昨日も日本の明治時代の本の話題でしたが、今日は、戦後、GHQの日本弱体化の陰謀のもとに行われた焚書の話題です。
焚書坑儒と言えば秦の始皇帝の悪政の最たるものとして教わりましたが、こんなことはあの時代だけかと思ってたらなんと戦後に我が日本で行われていたと は驚きです。GHQというのは本当に取ってとんでもないことを仕込んで行ったんですね。あの平和憲法を筆頭に。敵ながら日本を二度と立ち上がらさないよう にと仕込んだ仕組みは見事ですね。又、それに何時までも目が覚めない日本もやはり世界の非常識なんでしょう。
しかし、ここに来て、皮肉ですが、アメリカが軍の為に開発したと言われるインターネットでその流れが変わってきたことを考えると皮肉なものですね。
宮崎正弘の国際ニュース・早読みより 8/30
ワシントン軍縮会議の狙いは日本の海軍力を抑え込み英米の事実上の軍拡だった
欧米列強の卑劣な謀略と巧妙な駆け引きを正確に認識していた日本
西尾幹二『GHQ焚書図書開封8 日米百年戦争』(徳間書店)
このシリーズもはや第八弾となった。
いうまでもないことだが、GHQが日本占領中にふたたび日本に大和魂が蘇生しないように、一方で出鱈目な東京裁判を進行させ、他方では「太平洋戦争史観」 というでっち上げの歴史を強請し、それまでの歴史教科書を墨で塗りつぶさせた。そして米軍の日本占領に邪魔になる書物を焚書として摘発した。
発禁処分となった本は7700冊。その大半を収集分析し、いかなる思想的背景があったかを探るとともに、焚書された書物こそが日本の立場と歴史をただしく伝える良書が多かった事実を、このシリーズは静かに着実に伝えてくれるのである。
本来なら、こうした作業は国家がやるべきことである。
そ れにしても大変な労作であり、この西尾さんの大がかりな作業を裏で支える人々、口述筆記を纏める編集陣も、資料を収集し分析する舞台裏の協力者、そして連 続講座を放映した桜チャンネルと、このシリーズの出版を決断した徳間書店を一つのチームと喩えるなら、たとえば「菊池寛賞」をあたえるべきではないか。… 以下略
本当に国家がやるべきことですね。もういい加減目をさまさないと先は無いですね。