家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

転んだり滑ったり

2009-05-03 09:21:15 | Weblog
いやあ何年ぶりなんだろう見事に裏返しになった。

春野の車置き場で洗車していた時のこと。

長靴でやっていたんだが。

コンクリートの上に薄っすらと苔が生えていたことは知っていた。

しかしこんなに滑りやすいとは。

ホースと雑巾を持ちながら、あららという内に空が見えた。

背中と腰は水でビッショリになった。

スパンと転んだわけではないので頭は打たなかった。

右ひじで受身を取ったので、ということでもないが少し赤くなった。

その後車を移動してコンクリートを高圧洗浄しておいた。

斜面の草刈りをしていた。

エンジンを止めて向きを変えた瞬間。

ズルッと下に滑った。

移動距離50センチ。

左足は空中。

急いで右手で斜面に張られたネットを掴んだので止まった。

落ちたところで1メーターだしスチール製物置に挟まれるだけだが。

もしエンジンが掛かっていても体と刈り払い機はベルトで結ばれているので自分の使っているチップソーで自分が切られることはない。

だがヒヤッとした。

全身に力が入ること2回。

3日後に変な所の筋肉痛が襲ってくると予想している。


初ニョロ君

2009-05-02 08:58:24 | Weblog
今年初めてニョロ君を見た。

マムシだった。

私からの距離1・5メーター。

草むらの坂を登っていた。

私に気付くと穴に隠れようとした。

去年までは「音もなく近づいてきた」という印象を持っていたが

今年は「音を立てずに逃げようとしている」ように感じた。

今までも彼らは逃げようとしていたのだ。

だが私の恐怖感が彼らを戦いの相手にしていた。

戦いといっても一方的に私が逃げる彼らを攻撃していただけだ。

今まだ彼らを可愛いとは思えない。

しかし去年一年で彼らを冷静に見ることが出来るようになった。

今後彼らに「居てくれてありがとう」と言えるようになるかどうかは分からない。

やられたコシアブラ

2009-05-01 07:59:06 | Weblog
宅地の中のコシアブラは順調に育っている。

若葉がすくすくと伸びて健康そうだ。

「どれ。上に植えた奴を見てみるか」と坂を登っていった。

ミヤマツツジもよし、ナンキンハゼもよし、モミジもよし。

冬の間鹿に食べられていたビワが葉を付けたと思ったのは、つい最近のことだ。

だが食べ安い位置の葉は皆食べてあった。
 
背の届かない上部の葉は良い色をしている。

「また出没しているな」と独り言。

山は、もう新芽だらけになっているので、里に下りてきてまで食べなくてもよさそうなものだと感じた。

「あれ!コシアブラの新芽が無い」

やられた。

この木は食べられた新芽以外に芽がないから早晩枯れるであろう。

鹿が憎たらしくなった。

農家の気持ちが少し理解できた。

早急にコシアブラの木の周りに網でも掛けなくてはと思った。