伏見稲荷の門前ではスズメの焼き鳥が名物だが、そのスズメが激減していて日本では手に入らないので中国から輸入しているなんて記事を読んだのは随分前だったと思います。
へえ~、伏見稲荷ってスズメの焼き鳥で有名だったのか。一度しか行ったことないし、その時には気が付きもしませんでした。
そんな記事を読んで、そう言えば子供の頃にはどこにでもいたスズメでしたが最近は余り見ないような気がするなぁと思い、気をつけていましたが、時々は見かけますが、子供の頃のようにどこにでもいるということはありません。やはりかなり減っているようです。
しかし、我が家の回りも彼等の餌の稲田がなくなっているのですから仕方ないのかもしれません。
しかし、減少がハッキリしている訳でもないようです。
日本人の暮らしと密接なスズメは都市化に伴って減少しているのか? そんな疑問を受け、「日本野鳥の会東京」がスズメの全数調査に乗り出した。「ものさし鳥」といわれ、野鳥を見分ける上で基準となるスズメ。スズメの生息する環境は何を意味するのか。(日出間和貴)
寿命は1年3カ月
「道に迷ったらスズメを探せ」――。山奥などでスズメを見かけたら、それは近くで人が暮らす証し。たとえ道に迷っても、スズメを見かけたらあきらめるなという教えだ。
日本野鳥の会の安西英明主席研究員は著書『スズメの少子化、カラスのいじめ』(ソフトバンク新書)で、人が住む環境と深くかかわってきたスズメの習性を紹介している。
「都市化が進む中、各地で『スズメを見かけなくなった』という話をよく聞く。しかし、スズメが実際に減ったかどうか科学的に判断できるデータはない」
スズメは我が家の周辺では確かに減っています。我が家の庭に来る鳥も、スズメじゃなく第2214回で書いたしらさぎとかヒヨドリやムクドリなど子供の頃には見かけなかった鳥ばかりです。カラスも増えましたね。
そう言えば、ひばりやトンビも見なくなりました。珍しいのは年に一度春先にウグイスが来て鳴くようになったことです。
スズメが減ったというより生活環境が変わって餌が変わってしまい、そのために違う種類の鳥が来るようになったのかもしれません。
それが良いのか悪いのか!