家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

中古楽譜

2009-12-11 09:01:18 | Weblog
妻が「この楽譜買って」と言ってきた。

いつも購入しているヤマハで探したが無かったという。

アマゾンドットコムでの買い方を教えた。

1500円する物が120円プラス送料340円で入手できるとあって驚き喜んだ。

さてしばらくすると郵便受けに大きな封筒が届いた。

例の楽譜だ。

早速持って行って小学生がレッスンを受けているピアノの上に置いた。

「これね120円なのよ」という妻の声が聞こえた。

「わぁー気持ち悪いね」という声も聞こえてきた。

あとで何が気持ち悪かったのか聞いた。

既に誰かが楽譜に書き込みしているのが気持ち悪かったらしい。

「ただ普通にね丸が書いてあったりするだけなんだけど。いいんだけどね。何か気になるのよね」

安価で手早く入手できたが中古なのだからしかたがない。



私もちょうど欲しかった本があった。

ずいぶん前に出版された本だ。

検討した結果私は新品の文庫本を頼んだ。

680円定価の物が714円で送料込みだ。

さらにポイント利用して686円で翌々日入手できた。

今までは本屋で探して「無い」となると、その本屋に頼み入荷の知らせをもらって取りに行く。

6円の上乗せで配達してもらえるわけだから、これを進歩といいたくなる。

新品だから中身に書き込みは無い。


冷蔵庫復活

2009-12-10 09:18:41 | Weblog
「冷蔵庫が冷えなくなっちゃった」と妻から告げられた。

扉を開けてみると、なるほど冷たい空気は感じない。

「購入して、どれくらいだっけ?」

「10年以上前だけど覚えていない」

「寿命かねぇ」

そんなやり取りがあった。

我が家の冷蔵庫は3段になっていて上から冷蔵室中は冷凍室下が野菜室だ。

それぞれ温度設定が違えてあって従って使用目的使用品目も違う。

今回は冷蔵室が冷えていないだけで下の2室は正常だ。

「ブーン」という機械音はしている。

冷蔵室を空けて扉の横に付いているスイッチを押してみた。

室内の電気が消えて通常なら冷気が入り込むはずだ。

確かめるために線香の煙を入れてみた。

煙は真っ直ぐに立ち昇り充満するのみで空気の流れは無い。

ネットで調べてみた。

こういう場合ファンの凍りつきが原因である事が多いと出ている。

対処方法は電源を落とし中身を出して放置する。

ここからは妻の仕事になった。

冷凍物は別の冷凍庫に移し冷蔵物は別の冷蔵庫に詰めなおした。

昼から5 6時間経過したので再び電源を入れた。

風呂に入っていると「何かいいみたい」と妻が言いに来た。

「開けないの!」と言って開けてみたくなる妻の気持ちを制した。

「あんたねぇドロボウみたいなことしないの」と麿君が叱られていた。

台所に置かれた袋入りの物と遊んだらしく床に落ちていた。

ネコは台所の異変にはするどいのだ。

今朝寒暖計を入れてみたら5度を」示した。

「直った」

再び妻の仕事が始まった。



彦根城 長浜

2009-12-07 09:35:31 | Weblog
吹き矢の仲間と日帰り旅行に行ってきた。

彦根城を見学したあとは長浜に行った。

近江牛をもう少し食べたかった思いで昼食を終了して解散となった。

私は事前に調べておいた2軒の骨董屋に急行した。

目新しい物はなかった。

あとはブラブラと物色しながら単独行動した。

竹製品を扱う店内(創業180年)で1メーター以上の長さに編まれた竹カゴを見つけた。

竹夫人(チクフジン)と書かれていた。

「ウナギや魚などを取る道具ですか?」と聞く観光客に対して

「それじゃぁ面白くないでしょ?」と店のおばさん。

夏用の抱き枕だった。

「長浜ラーメンて聞いたことあるなぁ」

と思いつつ食べている人達のいる窓の横を歩いているとアルトサックスの音が聴こえてきた。

「誰かパフォーマンスしているかな」と思ったら店先にスピーカーが出されていて、そこから聴こえるのだった。

厚いヒノキの板にスピーカーが埋め込まれていて真空管式のアンプに繋がっていた。

重厚で暖かい感じの音は客寄せには絶大な効果を発揮していた。

あまり観光客の居ない所も歩いてみた。

「陸軍御用達」という看板が目に留まった。

隣にある「宮内庁御用達」は見慣れている。

堅(カタ)ボーロというお菓子の老舗であった。

ショウガや砂糖で作られている菓子は戦時の食品としては最適なんだろうなぁと感じた。

店内には戦争に行った人たちからの寄せ書きが展示されていた。

「日清戦争の時の物です」と店番のおばさんが誇らしげに言った。

これを母の土産にした。

集合時刻が近づくと悪運も尽き始め小雨が降り出した。

琵琶湖から吹き寄せる寒風も手伝って「帰ろう」気分になった。

午前7時から出発して午後7時に帰ってきた。

丸一日を楽しく過ごして充実感に浸った。

値下げした物件

2009-12-06 05:55:31 | Weblog
私が古民家を探していた頃から、この物件を知っていた。

当時この物件は購入後に手直しが必要なので、それを加味すると高価過ぎるなと思った。

それでも見るだけは見ておこうと思ってオートバイで探しに出たこともあった。

その時には近所まで行ったのだが、とうとう探し当てることができずに戻ってきた。

最近地図を見ていて偶然「あれ?これはあの物件では?」と思った。

その物件を売り出している不動産業者のHPを見てみた。

まだ売りに出されていて、かなりの値下げが行われていた。

一旦半額以下にして今は更に下げてある。

正確な場所が今になって判明したので行ってみることにした。

なんと遠いと思っていたのに春野の我が家からたった20分の距離であった。

私の好きな水遊びの場(釣堀 養魚場 庭の池)があり建物(料亭)も屋根瓦と外壁が改築してあり古き良き(大正時代)雰囲気の物だ。

山林付きで山遊びも出来そうだ。

屋根付き駐車場もあるし友人たちが複数訪れても泊まるスペース(ロッジ)は充分にある。

今の家で充分満足しているが別の楽しみ方が出来ると思うと何だか妙な気分になるのだった。

目移りしたり後悔しているわけではない。

運だとか縁だとかで説明するしかないめぐり合わせ。

友人に話した。

お互いに「宝くじ買おうか」と言って笑いあった。

作家たちのオープンハウス 09

2009-12-05 10:24:10 | Weblog

作家たちのオープンハウスに行って来た。

まずは曉雲窯に行き続いて永松朝子さんのアトリエに。

いつものコースであった。

それでも毎年少しずつ違いを見つける。

朝子さんのところで去年手なずけた犬のクロちゃんは私を覚えていてくれた。

今年は何と膝の中に入ってくれた。

朝子さんのオドロキ顔を見て私は満悦した。

今回は初めて春野の作家を訪れた。

「春野陶房」吉田さん。

真っ白いネコ(ショカ君)がお出迎えしてくれた。

そして黒い柴犬(はるちゃん)も。

申し訳ないが、そのあと作品を見に行った。

4個セットで3000円の容器が気に入った。

見ている矢先に作家が持って行ってしまった。

お買い上げになった人が居たのだ。

作家に「もうワンセットありますか?」と聞くと

「これしかありません」という答えが戻ってきた。

ますます欲しくなった。

買い上げた人に「割る2 しませんか?」とダメモトで聞いてみた。

何のことか分からなかったようで、しばらくしてから

「半分コしますか?」と言ってくれた。

お礼を言って割る2 してもらった。

当然どれを選ぶのかは先客が優先で金額も、そちら任せだ。

大 中大 中 小 という4個だったが私は 中と小は回ってきた。

「この片割れがそちらにあることを意識して使わせていただきます」と言って支払いをした。

作家たちは、どの工房でも日常と違う接客を楽しんでいるようで、その喜びが私たちにも伝わってきた。

作品だけでなく作家やそのお客さんと触れあえるこのオープンハウスが大好きだ。


蛇口を換えた

2009-12-04 08:23:49 | Weblog
実家の台所の二箇所ある蛇口の一つから水漏れが始まった。

時間の豊富な私が修理を担当した。

シングルレバーの物は中のバルブを交換する必要がある。

そのバルブ代が、とても高い。

そして私個人的にシングルレバーの物は洒落ているように見えるだけで不便だと思うことが多い。

「原始的な物に換えたらどう?」

と言ってみると

「いいよ」

ということになって、わざわざ新しい形から古い形への変更となった。

ホームセンターで2バルブの水栓金具を購入してきた。

もっと安価かと思っていたのだが6800円もした。

以前からの金具をモンキー一丁で外した。

取り付けもモンキー一丁で出来た。

イチバンてこずったのはシールテープだ。

水道管に金具を取り付ける際にネジ部分に巻く水漏れ防止用のテープ。

どの程度巻けばよいのか全く分からない。

とりあえず、ある程度巻き、取り付けて具合を見てはやり直すという試行錯誤方式で進めた。

それがOKとなるとお湯側と水側の金具の高さをあわせる。

あとは蛇口を着けるだけだ。

元栓を開いたらシールテープの不備で水漏れをした。

その部分をやり直しをしたら今度はOKだった。

これで水漏れがあっても蛇口のコマ(パッキン)を取り替えるだけで済む。

形を古くしたがメインテナンスは楽になった。

これは進化か退化か。

ミカン撰果場

2009-12-01 08:24:13 | Weblog
友人から教わった農協のミカン直売所に行って来た。

小さな直売所の隣に大きな撰果場がある。

農家に摘果されたミカンは、ここに集積されて出来や大きさで撰果される。

撰果されたミカンは、それぞれ種別の箱に詰められて各箱別に出荷準備の体制となる。

そして各地の果物屋なり八百屋なりに出荷される。

だからここは商品となったミカンが真っ先に入手できる場所なのだ。

直売所で味を確かめ大きさを決めて注文した。

ちょうど品切れだったので係りのおばちゃんが隣の撰果場に取りに行った。

妻が追加注文をしたついでに私が直接現場のおじさんから受け取った。

箱詰めされたミカンは長いベルトコンベアーに乗って流れてくる。

その途中でサイズを確かめて1箱また1箱と流れから取り除かれて私の手に渡る。

それを台車に乗せて自分の車に運んだ。

このミカンは有名な三ケ日の隣の町の物だ。

農協が別なので三ケ日ミカンとは呼べないが味は変わらないと思う。

ほぼ同じ条件で育てられているのだから。

ブランド料の無いお得な商品であろうと思う。

台車を元のところに納めて戻ると手間の省けたおばちゃんは気を良くして両手に持てるだけのミカンを土産として持って来てくれた。