみた。

さすがに持ち上げられると構える。

だが本来の機敏な動きは全くない。

草むらに下ろして彼の無事を願った。

2年前は見るのも恐かったが今は片手にカメラを持って動画を撮れるほど落ち着いた自分がいる。

慣れるもんだよ。

何でもあきらめなくていいってことだね。

テーブルの脚

2009-05-19 08:45:23 | Weblog
2×4 の木材でテーブルの脚をこしらえた。

単純に木材を45度で切って組み立てて額縁のような四角形を作らず組み木してみようと思った。

最も単純なやり方でやってみた。

片方の木の真ん中3分の1を残し、もう片方の3分の1を削り取る。

その凸を凹に差し込む。

また、出来たその四角形の中に十字型の組み木も入れる。

ノコギリとノミで作業した。

意外と簡単だった。

ところが組み上げてみたら、とんでもなかった。

2×4材が反っているし捻じれているから、しっかり合わない。

途中で放棄したくなるほどだった。

「まあテーブルの脚になるだけだから」と自分に言い聞かせて最後までやった。

いつでも分解して材料の姿に戻すようにボンドは使わずビスだけで留めた。

テーブルを乗せてしまえば脚は、やはり目立たない。

実用になるのだから「これでよし」 とした。

藍染め展示会

2009-05-17 08:44:32 | Weblog
妻の通っている藍染め教室の作品展示会があった。

私は母姉そして、イトコと行ってみた。

雨にもかかわらず、たいへんな盛況であった。

やはり女性というのは、いくつになってもファッションに関して興味を失うことはないようだ。

さて会場の隣に「活エビ天丼」で有名な「魚あら」がある。

当然そこでの昼食となった。

私も食べたかったが2100円はきびしい。

で普通の天丼を頼んだ。1260円也。

出てきた順番は活エビ天丼のほうが早かった。

「死んでるなら早くてもいいのにね」と皆で笑った。

両方を見比べてみても器以外に差はない。

味は比べなかった。

同じだったら姉ががっかりし全く違っていたら私がイヤになっちゃう。

筧から水が

2009-05-16 08:01:17 | Weblog
春野の家に到着する前にY爺さんが田植えをしている姿を見つけた。

ということは農業用水路に水が流されているということだ。

ということは我が家の筧に水を通せるということだ。

ということは今日の予定は変更して筧の整備をしようと瞬時にいろいろ考えた。

ところが我が家に到着してみると筧からちゃんと水が出ている。

すぐに理解できた。

Y爺さんがセットしてくれたのだ。

夕方Y爺さんが通りかかったのでお礼を伝えた。

農業水路に水を流してから我が家の筧に繋がるホースをセットしたが水が出てこないので3本継いである水路の中のホース1本1本を外しては水の通りを確認して全て繋いだら出てきたという。

私がやろうとしたことを全部やってくれていた。

筧から流れ落ちる水を見て「夏が訪れた」と感じた。

「この夏もお世話になりますY爺さん」

さわやかな夏のシブキと音は親切を受けたところから始まったと感じた。

モーガン ボンネットベルト

2009-05-14 09:09:24 | Weblog
モーガンにボンネットベルトを取り付けた。

取り付け時間は短かったが購入してから取り付けまでの時間は長かった。

半年。

また着けたいと思い始めてからは数年かかっている。

自分でも、この時間の使い方は理解できない。

取り付け方法は一つだから名案が浮かぶまで温めていたわけではない。

これだけの時間だと「忘れていた」に近いかな。

ま、そんなことはどうでもいいかっ。

これでボンネットを飛ばすことはなくなったし見た目も少し変わった。

というクールな感想を持つ自分にも驚く。

すり鉢

2009-05-12 07:48:56 | Weblog
毎月第二日曜日は岩水寺フリーマーケットに行く。

ここでも、だいたい買う店は決まっている。

たぶん御主人の仕入れてくる物と私たちの欲しい物が一致するからだろう。

古い大きなすり鉢を見つけた。

妻も私もすり鉢が大好きだ。

売りたい値段は3300円と貼られている。

この値段だと御主人は300円負けて3000円で売る腹なのだろうと思った。

妻が交渉する。

「これ欲しいんだけど負けてくれる?」

「いいよ」

「じゃぁ2000円」

「2000円にゃぁならん」 御主人は意表を突かれた顔をした。

私も妻の提示金額に驚いた。

私だったら2800円くらいで買いたいと思うだろう。

御主人は「2500円でなら」と言った。

「さっきも買ったじゃん」と妻は強気だ。

さきほど何かを買ったらしいが私は知らなかった。

「買ってくれたことなんか、すぐ忘れちゃうよ」と御主人逃げ腰だ。

「えー、まあいいや」と妻が折れてお金を渡すとき御主人が

「じゃぁ2300円にするよ。それならいいら」と言ってお釣りをくれた。

妊娠しているお腹を下から抱えるような感じで私が車まで運んだ。

すり鉢の中にフーチソウを植えて庭石の上に置いた。

赤津窯めぐり

2009-05-11 08:31:03 | Weblog
瀬戸市赤津の窯めぐりに行ってきた。

今は高速道路を1000円で行けるのがありがたい。

何度訪れても、この町の焼き物で生きている風情に飽きることがない。

狭い道 坂 大きなガスボンベ 窯の焼ける匂い。
 
隣も、またその隣も窯だ。

隣り合った窯で同じ物がないことが不思議でならない。

どこにどの窯があるのかは覚えてしまった。

同時にどの窯の物が性に合うのかも決まってきた。

「もう買う物はない」と出かけるが新作もあるし色違いも出ている。

「また買った」

妻は気に入っている作家の物でいつもとは違った作風の物だった。

「彼のは使っているうちに味が出てくるのよね」と言う。

私はドンブリ。

あまり使用頻度は高くないと分かってはいたが。

モーガン用シートベルトサイン

2009-05-08 08:23:54 | Weblog
先日モーガンの車検時シートベルト着用の警告灯を取り付けてもらった。

ところが、その警告灯にはシートベルトとボールペンで書かれた白い紙が貼られているのだった。

「これは美的でない」

と感じたので、すぐにその紙は取り外しておいた。

他の警告灯の表面に描かれているようなマークが望ましいと思っていた。

それでは、それを自分で作ろうと考えた。

他車の警告灯を写真に取り、それを加工するという方針に決めた。

その際息子の「ほぼ嫁」に世話になった。

映像加工ソフトの使い方を教わったのだ。

「こうしたいんだけど」というと

「それは、こういうやりかたで出来ます」とすぐに正解が出てくる。

「なーるほど」と感心しているだけでなく忘れてしまわない内に作業した。

で、一応出来た。

まだ紙にプリントして警告灯の上に置いてあるだけだ。

たぶんシールに印刷して貼り付けるようになると思う。

めどが付くと今度は、いろいろなヴァージョンを作って楽しむのも面白いだろうという余裕が生まれた。


生ゴミ処理

2009-05-05 08:37:33 | Weblog
もっと早くに気付くべきだった。

自宅で出た生ゴミを春野に持って行ってコンポスターに入れる。

設置用の地面はたくさんある。

が、コンポスターごとひっくり返しかねない輩が出るので気をつける必要がある。

やはり宅地の中に設置した。

そのほうが捨て易いし管理もし易い。

自宅からは、フタ付きのバケツで持ってゆくのでフタは当然簡単に外れないようになっている必要がある。

週に最低でも2回は春野に行くから、その分量だけの大きさでよい。

この習慣が定着すれば良いことばかりだ。